買い物袋が有料化されたことで、エコバッグを持参する習慣もずいぶん浸透してきましたよね。けれど“エコ”という観点からすると、買い物ではまだまだ気になるポイントが。そのひとつが、バラ売りの野菜などを入れるときに使う小さなビニール袋です。このビニール袋を使うたびに「せっかくエコバッグを持参しても、結局小さいビニール袋をたくさん使うよなぁ…」と感じる人もいるのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが、“プロデュースバッグ”を持参することです。プロデュースバッグとは一体どういったものなのか、詳しくご説明しましょう。
プロデュースバッグとは、直訳すると“野菜を入れる袋”という意味です。コットン素材などで作られたものが多く、その名の通り主に野菜などを入れる袋として使います。買い物のときにプロデュースバッグをいくつか丸めて持っておけば、バラ売りの野菜を購入するときなどに、ビニール袋の代わりに使えて便利なんです。
プロデュースバッグは、丈夫な作りのものや洗濯可能なものを選べば、何度でも繰り返し使えます。ちなみにプロデュースバッグは日本ではまだマイナーですが、海外では日常的に使われていて、種類も豊富なんだとか!
ここで、プロデュースバッグを使うことのメリットをいくつか見てみましょう。
・ビニール袋の無駄遣いが減る
いちばんのメリットとして挙げられるのが、プロデュースバッグで代用すれば、買い物の際に使うビニール袋の量を減らせるということです。ロール状の小さいビニール袋は未だに無料の場合がほとんどなので、ついたくさん使ってしまいがち。プロデュースバッグを常に持っておけば、ビニール袋の無駄使いも自然と減らせるはずですよ。
ちなみに、プロデュースバッグにはオーガニックコットンや環境にやさしい素材を使ったものも少なくないので、エコのことを考えるならこうした素材のものがおすすめです。
・通気性がよく湿気がたまりにくい
プロデュースバッグはビニール袋とは違って、通気性が比較的よく湿気がたまりにくいのが特徴です。なかには、メッシュ素材で通気性がより優れるものも少なくありません。ビニール袋の代わりにプロデュースバッグを使えば、「買い物から帰る間に野菜が結露で濡れていた」といったことも起こりにくくなるでしょう。
・そのまま保存袋としても使える
プロデュースバッグは、買い物から帰った後、そのまま野菜の保存袋として使えるというメリットもあります。上でもご説明した通り通気性がよいため、湿気もあまりたまりません。しかもいろんなデザインのものが販売されているので、ビニール袋より見た目がおしゃれなのも魅力です。
プロデュースバッグはエコで便利な一方で、使用する際に気をつけたいこともあります。中でも特に注意したいのが、お店の人にも中身が分かりやすいように工夫すること。これは、会計時に野菜の数を数えやすいように、という配慮はもちろん、万引きを疑われないためにも重要なポイントです。具体的には、メッシュ素材などで中が透けて見えやすいものにする、会計を通るまで袋の口は閉じないといった工夫をしましょう。
また、エコバッグに関しては「お会計が済むまでは広げないでください」としているお店も多いですよね。プロデュースバッグに関してもお店によっては判断が分かれるかもしれないので、使用NGのようであれば、会計が済むまでは使わないようにしましょう。
日本ではまだあまり普及していないものの、海外では一般的に使われているプロデュースバッグ。エコなだけでなく、見た目もおしゃれなので、持っていればお買い物もより楽しくなるはずですよ。ちょうどいいものがない場合は自分で簡単に手作りするのもいいでしょう。ぜひ日常生活に、プロデュースバッグを取り入れてみてくださいね。
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