もので溢れかえってしまったクローゼットを断捨離したい!そんなときは、服の整理から始めてみませんか?持っている服を全部出してみたら、お気に入りだったアイテムがこんなところに!なんてビフォーアフターもありそう。見通しのよいクローゼットはどこに何があるかが一目瞭然、コーディネートに悩む時間も格段に減らせます。
そこで今回は、服の断捨離術をご紹介!スムーズに進めるポイントや、捨てすぎてしまった…と後悔をまねかないヒント、そして要らなくなった服の処分方法やきれいな状態を維持するコツまで、断捨離のイロハをたっぷりお届けします!
INDEX
服の断捨離を成功させるカギは、捨てる基準を心得ることです。あらかじめルールを決めておけば、捨てられずに悩んだり、どんどん捨ててしまって後悔したりすることもなくなるでしょう。ここでは、服を断捨離する基準を5つご紹介します。
・体型の変化でサイズアウトした服
体型は、年々変化していくもの。お気に入りだった服も、サイズ感の合っていないものは着心地が悪く、見た目もよくないため次第に出番が減っていくはずです。
・着脱しにくい服
・動きにくい服
・なんとなく着ていてストレスを感じる服
このような服は、断捨離の対象に入れてしまいましょう。今は太ってサイズアウトしてしまったけど、痩せたらまた着られるはず!と希望的観測で残しておくと、いつまで経ってもタンスの肥やしのまま。「今の自分」を基準に捨てる・捨てないと判断するのが断捨離成功を導くコツです。
・2年以上着ていない「タンスの肥やし」
捨てるか捨てないかを判断するとき、2年以上着ていない服は処分の対象です。ファッションには毎年トレンドがあり、デザイン・形・カラーなどさまざまな部分で旬を感じさせる要素があります。2年以上着たいと思えなかった服は、おそらくトレンド要素の強いアイテムではないでしょうか。
また、年齢を重ねていくうちに好みのサイズ感やデザインも変化していきます。20代は膝上丈のスカートを好んで履いていたけど、30代を超えて膝を出すことに抵抗を感じてきたという人は多いでしょう。これらの理由で、2年以上出番のなかった服はタンスの肥やしとなりやすいため、断捨離対象とします。
・買ったけど着ていない服
購入したものの、一度も出番がなくクローゼットに眠っている服はありませんか?理由は「試着せずに買った」「似合うか分からないけど通販で買ってみた」あるいは「一目惚れして買ったけどうまくコーディネートに取り入れられない」など、さまざまでしょう。
買ったけど着ていない服は、新しくてきれいなので捨てたくない気持ちも分かります。しかし、おそらく今後も着ない確率が高いでしょう。いつまでもしっくりこないまま、新しい服たちに埋もれていくのはよりもったいないので、断捨離の対象に入れてみませんか?
・毛玉やほつれ、汚れなど劣化した服
なじみのある服は、何度も着て劣化したものが多いはず。多少のシミやほつれがある服は、汚れてもいいからと気軽に着やすいため、意外と捨てずに重宝している人が多いです。しかし、風水の観点からいうと劣化した服は悪い気を寄せつけてしまい、運気が下がるんだとか。
傷んでしまった服を思い切ってすべて手放すことで、悪い気もいっしょに手放せて運気をアップさせられるなら、断捨離の機会に処分してしまいたいですね。
・着ていてテンションが下がる服
なんとなく着ていてしっくりこない、気分が下がってしまうような服はありませんか?分かりやすく例えると「誰にも会いたいと思えない服」です。このような服は、体型に合っていなかったり、自分に全然似合っていなかったりして、着ていてテンションが下がってしまいます。
服を着て「テンションが上がる」「ときめく」といった感情になるのはとても大切。クローゼットを開けたとき、好きな服ばかりに囲まれているとそれだけで運気も上がりそうですよね。
服を捨てる基準が理解できたら、いよいよ断捨離の実践です!断捨離は常に決断の連続なため、体力的にもメンタル的にも強さが必要になります。後悔のない断捨離にするために、5つのコツを覚えておきましょう。
・捨てるか残すか仕分ける
あなた自身の断捨離で後悔しないためには、捨てる服と残しておく服の基準をあらかじめ決めておく必要があります。先述した断捨離基準を参考にするなどし、迷ったときのために書き記しておくと心がブレにくいです。
スムーズに進めるコツは、思い入れのないものから取り掛かること。まずは確実に着ることのない汚れた服や劣化した服からアクセルを踏んでいきましょう。思い出深い服は断捨離スピードを弱めてしまい、なかなか前へ進めません。
・売るか捨てるかの仕分け
もう着ることはなさそうでも、状態のよい服やブランド品などは捨てずに「売る」という選択肢もアリ。しかし、最近はトレンドの波が激しいため、少しでも出遅れてしまうと需要がなくなってしまい、買取り価格も下がります。断捨離の際は早めに見切りをつけることも成功のカギとなりそうです。
・悩むものは保留してOK!
