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エコにもつながる子育て。おむつなし育児の魅力とは?

SDGs
2018.9.5

おむつなし育児って聞いたことがありますか?中には「初めて聞いた!」という人もいるかもしれませんね。おむつなし育児という言葉自体は最近できたものですが、実は紙おむつが普及する前の日本ではごく当たり前の育児方法だったんです。 赤ちゃんの自然な排泄を促し、親子のコミュニケーションをより良いものにできるといわれているおむつなし育児。結果的に紙おむつを使う頻度が減るので、おむつゴミやおむつ代に悩むお母さんにもおすすめなんです。
今回はこのおむつなし育児について、くわしく紹介していきます!

おむつなし育児って何?

おむつなし育児と聞くと、「早期のトイレトレーニング」というイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、おむつなし育児の目的はトイトレのようにトイレで排泄ができるようにすることではありません。
おむつの外で排泄する機会を増やすことで、赤ちゃんに自然で気持ちのいい排泄をしてもらう、これがおむつなし育児の目的なんです。そのため、おむつを使わずに育児することにはこだわらず、紙おむつや布おむつを上手に使いながらできる範囲でおむつの外での排泄をサポートします。
排泄するのはおむつの外であればどこだってかまいません。おまるやトイレはもちろん、洗面器やバケツ、お風呂場、開いたおむつの上でもOK。「排泄しそうだな」というタイミングで臨機応変に対応することができますよ。
おむつなし育児は生まれたその日から実践可能ですが、はじめやすいのは首がすわってから。あまり動かない5ヶ月くらいまでが最適といわれています。

おむつなし育児のメリットとは?

それでは、おむつなし育児をすることでどんなメリットが期待できるのでしょう。

・自然に排泄をコントロールする力がつく
おむつの外での排泄を続けているうちに、赤ちゃんには排泄をコントロールする力が育ちます。そのため、特にトイレトレーニングを行わなくても1歳半~2歳くらいのうちに自立排泄ができるようになることが多いんです。

・おむつかぶれや湿疹などの肌トラブルが起きにくい
敏感な赤ちゃんのお肌。濡れたままのおむつをしていると、おむつかぶれや湿疹ができやすくなりますよね。紙おむつの場合は特に、ギャザーが当たるところに肌トラブルが起きやすくなってしまいます。おむつをはずしている機会の多いおむつなし育児では、そういった肌トラブルを予防できます。

・おむつゴミやおむつ代を減らせる
赤ちゃんがいると紙おむつのごみはなかなかの量になります。おむつなし育児なら、おむつを使う機会が減るのでそのぶんおむつゴミが出なくなります。また、おむつ代の節約にもつながります。

・赤ちゃんの欲求を理解しやすくなる
赤ちゃんの「排泄したい」というサインを読み取りながら行うおむつなし育児。排泄に意識を向けることで、結果的に赤ちゃんの排泄以外の欲求にも気づきやすくなるのです。欲求を満たしてもらえると赤ちゃんの情緒も安定しますし、何よりお母さん自身も育児が楽になりますよ。また、親子の絆が深まったり、育児に自信がついたりするというメリットも!

おむつなし育児のデメリットとは?

逆に、おむつなし育児によって生じるデメリットにはどのようなものがあるのでしょう。

・手間がかかる
おむつなし育児をスタートすると、1日に何回か赤ちゃんをおまるや洗面器などに座らせて排泄をするようになります。特にはじめたばかりの頃は赤ちゃんの排泄のリズムがつかめていない状態なので、1日に何度もおまるや洗面器に座らせることに。その都度赤ちゃんを支えながら排泄させるのは、ママにとってなかなかの重労働となるかもしれません。 紙おむつの場合は、当然ながら排泄はおむつの中に。排泄後も少しくらいおむつをそのままにしておいたって大丈夫。紙おむつを使う方が、はるかにお母さんの手間はかかりません。

・家事負担が増える
失敗により衣服や床が汚れるたりすることが多いので、必然的に洗濯・掃除の回数が増えてしまいます。

・排泄のサインにふりまわされる
赤ちゃんの排泄サインを見逃さないようにするが故、それにふりまわされてしまう場合もあります。特に排泄の回数が多くなる寒い時期はそのようなシーンが増えてしまうかもしれません。

お世話の負担が増えるというデメリットもありますが、それ以上に得られるメリットの方が多いおむつなし育児。紙おむつや布おむつも使いながら、お母さんの負担にならない程度におむつなし育児を取り入れてみてもいいかもしれませんね!

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