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ナプキンいらずで節約&快適に!?吸水型サニタリーショーツとは

SDGs
2022.12.22

ナプキンやタンポンをつけなくても特殊加工のショーツが経血を吸収してくれるという「吸水型サニタリーショーツ」。大手下着メーカー各社をはじめ、ユニクロやGUなどのファストファッションブランドからも発売されています。月経カップや布ナプキンとともにエコな生理用品として注目されている吸水型サニタリーショーツですが、使い始めるのには少し勇気がいるのではないでしょうか。今回は基本的な使い方と取り扱いブランド5選、実際に使ってみた感想をご紹介します。気が重い日を快適にしてくれる下着をチェックしてみてください。

吸水型サニタリーショーツとは?

「吸水型サニタリーショーツ」とは、クロッチ部分に吸水性・防水性のある布を何層も重ねることで、ショーツ自体が経血や水分を吸収してくれるというサニタリーアイテム。

ナプキンをつけているときの違和感から解放されるほか、生理用品を購入したり交換したりといった手間もなくなります。さらにゴミの軽減にもつながるため、お財布にも環境にもやさしいというメリットがあるのです。
しかし、経血の量が多い日には吸水性が不十分なケースもあります。さらに、使用後は経血を落とすため、洗濯機に入れる前に手洗いですすぐ必要があるというデメリットも。

吸水性については、生理期間中の経血の量が少なくなったタイミングで使い始めるか、量が多い期間だけナプキンやタンポンなどで補う併用スタイルが推奨されています。
少し手間に感じる手洗いは、入浴時間をうまく使えばルーティーン化できるかもしれません。何より、洗って何度も使える点は、使い捨ての生理用品を買うよりも経済的です。
そのほか、メーカーやブランドそれぞれに魅力的な機能や特徴があります。次項でチェックしてみましょう。

吸水型サニタリーショーツを扱うブランド5選

さまざまなメーカー・ブランドが販売している吸水サニタリーショーツの中から人気の商品を5つご紹介します。

・ユニクロ「エアリズム吸水サニタリーショーツ」
価格:1,990円(税込)

クロッチ部分以外に「エアリズム」素材が使われた、なめらかな肌触りのエアリズム吸水サニタリーショーツ。クロッチ部分は吸水性・防水性のある3層構造で、30~40mlの液体を瞬時に吸水します。防水シート面が後ろまでしっかりカバーし寝姿勢でも安心。二重のマチにはナプキンの羽をはさめるため、多い日のナプキン併用も快適でしょう。

・GU(ジーユー)「トリプルガードショーツ(レギュラー)」
価格:1,490円(税込)

肌が敏感になりがちな時期でも安心できるやさしいコットン素材の「トリプルガードショーツ」。抗菌防臭機能がついた3層構造のクロッチ部は吸水量15~20ml。吸水部分は防水テープで囲まれ、漏れにくい設計になっています。ユニクロと同様、羽根つきナプキンにも対応し、さまざまなシーンで使用可能です。

・3COINS(スリーコインズ)「HAPILUNA(ハピルナ)吸水型サニタリーショーツシリーズ」
価格:1,100円~1,320円(税込)

「ハピルナ」は、3COINSのサニタリーラインとして登場したブランド。お腹がすっぽり隠れるタイプやボクサータイプなど4タイプ+ジュニア向け1タイプの吸水サニタリーショーツがラインナップされています。抗菌防臭加工されたクロッチ部分は、安心の4層構造で35 mlの液体をしっかり吸水。同シリーズの折りたたみおけも手洗い時に便利と好評です。

・uncrave + TTON(アンクレイヴ+トトン)「吸水型サニタリーショーツ 昼用・夜用」
価格:各6,930円(税込)

ファッションブランド「uncrave」と、オンワード樫山の新機能アイテムを開発する「TTON」がコラボした吸水型サニタリーショーツ。吸水量30mlの昼用と吸水量50mlの夜用の2種類があり、いずれもクロッチ部分は通気性・制菌・消臭加工を施した6層構造です。生地に温熱効果のある素材を加工し、リラックスに効果を発揮する点は他のブランドにはない魅力です。

・hinna(ヒンナ)「吸水型サニタリーショーツ デイリー・ナイト」
価格:デイリー 3,500円(税込)・ナイト 3,900円(税込)
サイズ: S・M・L・LL

フィット感にこだわった吸水型サニタリーショーツが人気の「hinna」。縫い目やテープのないシームレスな履き心地で2022年グッドデザイン賞のBEST100に選ばれています。クロッチ部分のカラーはあえてグレーを採用し、自身の体の状態や洗う際の汚れ落ちがはっきりわかるように配慮。薄型ながら抗菌・消臭・速乾機能がある5層構造で安心感と快適さがポイントのショーツです。

吸水型サニタリーショーツを使ってみた感想

月経カップや布ナプキンなど、生理用品のバリエーションが増えていることは知っていても、なかなかこれまでの習慣を変える勇気が出なかった筆者。しかし、履くだけという手軽さとナプキン代の節約になるという評判に惹かれ、GUの「トリプルガードショーツ(レギュラー)」を購入してみました。

使い始めたのは、経血の量が減り始める3日目。ナプキンなしでショーツを履いて過ごすのはかなりの違和感がありましたが、心配だった漏れやムレがなく、時間が経つごとに気にならなくなりました。お手洗いに行った際にショーツを確認すると表面はサラサラで、再び履くときも抵抗感はありません。3層のクロッチ部がしっかり吸水してくれているのを実感しました。

少し面倒に感じていた手洗いですが、お湯にサニタリー洗剤を混ぜてショーツを浸し、体や髪を洗ったあとにすすぐと、汚れがしっかり落ちていました。あとは他の洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけです。
ドキドキの初日でしたが、結果的に終了まで就寝時以外ナプキンなしで過ごすことができました。
ナプキン消費とそれに伴うゴミを減らせたことと、替える手間が省けたことは大きな満足感につながりました。

とはいえ、吸水型サニタリーショーツだけで生理期間を過ごすのは勇気がいり、使用感への個人差も大きいかもしれません。筆者は1~2日目と夜間はナプキンと併用し、残りの日はショーツだけで過ごすスタイルを続けてみようと思います。
購入を迷っている方は、そろそろ始まるかな?という日や軽めの日からチャレンジしてみて、自分との相性を確認しながら取り入れてみてくださいね。

生理用品の選択肢を広げて快適に過ごそう

生理がそろそろ来るかな?という時期でも安心できる吸水型サニタリーショーツは、履くだけという手軽さもあり筆者にとって取り入れやすいアイテムでした。生理用品にたくさんの選択肢が増えた今、自分に合ったアイテムが見つかれば憂鬱な日も快適に過ごせるはずです。ぜひ試してみてください。

※価格は2022年12月現在の価格です。

記事を作成・監修したマイスター

yoko
モノも物欲も減らしたいアラフォーです。終活の一環で断捨離している両家親を見ていると、モノを買うときに「捨てるとき」のことまで考えるようになりました。子どもが安心して大きくなっていける環境を整えていきたいです。

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