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ドイツでは古着をリユースする意識が高い?日本との違いを調査!

SDGs
2018.12.3

どんどん新しいトレンドが生まれるファッション業界。シーズンごとにトレンドアイテムを購入していると、着なくなりタンスで眠る服が増えてしまった…という人も多いはず。皆さんは着なくなった服は捨ててしまいますか?それともリサイクル?さまざまな選択肢がありますよね。
そんなことを考えていた時、「ドイツでは古着をリユースする意識が高い」という話を耳にしました!そこで今回は、ドイツと日本でのリユース意識の違いを調べてみたのでご紹介します。

リユース意識の高いドイツ!

実際、ドイツに留学していた友人から話を聞いたことがあるのですが、ドイツでは街のいたる所に「リユースボックス」が設置されているようです。ドイツは世界の中でもリサイクル意識がとても高く、リサイクル大国として有名。ガラスやビンの他に、古着や古い靴を回収するボックスも設置されています。
経済協力開発機構(OECD)の調査によると、ドイツのリサイクル率は驚異の65%と世界トップクラス。日本はというと、リサイクル率は19%となっており、対して焼却とエネルギー回収率が71%で世界トップでした。その結果を見る限りでは、日本はごみの大半を焼却しているということがわかりますね。
日本の場合は、土地が少ないという理由からごみの埋め立てが難しい…ということも焼却率が高い原因のようです。焼却することでごみの体積を減らして、少ない面積でもごみの埋め立てができるということになります。そのような背景から、日本の焼却技術が向上し、焼却施設が増加したという訳です。

日本での古着リユース事情は?

日本でリユースされる古着は、回収量全体のうちのわずか少量です。好きな服を買うことは決して悪いことではないですが、低価格のファストファッションの流行によって、キズも汚れもない状態で多くの服が使い捨てのように破棄されているという現状があります。
また、回収された古着は破棄処分せざるを得ないものも多いようです。汚れている・匂いが付いているものだけでなく、例えば濡れてしまった古着はカビが発生する恐れがあるので処分するしか選択肢がありません。雨天時の回収や、回収物の中に濡れたものが混入していることが原因の場合もあるため、ルールを徹底する必要があるといわれています。

日本もリユース意識を高める努力をしている

ドイツでは、古着を含めた繊維製品のリサイクルを対象にした法制度というものは実は存在していません。それにもかかわらず、リサイクルへの行動意識が高いのは何故なのでしょうか?経済産業省の「繊維製品リサイクル懇談会・報告書」によると、基本的にドイツでは赤十字社を中心に、民間ベースで市民の自主的な行動によってリサイクルシステムを運営しているというので驚きです。ゴミの選別や、再商品化に関しては、専門の故繊維業者が行っており、再生用途先は、東欧やアフリカなどに向けた中古衣料品が最も大きいそう。これらの回収から再商品化までの流れが、リサイクルシステムの効率的な構築・運営を可能にした理由であると分析されていました。
そのようなリサイクル大国のドイツを参考に、日本でも実際にさまざまな取り組みを取り入れてみようという動きがあるようです。

最近ではリサイクル意識が高い国が増えており、ドイツでは市民が自ら行動を起こしていることが成功の秘訣でした。そんな中、日本では回収された古着の多くが、焼却処分されているという現状もわかりましたね。皆さんもぜひ今回の記事をキッカケとして、着なくなった古着を捨ててしまう前に、リユースできるかな?などと考える時間を作ってみてくださいね。

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