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暮らしの豆知識
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ズボラでもできるエコな暮らし|3つの回収と習慣化のしくみ

SDGs
2021.8.27

リサイクルを利用したいと思っていても習慣化できない人に向けて、自他ともに認めるズボラな筆者が利用している、3つのリサイクルと習慣化のしくみ作りをご紹介します。

エコな暮らしをしたいと思っている人、多いのではないでしょうか。「3R・4Rなど言葉は聞いたことがあるけど、難しく感じて一歩踏み出せない」「リサイクルに取り組み始めてみたけど続かない」という人はリサイクルを暮らしに取り入れる仕組み作りから始めてみてください。リサイクルは、少しの工夫で続けられるので、ぜひ参考にしてくださいね。

4Rって何?

4Rとは、ゴミ減量化の取り組みのキーワードです。Refuse(リフューズ)・Reduce(リデュース)・Reuse(リユース)・Recycle(リサイクル)の4つの単語の頭文字を取って4Rと呼ばれています。それぞれの言葉の意味をみていきましょう。

・Refuse(リフューズ)/不要なものを断る
エコバッグを持ち歩いてレジ袋を断る 過剰包装を断る

・Reduce(リデュース)/ゴミを減らす
洗剤やシャンプーは詰め替え用の用品を買う 食品を買い過ぎて腐らせたり料理を作り過ぎたりしない

・Reuse(リユース)/繰り返し使う
使わなくなったものを人に譲って使ってもらう 壊れたものを修理して使う

・Recycle(リサイクル)/再生利用する
リサイクルできるものは回収ボックスなどを利用する 資源として再生できるゴミは分別して出す

ゴミを減量すると、燃やすときに発生する二酸化炭素が減ります。その結果、地球温暖化のスピードを減速させることが可能です。 また、資源として再生させることにより、新たな資源を使う量が減り、地球資源の確保につながります。

リサイクルにより、ゴミとして捨ててしまうものを各団体が行っている回収システムを利用することで、再資源化することができます。一人ひとりが暮らしの中でリサイクルに取り組むことが地球環境の保護につながるので、できることから始めてみましょう。

手軽に始められる3つのリサイクル

ここからは、筆者が実際に利用しているリサイクルを3つご紹介します。お近くに利用できそうな団体がある場合は、ぜひ一度持ち込んでみてくださいね。

・コンタクトレンズのケース
筆者はワンデータイプのコンタクトレンズを使用していますが、そのケースのリサイクルにコンタクトレンズ販売店アイシティの「アイシティecoプロジェクト」です。購入先にかかわらず、全メーカーのケースの回収を行っているとのこと。

アイシティのHPによると、2021年7月時点で累計回収量は409.47tで、東京ドーム67.9個分に当たる1134.25tの二酸化炭素削減に貢献しています。回収後のケースは工場で粉砕・加工され、さまざまなリサイクル製品に生まれ変わっているそうです。

さらに、収益は「公益財団法人日本アイバンク協会」に全額寄付されています。ゴミとして捨てずに持ち込むだけでリサイクルになり、誰かの役にも立つと思うと、できるだけ協力したいですよね。

・食用油
家庭で唐揚げなどに使った食用油を回収してリサイクルしているところがあります。筆者がよく使うスーパーマーケットには回収専用ボックスが設置してあるので、買い物の際にペットボトルに入れた食用油を持ち込んでいます。

回収された食用油は、リサイクル業者により燃料や工業用石鹼などとして再生利用されており、ゴミの減量化につながっているのです。

・衣料品
衣料品に関しては、さまざまなメーカーで回収の取り組みがされています。筆者が主に利用しているのは、ユニクロの「RE.UNIQLO」です。HPによると、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などを通じて、難民キャンプや被災地への緊急災害支援などに役立てられているそうです。また、リユースできない服は加工して燃料や防音材としてリサイクルされるので、寄付ができない状態の衣類も回収可能です。

個人の力では難しい取り組みも、企業や団体のシステムを上手く利用することで、かなりリサイクルに貢献できるのではないでしょうか。お近くの店舗で回収システムがあるかどうか、確認してみてくださいね。

習慣化するしくみづくり

リサイクルが地球環境の保護につながることは分かっていても、なかなか続かない場合もありますよね。続かない、つまり習慣化できない原因は、仕組みが上手く作られていないことが挙げられます。

無理なく続けるために筆者がしている、仕組み作りのポイントを3つご紹介します。「なんだ、そんなことか!」と思うくらい簡単なことも多いですので、ぜひ一度試してみてくださいね。

・場所を決める
まず、回収に出す前のものを集めておく場所を決めておきましょう。実際に、コンタクトのケースなど習慣でうっかり捨ててしまうこともありましたが、1か所に集めておいて視界に入ると「回収に出すもの」という意識をすることができます。

場所を決める際は、なるべく近い場所がおすすめ。コンタクトレンズなら装着する洗面台の近く、衣類なら衣替えをする場所など、別の場所に持って行く手間をかけないことも長続きするポイントです。

・容器を決める
場所と同じように、回収に出すものを入れておく容器を決めることも大切です。そのまま回収に出せる状態の容器にしておくことで、詰め替えの手間を省き、容器がないから回収が後回しになるということもなくなります。

コンタクトのケースを入れる容器は、100円ショップのプラスチック容器にビニール袋をかけて洗面台近くに設置しています。いっぱいになったら袋の口を縛るだけなので、わざわざ他の袋や容器に詰め替える必要はありません。

油を入れる容器はペットボトルを利用するので、天ぷら鍋と一緒にペットボトルを収納しています。写真の青い四角で囲んである部分には天ぷら鍋やバットなどを収納していますが、合わせて油回収用のペットボトルを1本入れておくことで、タイミング悪くペットボトルがなくて回収に出せないということがありません。 衣類についても、見直しや衣替えをするタイミングで、手提げ袋を用意してそのまま入れられるようにするとよいでしょう。

・タイミングを決める
回収に出すには、後回しにしないことが大切です。なるべく自分の行動範囲にある店舗の回収を利用して、無理のない範囲でリサイクルに取り組みましょう。また、「この容器がいっぱいになったら」「買い物に行く際に必ず持ち出す」など、自分なりのゆるいルールを決めておくこともポイントです。

簡単な仕組み作りでリサイクルを習慣化

筆者が利用しているリサイクルと、続けるための仕組みについてご紹介しました。リサイクルしなくても生活に支障は出ないので、習慣化するには仕組みやルール作りが必要です。「手間をかけ過ぎず、すぐに取り掛かれる状態にする」ことを意識して、出来ることから始めてみてくださいね。

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記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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