現在芳香剤や洗剤などに多く使われている香料は、石油系の原料を使って人工的に作られたもの。香りが持続するメリットがありますが、化学物質に敏感な人には頭痛などの症状が出ることも。その点、天然成分100%のエッセンシャルオイル(精油)は、比較的安全に良い効果を得ることができます。そこで今回は梅雨や夏に使いたい精油をご紹介!アロマディフューザーなどを使う芳香浴が広く知られていますが、個人的にぜひおすすめしたいのがスプレーです。スプレーは簡単に作れるので、ぜひ活用してみてくださいね。
ご存じの通りアロマは香りのことで、そのアロマを美容や健康に役立てようとする自然療法を、アロマテラピーと言います。アロマテラピーで使う精油は、天然の植物から抽出したオイルのことで、100%天然成分です。アロマには私たちにうれしい効果がたくさん。アロマを生活に取り入れてみませんか?最も簡単に取り入れるには、芳香浴がおすすめ。アロマポットやアロマディフューザーで部屋に香りを充満させて、リラックス効果を得ることが目的です。ただし1歳未満の赤ちゃんにはアロマは原則禁止。3歳未満の赤ちゃんは薄めの精油での芳香浴ならOKです。ただし、使える精油はラベンダーやオレンジスイートなどに限られるので、注意してくださいね。また、精油は肌に直接つけるのはNG。マッサージなどには、かならずキャリアオイルで希釈してから使いましょう。
梅雨や夏はジメジメと暑さからイライラしがち…さらに熱帯夜で寝苦しさを経験する人も多いでしょう。少しでも快適に夏場を過ごすためのおすすめ精油をご紹介します。
ここからは、梅雨や夏にありがちな、おうちの憂鬱を解消するための、アロマの使い方をご紹介します。3種類のスプレーの作り方をご紹介しますが、共通して注意していただきたいことがあります。スプレーは手軽に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
【部屋干しや靴の匂い解消】
梅雨時の部屋干しの匂いや、汗をたくさんかく夏場の靴の匂い、気になる人も多いのではないでしょうか?そんなときには殺菌・抗菌作用のある精油、ティートリー・ユーカリ・ラベンダー・レモン・ジュニパーがおすすめ。これらの精油でリネンスプレーを作ってみてはいかがでしょう。
【ジメジメなお部屋をすっきり空間に】
湿気が多いこの時期、じっとりした空間を少しでもすっきり爽やかにしたいですよね。そんなときにルームスプレーはいかがでしょうか?精油は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系や、清涼感のあるペパーミント、そのほかクラリセージやマージョラムもおすすめです。気分のリフレッシュにもなるので、朝空間にスプレーして香りを身体に取り入れるのも効果的です。
【虫よけ】
精油には虫を殺す効果はありませんが、虫がいやがる香りを使うことで、虫よけの効果が期待できます。シトロネラ・ユーカリ・ゼラニウム・レモングラスは虫よけ効果が高い精油。この中から1種類使うか、ブレンドするかはお好みでOK。
精油は単品で使うかブレンドするかは、好みで決めてOK!アロマテラピーにおいては、自分が心地よいと感じる香りが効果的なのです。ブレンドする場合は、2~3種類までにすると失敗が少ないでしょう。ぜひこれからの季節、香りを上手に使って、気持良く快適に過ごしましょう。
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