世界的ブランドであるルイ・ヴィトンですが、その始まりは1つのトランクから始まりました。そこから今日までの発展の歴史と、日本との意外な関係についてご紹介します。
ルイヴィトンは、現在ではLVMHグループを代表するブランドとして、幅広いアイテムが揃っています。ルイヴィトンの起源は、元々トランク職人であったルイヴィトンによって、1854年に世界初の旅行用バックの専門店としてパリにオープンしたことが始まりです。当初ルイが作っていたのはごく普通のデザインのトランクでしたが、蓋が平らで簡単に積み上げることができて、革よりも軽く防水性も備えたコットン生地を使用した「グリ・トリアノン」というトランクを考案したことによって、人気に火がつきました。その後、1867年のパリで行われた万国博覧会で銅メダルを獲得したことによって、世界的な高評価を得ることになり、各国の王候貴族にも愛用されるようになりました。
ルイ・ヴィトンの製品は、トランクの上に布地を張るという手法であったため、他のブランド以上に数多くのコピー商品が出回ることとなりました。ルイ・ヴィトンのデザインの歴史はいかに模倣を防ぐかという、デザイナーの苦心の表れでもあるといえます。定番ラインであるダミエも、3代目ジョルジュがベージュと茶褐色の格子にルイ・ヴィトンの銘を入れたものです。商標登録もされましたが、それでも数多くのコピー商品が出回ってしまいました。その後もデザイナーと模倣する側の攻防が続きますが、数多くのコピー商品に圧されることなく今日の成功があるのは、本物が持つ高級感とデザイン性、製品を作る上での高い技術力が多くの人たちに愛されているからなのです。
今でこそ世界的に事業を展開する大企業ルイ・ヴィトンですが、1970年代まではファミリーで経営しており、フランスのローカルカンパニーの1つでした。しかし、4代目アンリ・ルイ・ヴィトンが、海外旅行ブームでパリの本店に押し寄せる日本人観光客の姿にヒントを得て、大きな経営転換をすることになりました。外部から招いた経営専門家に経営を任せ、自らは会長職となり経営から離れることになりました。その後、ルイ・ヴィトン社は様々なジャンルの有名ブランドを傘下に収め、グループを拡大していきました。それぞれのブランドの持つイメージを損なわずにグループの成長を続け、今日のような超巨大企業となりました。その後も多くの日本人とのコラボレーションもあり、日本との関わりが深い海外ブランドとなりました。
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