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ラベルレス飲料がアツイ!ラベルはがしの手間いらず!環境にも◎

SDGs
2021.11.23

ラベルレス飲料を利用したことがありますか?あることは知っているけれど、実際に見たことがない人もいるかもしれません。
今までは主にネット通販でケース販売されていたことが多いラベルレス飲料ですが、最近は店頭での販売や単品販売もスタートし、今後ますます広がりを見せるのではないかと予想されます。
この記事では、そんなラベルレス飲料を紹介します。環境にも良いラベルレス飲料の魅力や実際に私が利用した感想などもお伝えしますので、製品選びの際には参考にしてみてくださいね。

ラベルレス飲料って? 2021年には店頭販売&単品販売が開始!

ラベルレス飲料とは、品名や成分、容器に使われている素材などが記載されたラベルのないペットボトル飲料のこと。2018年にアサヒ飲料がネット通販でラベルレスの水製品を発売したことが、ラベルレス飲料の販売スタートとなりました。
2020年にはラベルレス飲料の商品展開がぐんと広がりました。現在は、お茶や炭酸水、スポーツドリンク、コーヒーなど幅広いジャンルでラベルレス飲料が販売されています。
とはいえ、ラベルレス飲料をまだ見かけたことがない人もいるでしょう。ラベルレス飲料の主な販売経路はネット通販なので、ネット通販をあまり利用しない人にはなじみが薄いかもしれません。
しかし、2021年からは店頭でもラベルレス飲料の販売が始まりました。単品販売もスタートしたので、今後はスーパーやコンビニなどでもラベルレス飲料を見かけることが増えそうです。

ラベルレス飲料はプラスチックゴミ削減につながるエコ製品

ラベルレス飲料は、世界的にプラスチックゴミの削減が課題となっている中、注目されています。
ラベルのついたペットボトル飲料の場合、ペットボトルをリサイクルに出すためにはラベルをはがさなければなりませんでした。はがされたラベルは、プラスチックゴミとして捨てられていました。
なぜペットボトル飲料にラベルが必要だったのでしょうか。それはラベルに製品や容器の情報が記載してあるから。
製品にこれらの情報を記載することが、消費者庁の食品表示法や経済産業省の資源有効利用促進法で定められているため、ペットボトルにラベルを貼り付けていたのです。
ラベルレス飲料は、製品をまとめて販売する際の外箱や袋にこれらの情報を記載することで、個々の表示を省いています。
単品販売の場合は、製品や容器の情報を記載した、小さなタグシールがボトルに貼ってあります。このように販売方法を工夫することで、法的な問題をクリアしつつ、プラスチックゴミの削減を可能にしたのがラベルレス飲料なのです。
なお、ケースなどで販売されているラベルレス飲料をバラ売りすることはできないため、家庭内など限られた中での消費だけにしておくと良いでしょう。

【体験談】ラベルレス飲料を利用して感じたメリットと課題

エコにつながるラベルレス飲料と聞けば、試してみるほかありません!我が家ではネット通販で水をケースで買っているので、さっそくレベルレス飲料に変えてみました。
もちろん、製品の中身はラベルありのものと同じです。ラベルレスのもののメリットを感じるのは、ボトルが空になってから。いつもラベルを取り除いてから袋にまとめているのですが、このひと手間がないだけで非常にスムーズでした。
「爪を切ったあとだとラベルがはがしにくい……」「ラベルを捨てるときにラベルがほかのゴミに貼り付く……」「空のペットボトルがたくさんあるとラベルをはがすのが面倒……」といった悩みも解消できたように思います。
このように便利なラベルレス飲料ですが、1点気になったことがありました。それは、もし冷蔵庫に何本ものラベルレス飲料を入れていたら、何の飲料なのかが分かりにくいかも……ということです。
たとえば、コーヒーの「低糖」と「微糖」の両方が冷蔵庫に入っていたら、迷ってしまうかもしれません。ラベルレス飲料を利用するときには、家族が間違えないような工夫や共通の認識が必要になるかもしれないと感じました。

まとめ

環境に良いことをしようと思うと、ゴミの分別やエコバックの持参といったように、消費者にとっては手間に感じることも多いです。私も「環境のためにできることをしよう」と思いつつも、手間が惜しいと感じることも。
しかし、ラベルレス飲料はエコにもなり手間も減るという、環境にも私たちにもうれしい製品です。ペットボトル飲料を利用するときには、ぜひラベルレスの製品にも注目してみてくださいね。

 

記事を作成・監修したマイスター

Ricca

アロマセラピー検定1級、色彩検定2級

Ricca

なかなか物が捨てられない2児の母です。子供ができてから、エコに興味が湧いてきました。日々の生活に生かせるエコ情報を、楽しくお伝えしてきたいと思っています。

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