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整理・収納・整頓、少しずつ違う言葉の意味と効率的な片づけステップを解説

整理整頓
2022.1.22

整理、収納、片づけ、整頓…と、片づけには似たような言葉がたくさんあります。片づけのプロ、ライフオーガナイザーの筆者が感じるのは、「それぞれの言葉について、イメージはできるけど、意味はわからない」という方が多いということです。それぞれの言葉の意味を理解して効率的な順序で片づけを進めることで、片づけがスムーズに進んだり、すぐに元の状態に戻ってしまうリバウンドを防げたりします。この記事では片づけに関する言葉の意味と、効率的な片づけのステップについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

似ているようで少しずつ違う「片づけ」の言葉

整理収納、整理整頓、収納、片づけ、掃除…など、片づけに関する言葉は、似ているようで少しずつ意味が違います。ここからは、主な片づけの言葉について、それぞれの言葉の意味を簡単に解説しましょう。

1.整理
整理とは「モノを要・不要で分ける」ことです。まずは、必要なモノを選び取ることが大切。要・不要の二択にすると迷うことが多いので、他にも「迷う」「必要ではないけど残しておく」などの選択肢を用意し、幅を持たせるとよいでしょう。

2.収納
収納とは、文字どおり「収める」ことです。モノを、取り出しやすく戻しやすいように配置して収めます。使いやすい場所に配置されているか、出したり戻したりする際に面倒だと感じないか、実際に出し入れして収納場所を決めましょう。

3.整頓
整頓とは、「順序立てて見た目を揃える」ことです。例えば、大きさを揃えて並べたり、乱雑に入っているモノを揃えたり、といったことが整頓にあたります。

4.片づけ
片づけとは、「使ったモノを元の場所に戻す」ことです。使ったモノを元の場所に戻さず、「つい、その辺に置きっぱなしにしてしまう」ことがあるかもしれませんが、そのことが、部屋が散らかる原因になります。

5.掃除
掃除とは、「汚れを取り除き、清潔にする」ことです。「部屋をきれいにする」という大きな意味では片づけと同じカテゴリーかもしれませんが、片づけに関する言葉ではありません。

片づけに関する言葉の意味について、簡単に解説しました。似たような言葉だとイメージしていても、少しずつ違うことがおわかりいただけたのではないでしょうか。よく目にする「整理収納」や「整理整頓」という言葉は、異なる意味をもつ2つの言葉を合わせたものです。

片づけは何から始めるのがベスト?

片づけの言葉の意味を理解したら、「何から始めるのがベストなのか?」という疑問を抱くのではないでしょうか。
片づけで最初にすることは、先ほどのパートに出た5つのいずれでもありません。まず、「どんな暮らしがしたいのか」を具体的にイメージすることです。
なぜならモノをもつ基準を考えて整理したり、収納場所や収納方法などを検討したりするときは、どんな暮らしがしたいのかということがベースになるからです。
例えば、「常に花を飾る暮らしがしたい」とイメージしたら、さらに「どんな花?」「どれくらいのボリュームの花?」「どこに飾る?」など、具体的に掘り下げていきましょう。
すると、「この花瓶は残しておいた方がいいかも」「この場所に、花鋏と花瓶をセットで収納すると便利」などイメージしやすくなり、おのずと整理や収納が進んでいきます。

効率的な片づけのステップ

最後に、効率的な片づけのステップについて、簡単に解説します。
先ほどのパートでも触れましたが、最初にすることは「どんな暮らしがしたいか」を具体的にイメージして、自分の価値観を明確にすることです。その後、以下のステップで片づけを進めていきます。

1.整理/自分がイメージした暮らしに合わせて、その暮らしに必要なモノを選び取る
2.収納/自分がしたい暮らしを叶えやすいように、モノを配置して収める
3.整頓/収納したモノの見た目を整える

このステップを逆にしてみたら、どうなるでしょうか。
例えば、モノを順序立てて揃えてみようにも、決まった場所に収納されていなかったり、さまざまなモノが混在して山盛りになっていたりすると、整頓の前に収納をする必要があります。
また、溢れているモノを収納しようにも、そもそもすべて必要なモノかどうかわからない場合、まず整理をしてから、それぞれの収納場所を決める必要があります。

このように、結局は逆戻りしてしまうので、片づけの際は取り掛かる順番が大切なのです。
ここまでのステップは、片づけでは仕組みを作る土台の部分になります。土台ができていることで、4.片づけ(出したモノを戻す)と、5.掃除(汚れを取り除いて清潔にする)という日々の習慣の部分がスムーズにできるでしょう。

片づけの言葉の意味とステップを理解して効率的に進めましょう

今回は、片づけに関する言葉の意味と、効率的な片づけのステップについて簡単に解説しました。言葉のそれぞれの意味を理解して行動に移すことで、やみくもにモノを捨てて後悔したり、収納用品を買ってきて詰め込んだけれど使いにくかったり、という片づけにありがちな失敗も激減するはずです。「どんな暮らしがしたいか」をイメージして、片づけのステップを参考に、行動に移してみてくださいね。

 

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記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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