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Column

エコな生活

閣議決定したプラスチックにかかわる新法案で生活はどうかわる?

2021.6.1

2021年3月9日にとある法案が閣議決定されました。それは、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」。プラスチックを資源として循環させる取り組みを推進するための法案です。これにより、私たちの生活にも今後変化が訪れることが予想されます。今回はこの法案について分かりやすく解説し、私たちの生活にどのような影響があるか、個人個人がこの法案とどう向き合い対応していくべきか考えていきます。

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」はどんな法案?

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」は国をあげてプラスチック資源循環の取り組みを強化していくためにできた法案で、背景には、海洋プラスチックごみ問題や地球規模の気候変動問題、諸外国での廃棄物輸入規制強化などがあります。
まずは「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」の内容をざっくりと説明していきましょう!

・法案のポイント
法案では以下の事項で基本方針が策定されます。
-プラスチック廃棄物の排出の抑制、再資源化に資する環境配慮設計
-ワンウェイプラスチックの使用の合理化
-プラスチック廃棄物の分別収集、自主回収、再資源化 等

引用:環境省 プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案の閣議決定について
https://www.env.go.jp/press/109195.html

・基本方針を段階に分けて説明
実際にどのような基本指針となるのか、詳細をプラスチックの製造段階、販売・提供段階、排出段階に分けてみていきましょう。

-製造段階
「環境配慮設計に関する指針」というものを策定し、認定する仕組みが作られます。製造事業者は、環境配慮設計をクリアしたプラスチック製品の製造に努めます。

-販売・提供段階(使用の合理化)
一回限りの使用で捨ててしまうようなプラスチックカップやスプーン、レジ袋などの使い捨てプラスチックをワンウェイプラスチックと言いますが、このワンウェイプラスチックに関して提供事業者向けに「取り組むべき判断基準」が策定されます。大量のワンウェイプラスチックを提供する事業者などには勧告や公表、命令などの措置がとられる可能性もあるようです。

-排出、回収、リサイクルに関して
大きく3つの取り組みがあります。

<市区町村>
プラスチックの分別回収や再商品化を促進します。市区町村が再商品化事業者と連携して容器包装リサイクル法を活用した再商品化もできるようになるそうです。

<製造事業者や販売事業者>
プラスチックを使用した製品等を自主回収して再資源化計画を作成します。

<排出事業者>
プラスチックごみの排出削減に取り組み、再資源化計画を作成します。

新法案でわたしたちにはどんな変化がおこるの?

新法案で私たちの暮らしにかかわる部分を、2つピックアップしてご紹介します。ひとつは「ワンウェイプラスチックの使用の合理化」にかかわる部分、もうひとつは「プラスチックごみの分別収集や自主回収、再資源化を促進」という部分です。

「ワンウェイプラスチックの使用の合理化」に関しては、小売やサービス事業者などのワンウェイプラスチックを提供する事業者が、プラスチック排出量の抑制に向け取り組みを始めることが予想されます。たとえばコンビニでのプラスチックスプーン、フォークなどの有料化です。マイバッグに加えてマイスプーンやマイフォークなども準備して、環境に配慮していきたいですね。

「プラスチックごみの分別収集や自主回収、再資源化を促進」に関しては、プラスチックごみを排出する際にきちんと分別することが重要となります。さらに、事業者による容器回収への協力なども挙げられるでしょう。プラスチック製品は不要となったあとも再資源化できるよう、可能なかぎり尽力していきたいものです。

3Rにとどまらない柔軟な考えで資源循環体制を整える

今回の新法案に関して、政府は3R(Reduce、Reuse、Recycle)に加えてRenewableも取り組みのひとつとして挙げています。3Rは「ごみを減らす」、「繰り返し使う」、「ふたたび資源として活用する」といった考え方ですが、Renewable はご存知でしょうか。

Renewableとは「再生可能な資源に変える」という意味で、たとえばプラスチックを素材として製造していたスプーンを、循環型の資源であるバイオマスプラスチック素材に変える、といった取り組みがそのひとつです。

3Rの枠におさまらず、Renewableといった視点での取り組みも推進されていくようなので、今後私たちの周りにもバイオマスプラスチック素材の製品などが増えていくかもしれません。法案は公布日から1年以内に施行されるようです。今後の動向にも注目していきたいですね。

まとめ

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案」が閣議決定され、プラスチック製品の設計から廃棄までが資源循環型に変わろうとしています。私たち周りでも、プラスチックストローやスプーン、フォークなどの使用が抑制されたり、循環型の資源であるバイオプラスチックを使用した商品が増えたり、さまざまな変化がありそうです。海洋環境、ひいては地球環境のために協力していきたいですね。

記事を作成・監修したマイスター

kimmy

ISO14001内部監査員資格、高等学校教諭一種免許状(保健体育)

kimmy

ミニマルライフに憧れている転勤族ママです。常日頃から時間を見つけては断捨離に勤しんでいます!最近はサスティナビリティというワードが気になっています。

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