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2019.8.8

金の密度の求め方・本物の金の見分け方を徹底解説

金は古くから貴金属として高い価格で取り扱われてきました。かつては、主に装飾品として扱われてきましたが、やがて金自体に価値が付き、投資や蓄財の対象としても扱われるようになりました。

資産としても人気が高く流通量が多い金ですが、残念ながら偽物も多く出回っています。
この記事では密度の求め方や本物の金の見分け方について解説します。

金の密度について

金の密度について

金が本物かどうかの判断材料とひとつとなるのが密度です。
金は、純金だけでなく、密度によってK22やK20、K18といったさまざまな種類があります。純金は比較的柔らかいため傷がつきやすい性質を持っています。

柔らかさを補うため、銀や銅などの金以外の物質を合わせることで硬度を増し、加工しやすくしています。金の純度が100%である純金の密度は19.32g/cm3で、K22やK20などそのほかの金は密度が異なります。

ちなみに、金属の中で最も大きな密度をもつものオスミウムの密度は22.57g/cm3、最も小さな密度をもつリチウムは0.534g/cm3です。銀の密度は10.5g/cm3、銅の密度は8.96g/cm3となります。

各種類の密度

合金の主成分の含有量を「純度」あるいは「品位」と表現します。

金の純度を示す単位はK(カラット)で表現され、金製品にどのくらい純金が含まれているのかを24分率が用いられています。K(カラット)は、金の品位表示法として伝統的に使われている単位です。K24がほぼ純度100%の純金であり、K18であれば100×(18/24)=75%純金が含まれた物質であることがわかります。

金の種類 含まれる金の割合 密度の範囲
K24 99.99%以上 19.13〜19.51g/㎤
K22 91.6~91.7% 17.45〜18.24g/㎤
K18 75.0% 14.84〜16.12g/㎤
K14 58.5% 12.91〜14.44g/㎤
K10 41.6% 11.42〜13.09g/㎤

この表から、K24からK22、K20と金の割合が小さくなるごとに密度も小さくなっていることがわかります。

金の密度の求め方

密度とは「物質の単位体積あたりの質量」のことですが、密度を出すためには重量だけでなく体積を算出する必要があります。物質の体積は、物質の重量から水中重量を引くことで算出できます。

ここでは、金の体積や水中重量を算出する具体的な実験方法を紹介します。

密度を求める手順

密度を求める手順

金にはさまざまな種類があり、判断するためには密度を求める必要があります。ここでは、比較的手軽にできる具体的な金の密度の求め方を紹介します。

<用意するもの>

  • 重量計
  • プラスチックの容器
  • 水(適量)

<手順>

①調べたい物質(金)の質量を重量計で測ります。

②物質に糸を結びます。

③プラスチックの容器に水を注ぎます。

④重量計にプラスチックの容器を置き、電源を入れます。

⑤メモリをゼロにリセットし、物質をゆっくりと水の中に入れます。

⑥この時の重量を測ります。

手順①で出した数値がこの物質の重量となり、手順⑥で出した数値が金の水中重量となります。

これらの数値を密度の計算式に当てはめることで、金の密度を算出することができます。密度に計算式は、以下となります。

密度=重量÷体積 密度=重量÷(重量−水中重量)

本物の金の見分け方

本物の金の見分け方

金は僅かな量でも高値がつくため、昔から金の偽物が作られて出回っていました。製品の表面に貴金属のメッキをかけて金と同じ色に仕立てた偽物や、表面は金でありながら内部に貴金属以外の詰め物をした偽物など、さまざまな偽物が存在します。

金の偽物が世の中に出回ってしまうと、金に対する信頼が失われる危険性があります。信頼が得られなければその価値は下がってしまい、宝飾品や投資としての役割を果たせなくなります。金の価値を守るために、その真偽を確かめる方法が必要とされています。

現在はテクノロジーの発展により、高度な機器を利用するなど複数の方法で金の真偽を確かめることができます。しかし、正確な金の真偽を確かめる機械は、一般家庭には存在しません。

