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野外イベントなどでよく見るリユースカップ!どんな役割があるの?

SDGs
2018.9.21

野外イベントなどで使われているリユースカップ。何気なく使っているけど、実際にはどんなものなのか分からないという人も多いのでは?
実は、多くの人が集まるイベント会場では、使用済みコップなどの大量のごみが排出されていることが問題になっていたんです。大量のごみの処分には、手間と労力がかかるだけではありません。焼却や埋め立てにもコストがかかり、エネルギーが必要になるため、人や環境に負担がかかっているのが現状。
そこで、イベント会場でのごみ削減の強い味方!リユースカップについて調べてみたので紹介します。

そもそもリユースカップってどんなもの?

洗って繰り返し使えるのがリユースカップの魅力です。一般的な紙コップや使い捨てタイプのコップは、1度しか使わないほぼ新品の状態で捨てられてしまいますよね。大量のごみが出ていることが問題視され、最近ではリユースカップを積極的に使用する企業が増えています。
リユースカップの素材は、軽くて丈夫なプラスチック製で耐久性に優れているのも特徴。丁寧に使用すれば、100回以上も使うことができる優秀アイテムなんです。イベントなどで使用された後は、洗浄して乾燥をした後に、再使用する仕組みになっています。
1990年代からドイツのサッカー場やイベントなどで利用がスタートしたのが、リユースカップの始まりです。日本では2002年頃から、各種イベント会場・サッカー場・お祭りなどでの利用が広まっています。

ゴミ削減で環境にも優しい!

リユースカップは、4回ほど使用した段階で、使い捨てカップよりもエネルギー・水の消費量に加え、二酸化炭素や固形破棄物の排出量等が下回るという結果が出ています。リユースカップを繰り返し使うことによって、CO2の排出量は5分の1になり、エネルギー消費量も3分の1に減らすことができるんです!利用の仕方によってその効果は変わりますが、環境の負荷を大きく軽減することにも繋がります。
コップをリユースすることで、使い捨てコップのごみが減らせて、資源の節約にもなるのが嬉しいですよね。リユースカップを使うことで、日頃使い捨てしているライフスタイルを見つめ直すいいキッカケにもなるのではないでしょうか。

リユースカップは3Rに繋がる!

皆さんは、3Rという言葉を聞いたことはありませんか?3Rというのは、リユース(再使用)・リサイクル(再生利用)・リデュース(廃棄物の発生抑制)のことをいいます。例えば、使い捨て食器をリサイクルしようと思うと、大量のエネルギーや資源が必要になるんです。はじめに、ひとつの素材の純度を上げていき、その後新たなエネルギーを加えてから繊維などに加工されていきます。そのため、限りある資源を活用するという観点からは、リサイクルよりも省資源・省エネルギーで済むリユースが有効だと考えられるということです。
最近では、缶・ペットボトル・紙容器などもリサイクルができることを前提に開発されたものが増えてきていますよね。さらに、容器包装リサイクル法も発令され、法的にも社会的にもリサイクルのシステムも構築されてきています。
しかし、ごみの発生源を減らすというリデュースやリユースに関しては、リユースカップを使用する市民の方が活動を起こしているのが特徴!リユースカップを使用することで、イベントなどのコストカットにも繋がったという例も多く挙がっているそうです。

環境問題は気になるけど何から始めればいいか分からない…という人でも、リユースカップ利用に協力することなら簡単に始められますよね♡リユースカップの効果が分かったことで、普段使い捨てているアイテムなどの使い方も見直してみませんか?

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