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お薬手帳は持ち歩いてる?安心と節約の一石二鳥!

SDGs
2019.7.25

皆さんはお薬手帳の存在を知っていますか?「聞いたことはあるけれど持っていない」、「持っていても持ち歩くのが面倒で放置している…」など、なんのためにあるの?と思う人は少なくないかもしれません。実はお薬手帳はいざというときに自分の健康を守ってくれるだけでなく、国全体の医療費削減にも繋がる大切なアイテムなんです。また、欠かさず薬局に持参することでちょっとした節約にも。今回はそんなお薬手帳についてご紹介します。

お薬手帳を知っていますか?

お薬手帳とは、一般的には医療機関でもらえる小さな冊子型の手帳のこと。薬が処方されるたびに、薬剤師がお薬手帳に「薬の名前」「用法、用量」「処方日」などお薬に関する重要な情報を記録してくれます。また、副作用歴やアレルギーの有無、過去の病歴などを記録することでより確実な健康情報を共有することができます。この記載は、薬剤師によってされるのが基本ですが、患者自身が手帳にメモのように記録することも可能です。
薬は、飲み合わせや用法、用量によっては健康状態に重大なトラブルを引き起こします。それを未然に防ぐことがお薬手帳の主要な意義です。また、過剰な処方を防ぐことは、現在も増え続けている国の薬剤費を削減するためにも有効なアプローチとされています。

お薬手帳を持ち歩くメリットってなに?

お薬手帳は自宅に保管しているだけでは正しい効力を発揮できません。大切なのは医療機関にかかるときに必ず持参するということ。直近のお薬の記録を見ることで、医師がより適した処方を考えたり、薬剤師が重複している処方に気づいたりすることができます。また、出先で突然健康状態が不安定になった場合や、かかりつけではない医療機関に行く場合なども、お薬手帳を提示すればより安心できる服薬に繋がるでしょう。したがって、旅行などの際にもお薬手帳を携帯するのがベストです。
それだけではありません!お薬手帳持参の患者側のメリットとして、手帳を持参すると医療費の負担が軽くなるよう2016年4月に診療報酬が改定されました。 薬局で薬を処方してもらう際には、基本的に「薬剤服用歴管理指導料」が発生します。お薬手帳を持参すればこの管理指導料は380円。持参しなかった場合は500円かかることになったのです。
これにより、持参した場合としなかった場合の差額は120円となり、医療費の自己負担が1割の人は10円、3割の人は40円の差額がでます。小さな節約でも度重なれば大きな差額となります。節約の観点からも、お薬手帳は持参することがおすすめです。
注意点としては、お薬手帳を持参して節約となるのは、「6カ月以内に同薬局で処方してもらったとき」のみということ。また、医療機関の近くにある「門前薬局」で処方してもらう場合も安くならないため、注意してください。

かわいいお薬手帳もたくさんある!きちんと保管&携帯しよう

お薬手帳は家族全員分を一冊にまとめるなどはできません。また、複数の医療機関ごとにお薬手帳を分けることもしないようにしましょう。母子手帳や保険証と同じように、原則、現行のものを一人一冊として管理してください。
昨今のお薬手帳は子どもや若い人でも記録が楽しくなるよう、かわいいキャラクターデザインが施されたものや、ご当地デザインのものなど、豊富なバリエーションが存在します。また、手帳タイプだけでなく、電子お薬手帳というシステムも近年注目を浴びています。携帯のアプリなどで服薬を管理できるので、うっかり持ってくるのを忘れた!ということを防げる画期的なシステムです。
お薬手帳はいざ服薬が必要となったとき、より安全にリスクを低減して自身の健康を守るためのもの。また、毎回提示することで医療費節約にもなるうれしいシステムです。
どんなときでもすぐに情報が取り出せるように、家の中やバッグの中でも保管場所を決めておくとよいでしょう。

お薬手帳は一人一冊、持ち歩くことで安心と節約を兼ねる!

お薬手帳の意義やメリットをご紹介しました。
多数の医療機関にかかっている人や、複数の処方を服薬している人は、特にお薬手帳の活用をおすすめします。自身では把握しきれない薬の情報を、医師や薬剤師など医療の専門家に確認してもらいながら、正しく健康を守っていきましょう。

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