温活がカラダにもたらしてくれるメリットや、基礎体温を上げるための対策などを紹介します。温活とは、基礎体温を理想的な36.5度以上に上げていく活動のこと。現代人は、平熱が35度代の人も多く、冷え性や低体温による血行不良などに悩まされている人も多いのだとか。この記事を読んでいるみなさんはいかがですか?体温を上げることで美容効果や免疫力の向上など、たくさんの健康効果が期待できるといわれています。基礎体温を上げて美しく健康的なカラダを手に入れちゃいましょう!
低体温は免疫力低下のもと。「体温が1度下がると免疫力が30%下がる」といわれ「体温が1度上がると免疫力は最大で5~6倍にもなる」ともいわれているんです。温活をすることで期待できる健康効果を紹介します。
・血行不良の改善
体温が高くなると血行不良が改善され、免疫力もアップするのだそう。つまり血行を良くするためには、体温を上げることが重要です。
体温が36度以下、ぐっすり眠れない、低血圧、疲れが取れない……などの症状がある人は、冷えによる血行不良が原因かもしれません。湯船につかったり、冷たい飲み物を控えたりして、体温が上がりやすくなる生活を心がけてみましょう。
・基礎代謝量がアップ!太りにくい体質に?
体温が1度上がれば基礎代謝量が13~15%もアップするといわれているんです。基礎代謝量がアップすれば、カロリーを消費しやすいカラダになるので、ダイエット効果も期待できますね。
低体温の原因に、筋肉量が少ないこともあげられています。毎日の暮らしに簡単な運動を取り入れて、基礎体温を上げましょう。
・筋肉量をアップしたいなら下半身を鍛えよう
筋肉量を効率的にアップしたいなら、筋肉が集中している下半身を鍛えるのがおすすめです。時間を決めてスクワットをしたり、家事をしながらつま先立ちをしてふくらはぎを鍛えたり……太もも、ふくらはぎ、おしりなど、下半身を意識した筋トレを日々のルーティンに組み込んでみてはいかがでしょう。時間のある人は、プールやジムなどに通ってみるのもおすすめです。
・ウォーキングで筋肉量をアップ
1日15分から30分程度のウォーキングも筋肉量のアップには効果的です。電車通勤の人は、ひと駅分歩いてみる、歩いて買い物に行く、犬の散歩に行くなど、毎日続けることが大切なので、無理のない方法を見つけて歩いてみてくださいね。適度な運動は、ストレス解消効果も期待できますよ。
基礎体温をアップするには、カラダの内側から冷えを予防することも大切です。内臓を温めてくれる食べ物や、冷えを予防してくれるアイテムを紹介します。
・ジンゲロールとショウガオールでカラダぽかぽか
カラダを温めてくれることで有名な生姜。生の生姜には「ジンゲロール」という成分が含まれていて、手足の先など末端の神経を温めてくれます。一方、加熱・乾燥させた生姜に含まれる「ショウガオール」は、カラダを芯からしっかりと温める効果を期待できます。
生姜の成分には、殺菌作用もあるので風邪や食中毒の予防にもおすすめです。生姜紅茶や生姜湯など、冷えが気になるときには、生姜入りの飲み物でカラダを温めてみてはいかがでしょう。
・3つの首を温めてくれるアイテムを活用
太い血管が通っている首、手首、足首。この3つの首を冷やすと血液が冷え、カラダの冷えにつながってしまうといわれています。3つの首を温めるには、レッグウォーマーやアームウォーマー、ネックウォーマーなどの利用がおすすめです。おしゃれでかわいいアイテムもたくさん販売されているので、温活グッズを取り入れたコーデを楽しむのもいいですね。
おうちの中でも、外出中でも3つの首が外気に触れないように温めておくことで、低体温を予防することができるでしょう。首ではありませんが、ハラマキも温活におすすめのアイテムです。素材はシルクやウール、コットンなど、天然素材で作られたものを選ぶとより効果的といわれています。
長年低体温に悩まされている筆者も絶賛温活中。夏でもできるだけ冷たいものは飲まないようにして、冬の外出時にはレッグウォーマーとネックウォーマー、そしてハラマキは欠かせません。急にたくさんはじめるのは大変なので、できることから少しずつ毎日の暮らしに取り入れてみてくださいね。
記事を作成・監修したマイスター
健康管理士一般指導員、健康管理能力検定1級、料理教室講師・飲食店勤務
ししゃもは栄養満点でコスパもよし!"焼く"以外の食べ方もチェック
コンタクトレンズの空ケース捨ててない?回収に協力して資源にしよう