世界中で愛され、時計ブランドとしてのステータスを確立しているロレックスは、精巧な造りや品質の高さで多くの方の支持を得ています。一方で、その価値や人気から偽物が多く出回っているブランドでもあります。中には、自分が偽物を持っていると知らずに買取に出し、そこでレプリカと判明するケースもあります。 では、ロレックスの本物と偽物を見分ける方法はあるのでしょうか。今回は、見分ける方法の中でも代表的なものについてご紹介します。
時計の文字盤に日付が表示されるデイト表示において、ロレックスでは午前0時になると瞬時に切り替わる機構を採用しています。これがデイトジャスト機能であり、ゆっくり時間をかけて切り替わる他の安価な時計とは一線を画すものといえます。 ロレックスの真贋を見極めるときに、このデイト表示を見ると見分けがつきやすくなります。偽物はやはり他の時計と同様に、デイト表示がゆっくりずれていきます。一方本物は午前0時にすぐに表示が切り替わるだけではなく、その瞬間にカチッと音がすることも特徴です。
モデルによって多少の違いはありますが、ロレックスの文字盤の上部にはブランドマークである王冠とブランドロゴが配置されています。この王冠とロゴのバランスについても着目することが大切です。 本物は全体的にシャープであり、王冠のシルエットもくっきりしています。またロゴに関しては、本物は細身の明朝体が使われており、特に「O」の文字の上下が細く、左右が太い字体です。一方で偽物は、王冠もロゴもどこかぼんやりしており、シャープさが見られません。さらに偽物は王冠の尖り部分が短かったり、ロゴの「O」の文字は全体的に同じ太さになっていたりなどの特徴があります。
ロレックスの文字盤のガラス面には、6時の位置に薄く王冠の透かしが入っています。この加工は、2000年以降にロレックスで製造された製品すべてに施されているものです。なお、肉眼で確認するのは難しいほどに精巧に彫られているため、本物であればガラス面を傾けてルーペで見ないと分かりません。 ところが偽物の場合、この王冠の透かしが肉眼でもはっきり分かる程度に彫られており、さらに彫りも雑であることから、真贋の区別をつけるポイントのひとつとなります。
ロレックスでは、文字盤やベゼル部分などに、夜光塗料が塗られているモデルも多くあります。この夜光塗料の塗り方や量についてもチェックしておくことが大切です。 本物だと、例えば数字の中に夜光塗料が塗られているモデルであれば、きちんと文字に沿ってきれいに入っています。またインデックスの「▽」や「□」などの部分にも、隅まできっちりと夜光塗料が塗られているのが分かるはず。一方で偽物の場合、数字の中もインデックスにも雑に夜光塗料が塗られており、量も少ないことが多いのです。
以上にあげた真贋の見分け方は、比較的自分でも判断しやすいものです。しかし、不安であればブランド品を専門とする買取業者に持ち込んで、まずは査定見積もりをしてもらうのがおすすめです。このような買取業者なら、ロレックスの知識が豊富で真贋の見極めも正確に行うことができます。
人気であるがゆえに、偽物も多く出回っているロレックス。本物と偽物を区別するポイントを押さえ、賢く売買を行いましょう。
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