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暮らしの豆知識
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なんとティッシュまで!繰り返し使える商品を展開するLastObjectとは

SDGs
2022.6.27

地球環境に配慮した商品が注目される中、時代は少しずつ、使い捨てから繰り返し使える商品へとシフトしているようです。しかし、環境によい生活を心がけたいと思っていてもハードルが高いと感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、使い捨てせず繰り返し使える商品を展開するデンマークの会社「LastObject(ラストオブジェクト)」をご紹介します。筆者も実際に商品を使っているのですが、デザインも素敵で暮らしに取り入れたいアイテムがたくさんありますよ!

LastObjectとは?

今回紹介するLastObjectはデンマークのコペンハーゲンに拠点を置く会社で、2018年に設立されました。創業者のイザベル・アーガードは、環境に配慮した暮らしを心がける中で、世の中にあふれる使い捨て商品に疑問を感じるようになり、繰り返し使える商品の開発に至りました。

LastObjectの取り組みや商品は、北欧最大のサスティナビリティ賞とされる「SDGテックアワード」や「ベルリンデザイン賞」のほか、数々のアワードで評価されています。

LastObjectの商品は、公式サイト以外にも「Amazon(アマゾン)」や「楽天市場」といったショッピングサイトでも購入可能です。筆者も後ほど紹介する繰り返し使えるティッシュは、Amazonで購入しました。

そのほか、エシカルな商品を販売するサイト「ELEMINIST SHOP(エレミニストショップ)」でも取扱いがあります。海外のサイトでのショッピングに抵抗がある人にとって、国内のショッピングサイトで購入できるのは嬉しいポイントですね。

繰り返し使えるポケットティッシュ「LastTissue」

筆者が実際に使用しているLastObjectの商品は「LastTissue(ラストティッシュ)」。子どもの頃から花粉症の症状がひどく、鼻をかむときの肌荒れに悩まされていました。しっとりとした素材のティッシュを使っていましたが、高額なのが悩みどころ。一時期ガーゼハンカチを使っていましたが、外出時はかさばる上に使用済みガーゼを別に保管しなければならないので、不便を感じていました。

インターネットで偶然見つけたLastTissueは、デザインも素敵でコンパクトな大きさ。薄手のハンカチのような綿素材のティッシュが6枚入っています。1枚の大きさは18.5センチと小さめです。

ケースはシリコン製で、水洗いできるのでとても衛生的。食器洗浄機の利用もできるようです。ケースの底に切り込みが入っていて、ポケットティッシュのように1枚ずつ取り出せます。使用済みのものはケースのフタを開けて上から収納しますが、間にシリコン製の仕切りが入っているので、未使用のティッシュと混ざることはありません。

LastTissueは最大520回の洗濯に耐えられ、1パック(6枚)のLastTissueを使い続けることで、3,100枚以上の使い捨てティッシュの削減にもつながります。

洗って繰り返し使えるメイク用アイテム

LastObjectでは、先ほど紹介したLastTissue以外にもさまざまな繰り返し使える商品の展開があります。LastObjectが会社設立後に初めて発売した綿棒「LastSwab(ラストスワブ)」は、耳掃除に使える「ベーシック」や赤ちゃん用の「ベイビー」のほか、先端が細くなったメイク用の「ビューティー」など用途によって選べる商品展開。

また、メイクや肌ケアのコットン代わりに使える「LastRound(ラストラウンド)」という商品もあります。

毎日のように使うものをサステナブルな商品に変えることは、環境への配慮につながりそうですね。

まとめ

今回は繰り返し使える商品を展開するLastObjectを紹介しました。エコやSDGs、サステナブルという言葉をよく耳にするようになり、日々の暮らしの中に取り入れたいと思っている人も多いのでは?LastObjectでは今回紹介した商品以外にも、ボックスタイプのLastTissueや詰替え用の商品も販売されています。身近なところから始められるので、気になる商品があれば公式サイトでチェックしてみてくださいね。

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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