そのため、ここでは、現代でも採用されている本物の金の見分け方を紹介します。

基本的な方法

●重さを測る
表面に金メッキを施している偽物は一見判断しづらいですが、本物の金は重みがあり、偽物はとても軽いです。同じサイズのものを手に取って比較するか、あるいは計量器を使って数値を比べてみると一目瞭然です。

●密度を調べる
密度は、見た目よりも正確に物資の性質を判断できる材料のひとつです。金はほかの金属類と比べて密度が大きいことから、密度で判断することは比較的容易といえるでしょう。
ただし、密度を測って金を判別する方法は決して万能ではありません。アクセサリーの中には、中が空洞であったり特殊なデザインのものなど正確な密度を図ることが難しいものがあります。

さらに、タングステンの密度は19.25g/㎝3とほとんど純金と変わらないことから、密度の数値だけで判断すると見分けられない可能性も否定できません。あくまで密度は参考材料のひとつとして、最終的にはさまざまな要素を加味して総合的に判断することをおすすめします。

●刻印を見る
通常、本物の金のアクセサリーには「K」という刻印があります。24金なら「24K」、18金なら「18K」というように、指輪の内側やネックレスの結合部分に刻印がありますが、金メッキであればそのあとに「GP」や「GF」といった刻印があるため判断が可能です。

しかし、ごく稀に「GP」や「GF」の表記がない偽物を本物の金製品として販売するケースがあるため注意が必要です。この場合、金に比重が似ているタングステンを金と偽っていることが多いです。

また、刻印を偽っているケースもあります。K24と刻印があるのに実際はK18であるなど、実際の刻印より純度の低いものや価値の低い金属を使っているケースです。新品の金製品を取り扱うお店でこのような偽物が出回る可能性は低いものの、中古品を取り扱う業者では流通している場合があるため注意しましょう。

●磁石を近づける
本物の金の場合は、磁石を近づけても反応しません。一方で、金メッキが施された偽物に磁石を近づけると反応することがあります。
ただし、銀など磁石に反応しない金属を使っている場合は当てはまらないため注意しましょう。

●色を確認する
純金からK22、K20と金の含有量が下がるごとに、見た目の輝きも変わります。一般的に純金は淡い綺麗なオレンジ色を帯びています。金の純度が下がっていくとオレンジの色合いが減り、徐々に黄色の色合いが増えていきます。
色の違いは単体ではわかりにくいことから、慣れないうちはほかの含有量のものを並べて見比べるといいでしょう。

機器を用いる方法

●試金石検査を行う
「試金石」と呼ばれる特殊な石を使って金の判別を行う方法があります。試金石は、珪酸(けいさん)を主な成分とした黒い鉱石です。

金属を試金石にこすり付けて削り取られた部分に硝酸をかけて金属の種類を判断します。金であれば破片が解けることはありませんが、ほかの金属の多くは溶けてなくなってしまいます。多少なりとも商品を削る必要がある点がデメリットです。

●蛍光X線分析装置を用いる
貴金属の成分分析を目的として作られた高性能な蛍光X線分析装置を使う方法があります。機械の中に入れてボタンを押すだけで、数十秒で貴金属の成分分析の結果が出ます。この方法は素早く正確な解析ができる分、価格が高額である点がデメリットです。

まとめ

金とほかの金属を区別する方法は複数あります。今回は物質の密度により判定する方法を中心にいくつかの手段を紹介しましたが、いずれかひとつの方法に頼ることはあまりおすすめできません。

自分で調べたり、機械を使ったりと、金か否かを確かめる方法はさまざまですが、正確でなかったり、費用が高額であったりとデメリットもあります。手軽に、かつ正確な結果が知りたい場合は、金の買取店でプロの鑑定士に鑑定を依頼するのがおすすめです。正確な鑑定結果をもらえるだけでなく、売却を考えている場合にはそのまま売ることも可能です。

間違って偽物の金を取り扱わないためにも、今回の記事を参考にして金の真偽を確かめましょう。

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