機械式腕時計はクォーツなどの電池式と違い、「ゼンマイを巻けばずっと使い続けられる…」と考えている方も少なくありません。しかし、現代の技術では、メンテナンスフリーで正確に時を刻み続ける機械式時計は作れないのです。それは、世界トップクラスの技術を誇るロレックスであっても同じこと。どれほど質のよい機械式腕時計であっても、定期的なメンテナンスが必要となります。
腕時計に欠かせないメンテナンスといえば、やはりオーバーホール(分解点検修理)です。今回は、ロレックス腕時計のオーバーホールについてお話します。買取価格にも影響することがあるのでしょうか?
まずはロレックス腕時計のオーバーホールの必要性からお話しましょう。一部クォーツのモデルの製造していたこともありましたが、現在のロレックス腕時計のラインナップはほとんどが機械式となっています。
機械式腕時計はいくつもの小さなパーツが内部でかみ合い、ひとつの機械として動作することにより時を刻んでいます。常に動き続けているため、どれほど完成度の高い機械であっても、パーツ毎の摩擦は避けられません。当然パーツは摩耗し、鉄粉などが発生することになります。同時に機械油も追加しなければスムーズな動作ができなくなるのです。
その問題を解決するのがオーバーホール。定期的に摩耗したパーツの調整や鉄粉の除去、注油を行います。オーバーホールを怠ると精度が落ちるだけでなく、故障の原因になることもあるのです。なお、オーバーホールの頻度は状態やモデルによって異なりますが、3~5年に1回は行う必要があります。
ロレックスは高級腕時計の代名詞的存在です。そのため、基本的にはどのモデルであっても、買取価格は高値で安定しています。
そんなロレックス腕時計であっても、オーバーホールの有無によって買取価格が変動する可能性は少なからずあります。熟練の鑑定士は見た目だけで判断するのではなく、時計を少し振ったり、音を聞くことでその時計の状態を判断します。見た目に問題はなくても、機能面で査定額に影響がでる可能性があるのです。
そもそも、腕時計は状態によって買取価格が変動するもの。長期にわたってオーバーホールをせず、機能面に問題が生じてしまうと、時計としての価値を失ってしまいます。当然ながら、正常に動作しない腕時計は買取価格が下がります。
また、その腕時計を継続して使い続けるのであればオーバーホールは欠かせません。購入時から3~5年ほど使い続けるのであればオーバーホールをし、そうでなければ売却を検討するのも手です。オーバーホールの周期は、売却を検討するタイミングにもなります。
ロレックス腕時計のほとんどが機械式です。定期的にオーバーホールをしなければ精度は下がってしまいますし、故障の原因となることもあります。しかし、故障さえしていなければ買取価格に影響することもありません。オーバーホールが必要となる頃には、同時に売却についても検討してみましょう。
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