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今注目のSDGsスポーツ「プロギング」って何?

SDGs
2022.9.27

ジョギングとごみ拾いをかけ合わせたSDGsスポーツとして注目されている「プロギング」。SDGsとは、2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。ゴミを拾うことは、SDGsで掲げられている17の目標のうち「11.住み続けられるまちづくりを」や「12.つくる責任つかう責任」に深く関わりがあります。今回の記事ではプロギングの魅力と、イベントへの参加方法についてご紹介しましょう。

「プロギング」ってどんなことをするの?

プロギングとは、一社)プロギングジャパンの公式サイトによるとスウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」を合わせた造語で、ゴミを拾いながらジョギングをするSDGsスポーツのこと。スウェーデン人アスリートが2016年に始め、今では100ヶ国以上で楽しまれているスポーツです。

日本でも全国各地でプロギングのイベントが開催されていて、観光×プロギング、ヨガ×プロギングなどコラボイベントも多数開かれているので注目です!

「SDGsにつながる行動をとりたいと思っていても、何から始めたらよいのか分からない」という人も、一人では難しいかもしれませんがイベントがあれば気軽に参加できるのではないでしょうか。

プロギングの魅力とは

プロギングがどのようなスポーツかお分かりいただいたところで、ここからはプロギングの魅力に迫っていきましょう。特別な道具は必要なく、運動ができる服装と靴があれば手軽に始められるプロギング。魅力を知ることで、プロギングをさらに楽しめるはず!

・フィットネス効果
通常のジョギングに加え、ゴミを拾うためにしゃがんだり、ストップ&ゴーを繰り返したりといった動作が加わるので、ジョギングの1.2倍のカロリー消費が期待できるそう。
また、走るだけという単調な運動が苦手な人も、ゴミ拾いが加わると、ゲーム感覚で続けることができるかもしれませんね。

・社会貢献×ストレス解消
「スポーツがストレス解消になる」という人も多いかもしれませんが、プロギングで「ゴミ拾い」という社会貢献活動が加わり、やりがいを感じる効果もあります。また、拾ったゴミは目に見えて量が増えていくので、たくさん拾ったという達成感も味わうことができるでしょう。ゴミ拾いという地球環境や誰かの役に立っているという感情と、ジョギングでストレス解消する爽快感の両方が味わえるのが、プロギングの魅力です。

・コミュニケーション
プロギングは一人でもできるスポーツですが、イベントなどを通じて多くの人とコミュニケーションが取れるのも魅力のひとつ。初対面の人同士でも、同じ目的を持って集まりプロギングに取り組むことで、自然と会話が生まれます。ジョギングのみでは会話をすることは難しいかもしれませんが、立ち止まってゴミを拾うプロギングなら会話のタイミングも多くありそうですね。

プロギングに参加するには?

「一人では始めにくいけど、プロギングのイベントがあれば参加してみたい」と思われる人もいるのではないでしょうか。プロギングイベントの開催情報は、一社)プロギングジャパンの公式サイトに掲載されています。プロギングジャパンの公式イベントの他、「中部」「九州沖縄」など地域ごとの検索も可能です。
プロギングは他のイベントとの組み合わせたコラボイベントも多数開催されています。広島で開催のプロギングイベントでは、乳がんの啓発活動「ピンクリボン運動」のチャリティープロギングも。プロギングの他、乳がんに関する講演会や検査室の見学も盛り込まれたイベントも実施。イベントの参加費は、乳がん患者やご家族の支援のため、NPO法人J.POSHへ全額寄付されます。
プロギング広島代表の石川さおりさんは「プロギングの活動を通して、乳がんで悲しむ方がなくなれば嬉しく思います」と女性ならではの目線でチャリティープロギングをけん引。イベントに参加した人は、運動をしながら街をきれいにして、さらに乳がんの啓発活動にも参加できる、社会的意義の高いイベントです。
自分が住む地域や興味がある内容のイベントを探して、参加してみてはいかがでしょうか。

体も心も健康に、さらに地球もきれいになるプロギング

今注目のSDGsスポーツ、プロギングについてご紹介しました。プロギングは特別な道具や場所も必要なく、手軽に始められるスポーツ。日本では、プロギングという言葉が広まる前から、ランナーたちの間でゴミを拾う活動が広がっていたそうです。体も心も健康になり、さらに地球もきれいになるプロギング、とても魅力的ですよね。スポーツの秋に、始めてみてはいかがでしょうか。

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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