断捨離するとき「1軍(捨てない)」「2軍(保留)」「3軍(捨てる)」に分けると後悔しにくいです。断捨離するなら捨てるか捨てないかの二択で決めてしまいたいところですが、どちらにしようと悩んだなら、いったん2軍のまま保留にしておいてもOK!
断捨離中の失敗しやすい要素に、そのときのテンションで捨ててしまうことがあります。保留ボックスを作っておけば、勢いまかせに処分して後悔…といったことにならないので、無理に捨てるか捨てないかを決めてしまわないようにしましょう。
・いくつかコーディネートが組めるように残す
2軍の服が昇格するか降格するかのポイントに、1軍の服だけでいくつかコーデを組んで実際に生活してみるのもおすすめです。しばらく過ごして何も不自由なければ2軍の服も断捨離対象へ。やっぱりこのアイテムは必要だったと感じたら、1軍へ昇格しましょう。
このような方法で断捨離に成功すると着回しがしやすくなり、おしゃれもアップグレードします。次に買い足すべきアイテムも見えてくるでしょう。
ワンパターンなコーデにならないように、ベーシックアイテム、カラーアイテム、ファーやレザーなどの素材アイテムをバランスよく残しておくと、限られた服のなかでおしゃれを楽しめますよ。
・季節ものや特別なときに着る服は要注意!
断捨離は季節をイメージして進めることも大切です。たとえば真夏の暑い日に断捨離をすると、冬のコーデをイメージしづらいため、必要以上に冬服を捨ててしまいがちです。その逆も然りで、季節ものを仕分けるときは慎重に判断する必要があります。
また、冠婚葬祭などオケージョンシーンで着るアイテムや、ビジネスに使うスーツなども、使用頻度が少ないことから不用意に処分してしまいやすいもの。すべて捨ててしまうと急遽必要となった場合に困ってしまうため、流行りのないオーソドックスなデザインのものを買うようにし、いざというときのために残しておくと安心です。
服を断捨離するタイミングは人それぞれですが、ライフスタイルが大きく変わるときは断捨離のチャンスです。具体的にどのようなときなのでしょうか。
・結婚など共同生活が始まったとき
結婚などの共同生活がスタートすると、一人だけの服だけでなくパートナーの服もいっしょに収納しなければなりません。限られたスペースに収納するためには、断捨離する必要があるでしょう。
・出産して服装に変化が出たとき
出産は、これまでの服装がガラリと変化しやすいタイミングのひとつです。赤ちゃんの肌が直接触れやすいため、ママの着る服の素材にも気を使うようになるでしょう。動きやすい、汚れても洗濯しやすいなど、育児中心に考えたファッションを選ぶようになります。
・自分のスタイルを確立したとき
40代になると、体型や肌に大きく変化が現れるといわれています。これまで似合うと思っていた服も「あれ?」と違和感を覚えるようになり、肌はくすみやすくなって似合う色が限られてきます。自分のスタイルに合った服を厳選したい!と感じたら、断捨離のタイミングです。
せっかく断捨離成功したのに、また服が増えてきた…という「断捨離リバウンド」さん。美しいクローゼットを維持するために、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。
・リバウンド回避方法1:プチプラの罠にハマらない!
