旬のくだものがたくさん手に入ったときは、みなさんどのように保存をしていますか?冷蔵庫に入れも成熟してしまうし、冷凍してしまうと本来のおいしさが損なわれてしまいますよね。
そこでおすすめなのが、自家製シロップにしてしまう方法。梅やあんずなど、そのまま食べられないような果実のおいしさも丸ごと味わうことができる上に、食品ロスを防ぐ手段としても使えます。
旬の味を長く楽しめるのはもちろん、既製品とは違って無添加で体にやさしいのもうれしいポイント。必要な道具やおすすめの食材をチェックして、さっそくシロップ作りにトライしてみましょう。
自家製シロップは、材料として使用する果実のおいしさを丸ごと味わえるだけでなく、エコの観点から見ても非常に優秀なのをご存じでしたか?器具の消毒や、シロップの発酵を防ぐためにガスの力を利用することはあるものの、基本的に自然の力にまかせて完成させることができるエコなレシピなのです。
旬の味を長期間味わうことができるので、“たくさん手に入ったけれど、結局使い切れなくて捨ててしまう…”なんてことにならないのも知っておくべきポイント。できあがったシロップは、そのまま水や炭酸で割って飲んでもよし、夏場はかき氷のシロップに使ってもよし、料理の隠し味に使ってもよしと使い勝手も満点です。
シロップを使い切ったあとに残る果実も、ジャムにしてパンやヨーグルトの付け合わせにすることができます。材料を無駄なく使いきることができるので、食品ロスを極力減らしたいという人にもおすすめです。
自家製シロップを作るときには、いくつか用意しておかなければいけない道具があります。
まず、必ず用意しておかなければいけないのが「密閉容器」。シロップが上がってくるまでの間は、材料となる果実を外の空気に触れさせないようにするのが大切です。しっかり密閉できないような容器を使ってしまうと、カビてしまったり発酵が進んでしまったりする原因にもなりかねません。シロップ作りに使う容器は、耐熱ガラスのビンなどがおすすめ。密閉容器を使用する前には、“煮沸消毒”や“アルコール消毒”をして容器内の雑菌を殺菌しておきましょう。
次に必要となるのが、消毒のために必要な「アルコール」。消毒のために使うアルコールは、度数が35度以上のものを選ぶのがポイントとなります。スーパーや酒店などで手に入る“ホワイトリカー”・“焼酎”・“ウォッカ”を使ってもいいのですが、近ごろは“パストリーゼ”などのキッチン用アルコール消毒スプレーもいいものが出ています。消毒向け、かつ食品にかかっても問題ないというようなアルコールスプレーなら、保存容器の消毒だけでなく果実の消毒にも使えるのでおすすめです。
梅の実を使ってシロップを作るときには、竹串も用意しておくと便利。梅シロップを作る前に下処理として梅のヘタを取るのですが、そのときに竹串があると簡単に作業を進めることができます。
高い費用がかかるような道具は、一切必要ありません。家にあるものや、100均などでそろうものばかりなので、気軽にトライすることができます。
自家製シロップを作ろうと思っても、どんな果物を使えばいいのかわからないという人も少なくありません。しかし実は、どんな果物もシロップ作りに使えることをご存じでしたでしょうか?その時期の旬の果物や、食べきれず余ってしまいそうな果物など、パッと手に取れる果物を使って自家製シロップを作ってみてください。
手の込んだ作業が必要なように思えるシロップ作りですが、意外と仕込みの方法は簡単。保存容器と果物をしっかりと消毒しておけば、あとは氷砂糖と交互に容器の中へ入れていくだけです。
氷砂糖が溶けていくのと同時に、果物からもエキスが抽出されます。シロップが上がったら、あとは好きな使い方をするだけ。氷砂糖の量や使う果物によっても味が変わるので、好みのテイストを見つけだしてみてください。
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