そのペットボトル捨てないで！驚きの活用術3選

気温が高くなると、出先でペットボトルの飲み物を買って飲むという機会が増えます。しかし、ペットボトルの飲み物は、買えば買うほどゴミが増えてしまいますよね。ペットボトルを自宅に保管しておいてもかさばってしまうため、リサイクルゴミの日まで保管しておくのが大変だというケースも少なくありません。
そこで今回は、ペットボトルの“技アリ”な活用術をご紹介。「なるほど！」な方法で、空のペットボトルに命を吹き込んでみましょう。

家庭菜園のポットとして活用

家庭菜園にトライしてみたいと考えている人には、ペットボトルをプランターとして活用する方法がおすすめです。手に入りやすいペットボトルを使ったプランターは、これから家庭菜園を始める人にぴったり！省スペースで植物の栽培ができるので、ベランダ菜園にも使いやすいプランターとなります。

作り方もすごく簡単。ペットボトル・ハサミ・カッターナイフ・マスキングテープ・千枚通しなどの準備が必要ですが、どれも100均で手に入るものなので、気軽に作ることができますよ。

ペットボトルプランターは、ペットボトルのどの部分に穴を開けるかによってさまざま形のプランターに変身。ペットボトルを縦に置いて、半分くらいの場所や口の部分から1/3ほどの場所でカットすれば、縦置きのプランターになります。ペットボトルを横にして広めに穴を開ければ、横置きのプランターに。底になる部分に千枚通しを使って穴をあければ、水抜きの役割を果たしてくれます。ハサミやカッターナイフを使ってペットボトルに穴を開けたあとは、切り口でケガをしないように、必ずマスキングテープなどで切り口を覆っておいてくださいね。

縦に長く根が張る植物は縦置きタイプ、浅く根が張るものは横置きタイプなど、植物の特性に合わせてペットボトルプランターを活用しましょう。

米びつとして活用

米びつは、お米を清潔に保管しておくために欠かせないアイテムです。ただ、大きい物だと設置するためのスペースを用意しないといけないため、中には米びつを使わずにお米を保管しているという人もいるようですね。

一人暮らしの場合など、米びつを使わずにお米を保管したいという場合には、空のペットボトルを活用する方法がおすすめです。お米はニオイがつきやすいという特性があるため、おいしく食べるには保存容器に入れておくのがベスト。ペットボトルならしっかりとフタができるので、中にお米を入れてもニオイ移りの心配がありません。
また、お米は虫がつきやすいという特性もあり、特に米のカスが要注意だと認識されていますが、ペットボトルは洗うのが簡単なため、衛生面の心配も解消できます。

「お米を使い切ったら、ペットボトルをよく洗ってしっかり乾かしてからまた新しいお米を詰める」 このルーティーンを繰り返せば、衛生的に省スペースでお米を保管することができるので、ぜひ試してみてください。

シューキーパーとして活用

ペットボトルは、革靴やブーツの保管に欠かせないシューキーパーにも大変身します。作り方もすごく簡単なので、普段革靴やブーツを履く機会が多いという人は、作り方を知っておいて損はないですよ。

準備するものは、ペットボトル・乾燥豆（大豆）・靴下・輪ゴム・ハサミなど。乾燥豆を使うのは、消臭効果が期待できるからです。
まずは、靴下の中に豆を入れて、豆のすぐ上の部分に当たる靴下を輪ゴムで止めます。豆の上の部分（輪ゴムで止めたところが底になる部分）に空のペットボトルを入れ、ペットボトルを靴下の中へ閉じ込めるような状態になるよう再度輪ゴムで止めましょう。
同じ手順でもう1セット同じものを作れば、シューキーパーの完成です。ブーツや長靴など丈の長い靴に合うものを作りたい場合は、ペットボトルの長さを調整。口の部分をカットしたペットボトルをいくつか用意し、長方形の部分をつなぎ合わせれば長さを延ばしたり縮めたりすることができるようになります。

豆がない場合は、細かくちぎった新聞紙を代用してもOK！リボンなどを使ってデコレーションすれば、見た目にもかわいいシューキーパーになりますよ。

ペットボトルを賢く活用しよう

捨てればただのゴミになってしまう空のペットボトルも、アイデア次第であっという間に便利アイテムへと生まれ変わります。ペットボトルの飲み物を飲む機会が多い人は、ぜひリメイク術をマスターして、空のペットボトルを賢く活用してみてくださいね。