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着なくなった服は本当に捨てていいの?処分した服がどうなるのか調べてみた!

SDGs
2018.9.21

皆さんは着なくなった服はどのように処分していますか?友人に譲っている、フリマに出品する、リサイクル買取サービスを利用するという人もいるかもしれませんね。また、そのような作業が面倒という場合は、資源ごみの日に捨ててしまうという人も多いのではないでしょうか。
しかし、捨てられた服がその後どうなっていくのか気になったことはありませんか?そこで今回は、日本ではどのくらいの服が捨てられているのか、捨てられてしまった服はどうなっていくのかについて調べてみたので紹介します!

どのくらいの服が捨てられているの?

日本国内では、どのくらいの服が捨てられているのかな?と気になったので、環境省が発表している「一般廃棄物処理実態調査結果」という資料を調べてみました。
家庭や事業所などから捨てられるゴミの量を見てみると、地域の(資源)集団回収として回収される布類(72.31kt)のうち63.2%が衣類だというのです!重さで聞いたらピンときませんが、パーセントで表示されると驚きますよね。
家庭から捨てられた衣類のうち、約70%は燃えるごみ・燃えないごみとして処分されます。国内でそれらのごみを廃棄処分する場合には、専門の故繊維業者が一般廃棄物として処理しているのです。
そこで気になるのが、廃棄処理による環境問題ですよね。一般廃棄物から出るCO2(二酸化炭素量)を調べてみると、0.239kg-C/kg(湿重量)となっていました。この数値は、1人1日当たりで考えると、74.2 kg(炭素換算)になるそうです。
そういわれてもよく分からない、という人もいるかと思いますが、例えば1日に14.4 kgのCO2が出るとすると、それは杉の木1本が1年間に取り込むことができるCO2と同等の量だといいます。それだけ廃棄処理によって地球に負担をかけているのです。

資源回収された古着はどうなるの?

ゴミに出して処分した古着がその後どうなっていくのか皆さんはご存知ですか?先程紹介した家庭から捨てられた衣類の残り30%に関しては、リユース・リサイクルの目的で回収されています。この中でも、市町村が実施している資源回収と、市町村が支援する団体の集団回収が、全体の約11%となっています。
また、故繊維業者では、小売店での下取り品や、リユースショップの売れ残り品も回収しているそうです!自治体によっては、廃棄処分される捨てられた服の一部を無料で引取っているケースもあるといいます。
回収された衣類は、故繊維業者がさまざまなパターンに選別し、国内向けに販売されるか、海外に輸出されることもあるようです。国外で廃棄物処分となる場合もあり、多くは東南アジア圏で選別作業が行われています。ここでは、東南アジア圏の主な処理方法である、埋立処理によって処分されています。

海外でリユースされる場合もある!

処分される古着についてさらに調べてみると、中古衣類を対象にした、海外でのリユース実態調査の資料というものが目に留まりました。特に日本で流通している衣類は、質もデザインも良く、リユース品の中でも評価が高いようです。
直近の5年間の輸出先上位の国を調べてみました。すると、5年連続でマレーシアがトップ!2位は、大韓民国となっていました。その他の国では、ベトナム・フィリピン・パキスタン・カンボジアが上位になっています。
なぜアジアや中東に多く輸出されるのかというと、日本人の体格と近く、必要とされやすいからという理由からでした。しかし、その場合では夏物の需要が高く、冬物は行き場が少ないのが現状のようです。

捨てられた服の多くが一般廃棄物として処理されてしまうということが分かりました。古着に関しては、海外での需要も高いということなので、寄付などを検討するのもひとつの方法かもしれませんね。ぜひ今回の記事を参考に、着なくなった服があれば捨てる前に何かリユースできないかなど、考え直してみてはいかがでしょうか?

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