健康志向だけでなく、SDGsの観点からも注目されているプラントベースフード(植物性食品)。その中から今回は、プラントベースミート(植物肉)をピックアップ!
プラントベースミートメニューを取り扱う飲食店や、家庭で気軽にプラントベースミートを楽しむためのポイントを紹介します。「プラントベースミートが気になるけれど、どこで食べられるの?」「プラントベースミートを家で調理するコツを知りたい!」そんな方は要チェックですよ。
まずは、プラントベースミートとはどのようなものか、今注目されている理由について知っていきましょう。
◇プラントベースミートは植物由来の代替肉
そもそもプラントベースミートとは、植物由来の食材からできた代替肉の総称です。その名のごとく、食用肉の代わりに料理に使えます。
植物肉、代替たんぱく質、フェイクミート、ベジミートなど、さまざまな呼び方があるんですよ。
欧米ではえんどう豆から作ったものが主流ですが、日本で販売されているプラントベースミートの多くは大豆が原料であるため、大豆ミートと呼ばれることも。
◇プラントベースミートが注目されている理由は?
プラントベースミートが注目されている理由は、健康志向の高まりや動物愛護の観点からだけではありません。
人口増加に伴うたんぱく質不足が回避できる点や、温室効果ガスの排出量・水の使用量が、一般的な食用肉に比べて少ないことなど、地球規模の課題解決の糸口としても注目されています。
では、実際にプラントベースミートはどこで食べられるのでしょうか?
ここでは、プラントベースミートを使ったメニューを取り扱う飲食店をご紹介します。
◇モスバーガー「グリーンバーガー<テリヤキ>」
2021年9月に発売された「グリーンバーガー<テリヤキ>」は、パティはもちろん、バンズやソースも動物性食材不使用!2種類のソースは、別添えで食べる直前にかけられるのがポイントです。マヨネーズには、卵の代わりに枝豆でコクを出すなど、美味しさを引き出すための工夫が凝らされています。
◇タリーズコーヒー「ウェルネスデリ」シリーズ
タリーズコーヒーの「ウェルネスデリ」シリーズはメニューの豊富さが魅力。大豆ミートを使ったタコライスやラザニアプレートは、美味しいうえに見た目も華やか!片手で食べられるピタサンドもありますよ。食事メニューだけでなく、デザートメニューも。イタリアの伝統的スイーツ「カッサータ」は、チーズの代わりに豆乳を使っているのだとか。
◇ジョナサン「畑のハンバーグ」
ジョナサンでも、グランドメニューにプラントベースミートを導入。「十三穀米のロコモコ 畑のハンバーグ」は、大豆由来で食べ応え満点です!ファミレスでの食事は食べ過ぎが気になる…という方は、一般的なハンバーグよりカロリーも脂質も少なめのこちらのメニューは選んでみては?
プラントベースミートは、今や身近なスーパーでも手軽に手に入る食材なんです!
◇カゴメ「パスタソース」「レトルトカレー」
2021年9月、カゴメは、プラントベースミートを使ったレトルトカレーを販売。キーマカレーやほうれん草カレー、マサラカレーなど、多彩なラインナップが楽しめます。ボロネーゼやアラビアータといったパスタソースも。常温保存ができることも嬉しいポイントです。
◇イオン「トップバリュVegetive」シリーズ
イオンやマックスバリュなど、全国のイオン系列・約800店舗でもプラントベースミートが手に入ります。「トップバリュ Vegetive(ベジティブ)」シリーズは、いずれも冷凍食品。「大豆からつくったミンチ」を使えば、ハンバーグや餃子といった食卓の定番メニューがプラントベースミートメニューに変身!一度解凍せずに、そのまま調理に使える手軽さもおすすめです。
◇「大豆ミート」のおうち調理のポイントも紹介!
最後に、日本国内で手に入れやすいプラントベースミート「大豆ミート」を、おうちで美味しく調理するためのポイントを3つご紹介しましょう!
・下味をつけてから調理する
・粒が小さくて使いづらいときは、小麦粉や片栗粉でまとめる
・はっきりとした味付けのメニューに使う
プラントベースミート調理が初心者の方には、味のはっきりした中華料理や洋食に使うのがおすすめです。味付けに迷ったときは、大豆ミートと相性の良い、トマトや味噌を使ってみましょう。
今回は、今注目のプラントベースミートについてご紹介しました。食用肉の代わりとしてさまざまなメニューに使えるプラントベースミート。気になっていたけれど、まだ食べたことがない方は、ぜひこの機会に味わってみてくださいね。
記事を作成・監修したマイスター
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