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LCCでエコでお得な旅を!おすすめキャリアも紹介

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2022.9.27

LCCと聞くと、「ほかの航空会社に比べて、遅延や欠航が多いのでは?」といったイメージを持つ人もいるでしょう。しかしLCCも、ほかの航空会社と同じように、国の法律に基づいた厳しい安全基準と審査があります。そのため、安心して旅行や出張にも利用できるでしょう。そろそろ飛行機での旅に出ようと考える人も多いはず。今回の記事では、飛行機での旅におすすめのLCCの魅力とお得に利用できる理由、おすすめの航空会社を紹介します。

LCCとは?

LCCとは、「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の略で、「格安航空会社」のことを指します。そんなLCCの最大の特徴は、航空券の安さです。
航空会社を大きく分類すると、LCCと「FSC=Full Service Carrier(フルサービスキャリア)」、地方を本拠地とするLCCにもFSCにも属さない「第3の航空会社」の3つに分けられます。 「日本航空(JAL)」や「全日本空輸(ANA)」はフルサービスキャリアにあたり、機内サービスやマイル制度があるのが特徴です。

LCCが安くてエコな理由

ここでは、LCCが既存のフルサービスキャリアに比べ安い理由を紹介します。

・予約はインターネットがメイン
フルサービスキャリアの航空券は、全国の都市や空港にある航空会社の支店や窓口でも購入することができます。一方、LCCにはこのような支店や窓口が少なく、航空券の販売はインターネットで行うことがほとんどです。対面での航空券の販売がない分、支店を設置する費用や人件費を削減することができます。そのため、LCCでは航空券を安く販売することができるのです。

・無料サービスが少ない
フルサービスキャリアには、無料のドリンクサービスや機内食がついています。また、毛布や枕のレンタルも可能です。一方、LCCでは、ドリンクや機内食などの機内サービスがほぼ有料。毛布や枕のレンタルにも、お金がかかります。機内サービスを、有料化することで航空券代を安くしているのです。

機内サービスを有料化すると、サービス利用者が限定され、客室乗務員も少人数で済みます。乗客全員分の食事などを搭載しないことで、機体重量を削減。機体の重量を減らすことで、二酸化炭素排出量削減にもつなげています。

・厳しい手荷物個数・重量制限
LCCでは、機内に持ち込める手荷物や、チェックインの際に預ける荷物を厳しく制限しています。フルサービスキャリアでは、国内線でだいたい20kgまで無料で荷物を預けられますが、LCCでは有料オプションになっていることがほとんど。規定重量をオーバーすれば、課金されることになります。乗客も荷物をなるべく少なくしようとするでしょう。

そうすると、飛行機全体の重量が軽くなり、燃料費の節約につながります。石油燃料を主とする飛行機の運航において、燃料の節約は環境への負荷を減らす取り組みにもなっているのです。受託手荷物を有料化し、機内に持ち込める手荷物を厳しく制限することで、航空券を安くし、環境への負荷も減らしています。

・使用機種を統一している
フルサービスキャリアでは、「ボーイング787」や「ボーイング777」など、さまざまな種類の航空機を使用しています。しかし、LCCでは、航空機を1種類に統一しているところがほとんどです。その理由は、パイロットや整備士の育成費用を抑えるため。航空機の免許は、機種ごとに取得が義務づけられており、パイロットがどの機種でも操縦できるわけではありません。機種を統一することでコストを削減し、航空券の低価格を実現しているのです。

また、LCCのほとんどは、座席にディスプレイを装着していません。ディスプレイをなくすことで機体の重量を大幅にカットし、二酸化炭素削減に取り組んでいます。

LCCおすすめキャリア

最後にLCCのおすすめキャリアを紹介しましょう。

・ピーチ
関西国際空港を拠点とする日本の格安航空会社「Peach・Aviation(ピーチ・アビエーション)」。札幌・成田・中部・関西・福岡といった主要空港から、北は女満別、南は石垣まで地方空港も幅広く網羅しているLCCです。国際線は、中国・韓国・台湾・香港・タイなどアジアの主要都市に就航しています。

・ジェットスター
「Jetstar(ジェットスター)」は、オーストラリアのメルボルンが本拠地のLCC。日本国内は、ジェットスタージャパンが運航しています。国内就航地は、成田、札幌・高松・松山・高知・福岡・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島・那覇・下地島。国際線はオーストラリアの主要都市のほか、アジアを中心とした主要都市に就航しています。

・春秋航空
「春秋航空」は、中国最大規模を誇るLCCです。日本では「SPRING JAPAN(スプリングジャパン)」として成田空港を拠点に、札幌・広島・佐賀に就航しています。また、国際線では、大阪・名古屋・茨城などからも、上海や武漢、天津など中国のさまざまな都市へ就航。旅行だけでなく出張にも使われることの多い航空会社です。

LCCでムダを省いたお得な旅を

LCCの魅力とお得に利用できる理由、おすすめの航空会社を紹介しました。LCCを利用すれば、自分に必要なサービスを選ぶことができ、エコな旅も実現します。往復の交通費が安くなった分、旅先での楽しみにお金を費やせるでしょう。

記事を作成・監修したマイスター

shipi

FP技能検定3級、整理収納アドバイザー2級

shipi

働く車が大好きな2歳の男の子を育てる転勤族ママです。趣味は、カフェ巡りや旅行など。お家時間が増えた最近、整理収納アドバイザーの資格を取りました。

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