お気に入りの腕時計たちを、季節を問わずベストコンディションで保管する方法をご紹介します。
時計を使わないときは、保管する前に汗、汚れ、水分などを眼鏡ふきなどの布で落としておきましょう。汚れたままで保管するとサビや雑菌の繁殖の原因となり、再び身につけたとき服を汚してしまう恐れもあります。
時計を保存するには、常温(15度~25度)で、温度の変動が少ない場所、湿度が低いところを選んでください。そして、ホコリのある場所、磁気の影響を受けるところ、(テレビ、パソコン、スマホ、オーディオ、マグネットの近く)、化学物質の近く(マニキュア、化粧品、クリーナー、洗剤、接着剤)は避けて下さい。磁気の影響を受けるところは時計の性能が狂う可能性があります。また化学物質の近くは文字盤やバンドが変色する恐れがあるのでご注意ください。
使わない期間が1~2ヶ月程度の場合は、潤滑油の硬化の心配はありませんのでそのまま保管しておいても大丈夫です。それ以上の期間になるとムーブメントの油が酸化して固くなってくる恐れがあります。また、いくつもの自動巻時計を使い分けている場合、止まってしまったら時計合わせに手間がかかってしまいます。そういった場合はワインディングマシーンを使うといいでしょう。
クオーツ式は常に動いている状態で保管するのが理想的です。電池式の場合は電池切れまま放っておくと、液漏れによって故障する恐れがあります。ソーラー電波腕時計は、電波の届かない場所には置かない、家電のそばなど電波受信の妨害となるところに置かないといった注意が必要です。
腕時計を保管しておくには、買ったときに入っていた化粧箱に入れて風通しのいいところに置いておくといいでしょう。保管するためのアイテムも見て楽しむことができるものがたくさんあります。むき出しの状態にはなりますが、見た目が楽しい腕時計スタンド、ボックス型・アタッシュケース型などのコレクションボックスは、クッションもついていて保護性抜群、中が見えるタイプなら眺めて楽しむこともできます。アクリルケースは時計屋さんで陳列しているようにおしゃれで、値段も手ごろです。そして、巻時計に便利なのがワインディングマシーン。1本から4本同時巻きなど収納数もデザインも豊富で、自動的に時計回りや反時計回りなど回転パターンがプログラムされており、収納したまま時計のねじを巻いてくれます。
大切な貴金属の輝きを維持する為の保管方法
季節によって変わるブランド財布の保管の仕方