海洋汚染や海洋生物への影響などの懸念がある、プラスチック製品。エコリングのコラムでも、何度かプラ製ストローの問題や現状、企業の取り組みなどをご紹介してきました。
プラスチック製品の使用をやめようという脱プラの流れは、現在ストロー以外でも加速しています。そこで今回は、脱プラに向けての動きをピックアップしました。私たちの身近な存在であったプラスチックは、今後どのように変わっていくのでしょうか。さっそくチェックしていきましょう。
ストロー、レジ袋、食品トレー、ペットボトルなど、プラスチックで製造された身近なものはたくさんありますね。このように、私たちは今までとても便利で使いやすいものとしてプラスチックを多用していました。プラスチックは軽くて丈夫、扱いやすいなどメリットはたくさんあります。しかし、ごみとして捨てられた場合に自然分解されないというデメリットも。以下は、2016年に発表されたダボス会議での報告書の内容です。
“2050年には、海で泳いでいる魚よりも漂流しているプラスチックの方が多くなるかもしれない”
「プラスチックはリサイクルできるからエコである」というような考えもありましたが、この驚きの発表により、今はプラスチック削減や脱プラの動きが活発化しているのです。
世界のプラスチック削減や脱プラを目指す動きに、大手企業も次々と取り組みを発表しています。ここでは、日本にも店舗がある世界企業や日本の大手企業の取り組みなどをご紹介しましょう。
現在、いろいろな素材を使ってプラスチックの代用をしようという、開発や取り組みが進んでいます。どんな素材でどんなプラスチック製品を代替えしようとしているのか、以下にまとめたのでチェックしていきましょう。
丈夫で軽量、リサイクルできる便利な素材として普及してきたプラスチック。海洋汚染や海洋生物へ悪影響を与える可能性があるとわかった今、その使用を見直す必要があります。
今後、プラスチックの削減や脱プラに向けて世界の企業がどのように動いていくか、より注目していきましょう。
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