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2022年4月導入!食とくらしの「グリーンライフポイント」をひも解く

SDGs
2021.10.20

この記事では、環境省が推進している食とくらしの「グリーンライフポイント」についてご紹介していきます。近年、SDGsの取り組みに注目が集まり、個人レベルでも持続可能な社会や環境に配慮した暮らしを意識している人が増えています。

そんな中、国を挙げて個人のメリットになるような仕組みを作り、エコな選択を促進しよう、という動きが、2022年4月導入予定のグリーンライフポイントです。どのような仕組みなのか、どうしたらポイント制度の恩恵を受けられるのか、概要をぜひチェックしてくださいね。

食とくらしの「グリーンライフポイント」ってなに?

食とくらしの「グリーンライフポイント」は、環境省が2022年4月から導入開始を検討しているポイント制度。食品ロスの削減や二酸化炭素排出量の削減などをゴールに、仕組みの構築が進められています。これまでにも似たようなポイント制度は登場していますが、より広く周知しエコな行動を促すため、大々的にグリーンライフポイントが導入されることになりました。

グリーンライフポイントは、消費者のエコな選択に対してポイントが付与される仕組みで、たとえば「コンビニでプラスチックスプーンを断る」、「賞味期限が近い商品を選ぶ」といった選択もそのひとつ。地球にやさしい行動が具体的に分かる、ポイントをもらえる、これらのメリットにより、消費者の選択や行動が変わっていくことが期待されています。

「エコな暮らしをしよう」「二酸化炭素排出量を減らそう」などといわれても、何をしたらいいか分からない…という人は多いはず。それがグリーンライフポイントの導入で具体的になり、どこか他人事だったエコな取り組みが自分のこととしてとらえられるように、という狙いです。

どんな分野でポイントが加算されるの?

どのような分野でグリーンライフポイントが加算されていく予定なのか、もう少し詳しく見ていきましょう!現段階で想定されているのは、食・衣類・循環・住まい・移動の5つの分野です。

「食」であれば、賞味期限が近い商品を選択する、食べ残しを持ち帰る、といった行動でポイントが付与される予定。「衣類」については服の再利用や、サブスクを利用して服を借りるといった行動に対してポイントがプラスされるようです。

「循環」という分野に関しては、簡易包装の商品を選んだり、コンビニでプラスチック製のスプーンやフォークを受け取らないといった行動をしたりすること。「住まい」については再生可能エネルギーからできた電気に切り替える、省エネ家電を導入する、などでポイントがつくことが検討されています。

「移動」の分野では、カーシェアやレンタサイクルでポイントが付与される仕組みが整えられることになりそう。いずれも、「日常生活で手軽に取り組める身近な行動」にポイントがつくイメージです。

ポイント制度開始のメリットが気になる!

さて、私たち消費者にとって重要となるのが、「グリーンライフポイントがどう使えるのか」ということ。貯めてもメリットがないポイントであれば魅力半減。モチベーションは上がりません。

現段階では、グリーンライフポイントは企業の既存の制度に上乗せしてポイントが付与される予定となっています。コンビニやスーパー、家電量販店などですでに実施されているポイント制度を活用し、環境に配慮した選択や行動をした際にはさらにポイントがつく、というものです。

いつも行っているお店で利用しているポイントがプラスでつく、というのは消費者にとって魅力ですよね。ポイントを使う際もスムーズでしょう。

また、コンビニなどではビニール袋の有料化に次いでプラスチック製カトラリーの有料化も導入される予定です。たとえばマイスプーンを持ち歩いて、いつも行くコンビニでプラスチックスプーンを断れば、有料回避&ポイントゲットという二重のメリットになる、とも考えられるのではないでしょうか。

まとめ

今回ご紹介した食とくらしの「グリーンライフポイント」が導入されれば、あなたの選択や行動次第でポイントが付与されます。グリーンライフポイントが身近なポイント制度に還元されれば、やる気もひとしおでしょう。今までよりもさらに積極的に環境や持続可能な社会に配慮した選択や行動ができそうですね。

 

記事を作成・監修したマイスター

kimmy

ISO14001内部監査員資格、高等学校教諭一種免許状(保健体育)

kimmy

ミニマルライフに憧れている転勤族ママです。常日頃から時間を見つけては断捨離に勤しんでいます!最近はサスティナビリティというワードが気になっています。

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