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ペットボトルからできたサステナブルなメガネ!Zoffの「See Blue Project」とは

SDGs
2022.7.27

世界規模で環境問題が取り上げられる中、さまざまなメディアで「サステナブル」や「SDGs」という言葉が飛び交いますが、「実際には何から始めたらよいのか分からない…」という人もいるのではないでしょうか?長く続けるためには、無理のない範囲で身近なものから取り入れるのが有効的です。今回紹介するのは、国内外に多くの店舗を展開するZoffが商品化した、ペットボトルからできたメガネ「SeeBlue#14」。メガネをかけている人は、買い替えのときに検討してみてはいかがでしょうか。

Zoffの「SeeBlueProject」とは?

国内外に多くの店舗を持ち、メガネの企画販売を行うZoff。そのZoffが、地球環境への取り組み「See Blue Project」を展開しています。See Blue Projectとは、Zoffのブランドカラー、そして地球を表すブルーをキーに、現在直面している地球環境問題やSDGsに対する取り組みを考えていく活動です。

プラスチック素材を扱うメガネブランドのZoffは、See Blue Projectの取り組みのひとつとして再生プラスチックを使った商品開発を開始しました。再生プラスチックから生まれたメガネ第1号が「See Blue #14」。この製品は、メガネの聖地とされている福井県鯖江市の企業や環境団体の協力のもと、生まれました。

2022年2月13日、地元の学生や有志、環境団体などから約50名が福井県食見海岸に集合。海岸の清掃活動を行って約800本のペットボトルを回収。その後、清掃活動で回収された800本のペットボトルは1点ずつ手作業で洗浄され、市中ゴミで回収されたペットボトルと合わせて加工。Zoff初の再生プラスチックのメガネSee Blue #14が誕生したのです。

ペットボトルからメガネができるまで

若狭湾に漂着したペットボトル約800本と市中ゴミで回収されたペットボトルから、再生プラスチックのメガネSee Blue #14が生まれるまでをご紹介しましょう。

回収されたペットボトルは、1本ずつ手作業で洗浄されます。その後、きれいになったペットボトルは粉砕して溶かし、再生材に加工。そのプラスチック再生材をメガネのフレームに成型して、商品になります。

ペットボトルから加工されたプラスチック再生材は、メガネのほかに一部店舗のディスプレイにも利用されています。

プロジェクト初の商品化「SeeBlue#14」

多くの人の協力によって生まれた、プロジェクト初の商品SeeBlue#14。ラインナップは6型18種類展開されています。価格は8,800円(税込・セットレンズ代込)と11,000円(税込・セットレンズ代込)の2つ。

8,800円のラインナップからは、ウェリントン型とスクエア型の2種類のセルフレームから選べます。11,000円のラインナップは、フロント部分がメタルでメガネのツル部分がプラスチックというコンビネーションタイプ。形はラウンド型、ウェリントン型、スクエア型の3種類から選べます。

全てのメガネフレームのプラスチック部分には、再生プラスチックを100%使用。See Blue #14は、素材の特性から表面に凸凹が見られますが、それも再生プラならではの味わいでしょう。

そのほかの再生プラスチックを使用した商品で、アウトドアウェアブランド「KAVU」とのコラボ商品(オンライン限定商品)も発売されています。アウトドア好きの人は要チェックですね!

※商品のラインナップや価格は変更される場合がありますので、Zoffの公式サイトでご確認ください。

身近なメガネからサステナブルな取り組みを

今回はZoffが展開する環境への取り組みSee Blue Projectとプロジェクト初の商品である、回収したペットボトルから作られたメガネSee Blue #14についてご紹介しました。地球環境への配慮は、地球に住む人々が一人ひとり取り組んでいくことが望ましい課題です。環境に配慮した商品を選ぶこと、環境への取り組みを積極的に行っている企業の製品を選ぶことが、未来の地球環境にも影響していくことを、ぜひ心に留めておきたいですね。

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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