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エコしながら暖房費用を節約!寒い冬を乗り切るコツとは?

SDGs
2019.2.25

寒さが厳しい冬になると、空間を素早く暖めてくれる暖房機器が大活躍しますよね。そんな便利な暖房機器、実は冷房機器よりも電力を消費するって知っていましたか?
電力を使えば使うほど費用も高くなるので、暖房機器はできるだけ使用を控えるのがベスト。使用頻度が少なくなれば、エコにも繋がるんです。そこで今回は、エコしながら暖房費を節約するコツをご紹介します。今日から実践できる簡単な方法もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

暖房機器の電気使用量やCO2排出量は?

私たちが普段使用している電気。日本の電気は約6割が火力発電によって作られているのをご存知でしょうか?火力発電では石炭や石油、天然ガスなどを燃焼させ電気を作っています。しかし、石炭や石油、天然ガスを燃焼すると地球温暖化の原因となるCO2を発生させてしまうんです。
電気使用量やCO2排出量は、エコの観点から見るととても大事なこと。まずは、暖房機器の電気使用量やCO2排出量を見てみましょう。

暖房器具 電気使用量 年間CO2排出量
エアコン(暖房)*1 約800W~1,000W 約243~505kg
電気ストーブ*2 約250W~1,200W 約312kg
石油ファンヒーター*1 点火時:約390W、燃焼時:約100W 灯油1Lあたり2.492kg
ホットカーペット*2 約700W 約176 kg
こたつ*2 約600W 約163 kg

*1:CO2排出源はどこ?群馬県環境情報 ECOぐんま
*2:一般社団法人 環境創造研究センター

例えば、冷気を出すクーラーの電気使用量は約100~900W、扇風機の場合は約50Wと低めです。さらに年間CO2排出量を比較すると、冷房よりも暖房の方が10倍以上高くなるという結果に。これらの数値から冬は電気使用量、CO2排出量共に高めで費用もかかることがわかります。暖房機器の使用頻度を減らすことができれば、電気使用量やCO2排出量、暖房費を抑えられるので地球にも家計にもいいですね。暖房機器の使用頻度はちょっとした工夫で下げることができますよ。それでは次の項目から詳しくご紹介しましょう。

簡単にできる暖房効果アップ方法や断熱方法とは

近年、断熱に特化した住宅素材もたくさん出てきており、お家をリフォームする方も増えてきました。もちろん、省エネのためにリフォームをするのもいいですが、費用がかさむので誰もがすぐにとはいきませんよね。そこでまずは、簡単にできる暖房効果アップ方法や断熱方法を取り入れてみましょう。おすすめの方法は4つ!それぞれをポイント解説していきます。

エアコンを下向きにする
暖かい空気は天井に溜まりやすい特徴があります。足元の冷えを防止して快適に過ごすためには、エアコンの風向きを下にするのが効果的です。サーキュレータや扇風機などを併用して空気を循環させると、さらに効果が上がりますよ。
石油ファンヒーターは窓際に置く
石油ファンヒーターを窓際に置くと、お部屋の天井と床の温度差が少なくなります。暖房効果も高くなるので、低めの温度設定でも快適に過ごせるでしょう。
ホットカーペットの下に断熱マットを敷く
ホットカーペットを床にそのまま敷くと、熱が逃げてしまいます。暖房効果を上げるためには、断熱マットの併用がおすすめ!断熱マットは一度購入すれば繰り返し使用できるので、長く活用できますよ。
窓からの冷えを防止する
お部屋の暖かい空気は、窓から逃げていきやすいもの。裏を返せば、窓をしっかりと断熱すれば快適な温度を保つことができるんです。比較的安価で購入できる断熱シートを活用する方法もありますが、1シーズン使ったら廃棄しなくてはいけないのがネック。簡単に冷えを防止するならカーテンをしっかりと閉めて、下から冷気が入り込まないようにクッションやインテリアなどを置くといいでしょう。

エコな保温グッズを活用しよう

電気や灯油を使用する暖房機器は、電気使用量やCO2排出量が高めで費用もかかるもの。電気使用量やCO2排出量、暖房費をできるだけ抑えるなら、電気や灯油を使用しない保温グッズを活用するのがおすすめです。冬の防寒アイテムとして古くから活用されている使い捨てカイロは、使用後ごみになるのでエコではないですよね。また、何度も購入しなくてはいけないので費用もかかります。もしカイロを購入するなら、繰り返し使用できる充電式のものやオイル式のものがベスト。また、自宅で活用できる保温グッズとして、湯たんぽもおすすめです。ちなみに湯たんぽは、耐熱性のペットボトルとタオルを利用すれば簡単に手作りできるので、ぜひ試してみてくださいね。

暖房機器の使用方法を見直したり断熱方法を取り入れたりすれば、冷えを防いで快適に過ごすことができます。それと同時にエコも叶うのです。冬は長い人生で何度も訪れるので、暖房効果アップの効率的な方法を身につけておくといいですね。

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