まず「安いから買おう」という思考をやめましょう。セールだから買おう!とお得さを重視してしまうと、買ったことに満足してどんどん服は増えていきます。プチプラブランドや通販サイトなど、便利な反面、気軽さゆえに買いすぎてしまう最近のお買い物事情。気づかないうちに服が増えてしまっている人、安さを理由につい買ってしまう人は要注意です。
・リバウンド回避方法2:ときめいた服だけを買う
服を購入するときの決め手は何でしょう?「体型に合っている」「店員さんや友だちに似合うと褒められたから」など、さまざま理由があると思います。でもせっかく断捨離をしたので、今後は安易に服を購入するのはおすすめしません。決め手を自分軸に置き、本当にときめいた服だけを買う!とルールを作ってみると、案外ときめく服とは出会えないものです。
・リバウンド回避方法3:一つ買うなら一つ手放す
お店で服の購入を迷ったとき、必ず今ある服を思い出してください。どれか一つ手放してまで本当に欲しい服なのか、もう一度考えてみましょう。それでも欲しいと思ったら購入していいですが、その分クローゼットから一着処分します。せっかく断捨離で必要な服を決めたのに、また服を増やしてしまうといつの間にか前の状態へ戻ってしまうからです。
断捨離中に、誰もが陥りがちなのが「部屋着やパジャマにするから」と理由をつけて捨てられないこと。たしかに不要となった服を部屋着やパジャマに代用する方法はエコです。しかし、今すぐ活用するのではなく「いつか使う」と理由づけて持て余してしまうのは、断捨離における代表的な失敗例。いつまで経ってもクローゼットに余計な服が残ります。
今すぐ必要な部屋着やパジャマは何着でしょうか?本当に必要な枚数を具体的に考えてみて、それ以外の余った服は思い切って処分しましょう!
要らなくなった服たちは、名残惜しくならないうちにサッと処分してしまいましょう!ここからは不要な服の捨て方や、捨てずに手放す方法などをご紹介します。
・自治体のやり方に沿って処分する
状態の悪い、捨てるしか方法のない服は家庭ごみとして捨ててしまいましょう。基本的に衣類は素材関係なく可燃ゴミとして捨てられます。ただし、装飾のある服や大量の服といったイレギュラーには自治体の決まりがあるため、確認してから処分してください。
・衣類回収サービスを利用する
自治体では、市役所などの公共施設へ古着を持ち込める「拠点回収」を行っています。状態の悪い服は引き取ってもらえないですが、服として再利用できるリユース品として認められれば回収してもらえるので、ぜひ利用してみてください。
また「UNIQLO(ユニクロ)」では、自社製品の着なくなった服を店舗で回収しています。このように、衣類回収サービスを調べてみると色々あるのでチェックしてみましょう。
・フリマアプリを利用してお小遣いGET
スマホで簡単に売買できるフリマアプリは、断捨離後の服を処分するのにもおすすめのツール。捨てるより手間はかかるものの、売れればちょっとした収入にもなります。状態のよいもの、ブランド品、トレンドアイテムなどは比較的売れやすいようです。
ただしフリマアプリは売れるまでの期間、自宅保管をしておかなければなりません。せっかく断捨離をしたのに処分できずにいるとストレスにもなるので、期間をあらかじめ決めておき、売れ残ったものは他の方法で手放すようにしましょう。
・ボランティア団体などに寄付する
まだまだ着られる服なら、寄付をして必要な人たちに活用してもらうのもよいですね。ただし、寄付先は国もしくは自治体のホームページで紹介されている団体か、よく確認してください。「表向きでは寄付と募り、実際は転売目的だった」「実際に困っている人たちに届けられるのはごく一部だった」などのトラブルもあるため、要注意です。
エコリングでは寄付による社会貢献活動を実施しています。
・買取業者やリサイクルショップに買い取ってもらう
まだ使えそうな服だけどフリマアプリが苦手…という方は、買取専門店に買い取ってもらう方法が断然おすすめ!ちょっとしたお小遣い稼ぎにも効果的です。査定方法は、直接店舗へ行く、自宅に来てもらう、宅配査定などさまざまあるので、やりやすい方法で試してみてくださいね。
フリマアプリと違って、断捨離後にそのまま家に置いておく時間が短いので、達成感もひとしおです!
服を断捨離すると、クローゼットがすっきりしてお気に入りの服が簡単に見つけられるようになります。1軍の服だけが残ったクローゼットは、開けるだけでワクワクする空間に!いつも同じコーデを着回している人は、実はクローゼットが満タン状態で何がどこにあるか把握できていないからかもしれません。服をなかなか捨てられなかった人、断捨離してもすぐにリバウンドしてしまう人は、この記事を参考にぜひ快適なクローゼットを手に入れてくださいね。
断捨離で出た服にお困りではございませんか?それをゴミとして処分してしまうのは勿体ないです。エコリングでは不要になった服をはじめバッグ、靴、アクセサリー類などなんでもお買取りさせていただきます。 一度買取できるか?いくらになるかご相談してみませんか?
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