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欠けた食器が復活!日本の伝統技術「金継ぎ」で物を大切にする暮らし

2019.12.24

欠けた食器が復活!日本の伝統技術「金継ぎ」で物を大切にする暮らし

お皿やお茶碗などが欠けたり割れたりしてしまったら、どうしていますか?たいていの場合は、もう使えないと思ってそのまま処分するのではないでしょうか。けれど、もしそれが想い入れのあるものや大切に使ってきた食器だったら、簡単に手放すのも少しためらわれますよね。そんなときに役に立つのが、食器を修復する「金継ぎ」という技術です。
金継ぎとはどんなものなのか、自分でもできるのかなど詳しく見ていきましょう。

日本古来の技術「金継ぎ」とは?

「そもそも金継ぎって何なの?」という人も少なくないでしょう。そこでまずは、金継ぎとはどんなものなのかをご説明します。
「金継ぎ」とは割れたり欠けたりした器を漆(うるし)で接着し、修復した跡を金粉や銀粉などで隠す方法のこと。器を修理するための技法として、日本に古くから伝わる伝統技術のひとつで、ここ数年ブームにもなっています。
金継ぎのメリットは、壊れた食器などを修復することで、物を長く大切に使えることです。しかし金継ぎが古くから愛され、さらに近年人気を集めている理由はそれだけではありません。修復した跡を金粉などで隠すことで、器に新たな味や表情が生まれることも、金継ぎの大きな魅力のひとつなのです。

意外と簡単?金継ぎの手順

意外と簡単?金継ぎの手順

伝統技術というと「専門の職人さんしかできない技なのでは」と思う人もいるかもしれません。本格的な金継ぎを施すには、もちろん金継ぎを専門とする人を探して依頼するのがいちばんですが、道具と材料さえ揃えば、初心者でも挑戦することができます。ここで、割れてしまった器を修復する場合の、金継ぎの手順を簡単にご説明しましょう。

【用意する材料】
・漆
・金粉・銀粉など
・うすめ液(漆と金粉を混ぜるときに使用)
・温かいご飯(または瞬間接着剤)
【使用する道具】
・耐水性サンドペーパー
・ヘラ
・筆
・パレットや小皿(のり漆を作るとき・漆と金粉を混ぜるときに使用)
・ゴム手袋
【金継ぎの手順】
1.器の割れた部分を、のり漆(温かいご飯のペーストと漆を混ぜたもの)または瞬間接着剤で接着し、乾燥させます。乾燥中は、数カ所をマスキングテープなどでとめて固定しておきましょう。
2.接着剤(またはのり漆)が乾いたら、水で濡らしたサンドペーパーで接着部分を磨き、表面をなめらかにします。のり漆の場合は、はみ出た部分をヘラで削り取りましょう。
3.接着部分に筆で漆を塗り、上から金粉をまいて修復跡を隠します。(あらかじめ漆と金粉をうすめ液で溶かして混ぜ、接着部分に塗る方法でもかまいません)
4.再び乾燥させ、必要に応じてサンドペーパーで再度磨けば完成です。
【注意事項】
・漆が皮膚につくとかぶれる場合もあるので、作業中はゴム手袋を着用しましょう。
・うすめ液は揮発性で中毒のおそれもあるので、作業中は換気をしましょう。
・金継ぎを施した食器は、電子レンジや食器乾燥機では使用しないようにしましょう。

キットやワークショップの利用がおすすめ

キットやワークショップの利用がおすすめ

金継ぎの手順自体はそこまで難しくはなくても、材料を全部揃えるのは少し面倒かもしれません。そのため、実際に自分で金継ぎをしてみたい場合は、市販されている金継ぎのキットなどを購入するのも良いでしょう。キットであれば必要な材料が簡単に揃ううえ、金継ぎのテキストがついているものも少なくないので安心です。種類もいろいろと出ているので、ネットショップや店頭などで探してみてはいかがでしょうか。
そのほか、金継ぎのワークショップを利用するのもおすすめです。ワークショップであれば材料を自分で揃える必要がなく、プロの指導のもと安心して金継ぎを体験することができます。金継ぎのワークショップは全国のいろんな場所で開催されているので、近所で開催されているか調べて、足を運んでみるのもいいですよ。

食器が欠けたり割れたりしたら「捨てるしかない」と考えがちですが、金継ぎを施すことで、修理して使い続けることもできます。何でもすぐに手に入る今の時代だからこそ、物の使い方を見直してみることも大切。ぜひ日常生活のなかに金継ぎの文化を取り入れて、物を大切にする暮らしを心掛けてみませんか?

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