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扇風機をより効果的に!保冷剤で冷え冷えのライフハックでエコに夏を乗り切ろう

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2019.9.3

年々夏の暑さが厳しくなってきている日本。自然の風だけで暑さをしのぐのは難しい日も多いですよね。かといってクーラーを使えば電気代は大幅に高くなるし、肌やのどの乾燥など健康面への影響も気になる…。そんな時に必須なのが扇風機。「扇風機だけではたいして涼しくならないんじゃないの?」と思う人に、今回は保冷剤と扇風機を組み合わせてつくる、エアコン要らずの涼の感じ方をご紹介します。

蒸し暑い時期の必須アイテム扇風機、気になる電気代は?

保冷剤の使い方を説明する前に、扇風機をメインで使用すればどれだけの電気代を節約できるかという解説をしていきましょう。
クーラーと扇風機をどちらも毎日使用した場合、圧倒的にクーラーのほうが電気代が高くなるイメージはあります。具体的にはどれくらい違うのでしょうか。夏の1ヶ月間、毎日18時間使用したという設定で電気代を計算して比較します。
クーラー1日の消費電力量を2.88kWh(定格運転3時間+送風運転15時間)とし、1kWhあたりの電力量料金を27円として計算すると、クーラー分の電気代は1ヶ月で2332円となります。
続いて扇風機ですが、1日の消費電力量を0.27kWh(15Wで18時間運転)とし、1kWhあたりの電力量料金を27円として計算すると、扇風機分の電気代は1ヶ月219円となります。なんと10倍近く電気代が違うんですね。思った以上の差に驚く人も多いのではないでしょうか。大幅に電気代を節約したいなら、真夏に扇風機を上手に活用することが重要ということです。

保冷剤をとりつけることで冷風扇になる!

では、扇風機をよりパワーアップさせて効果的かつ経済的に使うには具体的にどのようにしたら良いかを続けてご紹介します。
基本的に扇風機にはクーラーと違い、送風の機能しか備わっていません。風そのものを冷やす力がないため、電気代が安いというわけです。暑くなっている部屋で扇風機をただ回すだけでは、生ぬるい空気をかき混ぜるだけであまり涼しさは得られないでしょう。
では、扇風機で送る風を冷やせばクーラーに近い効果が得られるのではないでしょうか?ということで、登場するのが保冷剤です。保冷材は、スーパーで冷凍食品を購入したり、ケーキを買った際につけてもらえることが多いアイテム。成分は吸水性ポリマーという物質なので、溶けてもなくなることはなく冷凍庫で冷やせば何度でも使えます。
保冷剤は冷凍庫から出した時にはカチカチに凍っていますが、外に出した時から溶け始めて冷気を放出させています。その冷気を扇風機の風に乗せて冷風扇のように使用することで、部屋の温度を下げようという単純な作戦です。
より効果的に風を巡らせるコツとしては、まず部屋にこもった熱気を外に逃がすため窓を開け、自然の風の通り道を作ります。部屋の対角線上にある窓を開けるとより効率が良いです。また、自宅に扇風機が2台以上ある場合は保冷剤を取り付けていない方の扇風機を壁に向かって送風させて下さい。これで天井付近にこもった熱気も壁を伝って外に追い出すことができます。

保冷剤の取り付け方と注意点

扇風機に保冷材を取り付ける際のやり方としては、100均の引っ掛けるタイプのカゴを扇風機の背面に引っ掛けて保冷剤を入れることをおすすめします。前面に取り付けた方が良いように思われますが、風が保冷材に直接当たると溶けるスピードが上がってしまうこと、扇風機は後ろの空気を取り込んで風を送るという特徴から、後ろに付ける方がより効果的に涼しくなると考えられます。
注意するべきなのは、保冷剤が溶けるときに滴る水滴が機械部分にかからないようにするという点です。扇風機も家電なので、当然水には弱いです。保冷剤は必ずタオルやガーゼなどに巻き、水分が落ちないように気をつけてくださいね。

扇風機をメインにして夏をエコに乗り切るためのライフハックをご紹介しました。クーラーで涼しくなった部屋も快適ではありますが、電気代や健康面、エコを考えるとガンガン使うのは避けたいもの。保冷剤で扇風機をパワーアップさせ、効果的な風の送り方など工夫をこらすことでクーラーいらずの夏に近づけるんです。身近な素材で簡単にできるので、ぜひ暑い時期には試してみてください。

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