寄付はお金だけじゃない！不用品で国境なき医師団を支援しよう！

新型コロナウイルスの流行に加え、ウクライナでの戦争が勃発し、不安定な社会情勢が続いています。そんな中で「困っている人を支援したい」と思う人は少なくないでしょう。とはいえ、お金での寄付はハードルが高いですよね。そこで、今回は不用品の売却でできる寄付を紹介します。不用品の買取額を寄付金として受け付けているのが「国境なき医師団」です。災害や紛争地域に赴き、医療援助を行う団体で、今の時代になくてはならない存在。部屋を片付け、人助けもできるなら一石二鳥！「年末に向けてそろそろ片付け・断捨離しないと」と思っていた人は、ぜひ読んでみてください。

国境なき医師団とは？

「国境なき医師団」は、非営利の医療・人道援助を行う民間団体です。自然災害や紛争などの危機に瀕する地域に駆け付け、緊急医療援助を行っています。具体的には、負傷者への外科治療や手術、医薬品の援助、物資の支援などさまざまな活動を行っているのが特徴です。1971年の設立当初から中立の立場を守り、医療を必要とする人の元へ駆け付けています。

驚くことに、団体の9割以上の資金は民間からの寄付。2021年の収入は約2,514億円。日本国内では43万人もの人々が寄付を行っています。寄付金によって用意できることは次のとおりです。

・3,000円で栄養治療食90食分
・5,000円で安全な飲料水210人分
・10,000円で基礎医療400人分

「家に眠る物」でも寄付できる

「国境なき医師団」は金銭の寄付だけでなく、不用品売却による寄付も可能です！お金の寄付に対しハードルが高い…と感じている人にはうれしいですよね。利用できる買取サービスは、「お宝エイド」「ブックオフ（キモチと。）」の2種類があります。

◎「お宝エイド」
「お宝エイド」は東京都世田谷区にある買取専門店です。壊れている物や1点でも買取を行ってくれ、着払いで送料もかからないのが魅力です。寄付方法は、ダンボールに品物を入れ、「贈与承諾書」を添付してゆうパックで集荷を依頼。査定額に10％上乗せされた金額が、国境なき医師団へと寄付されます。主な買取品目は次の通りです。

≪主な買取品目≫
・金、貴金属
・ブランド品
・切手
・はがき
・年賀状
・カメラ、レンズ
・骨董品　など

◎「ブックオフ」
中古本の買取・販売を中心に行う「ブックオフ」では、本や雑貨などの寄付が可能です。まずは「キモチと。」の公式HPで、国境なき医師団を支援するページを開きます。

希望の回収日時や名前、住所などを入力し、当日は物品の入ったダンボールや紙袋を渡すだけ。「お宝エイド」と同じように査定額が寄付される仕組みです。寄付は「ブックオフ」側が行い、寄付者は物品を手放すだけでいいので、少ない手間で済みます。

≪主な買取品目≫
・本
・CD
・ゲームソフト
・おもちゃ
・カメラ
・宝飾品など

お金の寄付は税制優遇措置を受けられる

不用品以外にも、ポイントやコピー機から寄付する方法もあります。「Tポイント募金」やJCBカードの「ポイントチャリティー」、ファミリーマートにあるマルチコピー機からも寄付可能です！

一般的な寄付方法である、金銭による寄付は税制優遇控除の対象となります。東京都に住んでいる場合は、個人住民税の控除も。金銭の寄付では「お金が減ってしまう」と思い、ためらう人もいるかもしれませんが、税制優遇を受けられるメリットは大きいですよね。

金銭の寄付もクレジットカードやインターネット口座、コンビニなどからもできるので、興味がある人はぜひ試してみてはいかがでしょうか？

まとめ

今回は不用品の買取サービスでできる寄付をご紹介しました。買取サービスを利用して寄付するだけで、世界各地で苦しんでいる人々を支援できます。お宝エイドもブックオフも送料無料で荷物を送れるので、利用者には金銭的な負担もありません。この記事をきっかけに、部屋を片付け、眠っている不用品を手放してみませんか？