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愛車の思い出は「ショールーム風ディスプレイ」で残す

整理整頓
2022.9.27

片づけのプロであるライフオーガナイザーの筆者。「捨てたくない思い出グッズは、捨てずに残しておいて大丈夫ですよ」とクライアントにも伝えています。しかし、手放したくないけどずっと残しておけないのが車。修理やメンテナンスをしながら長年乗り続けるには、経費の面からも難しいことが多いのではないでしょうか。筆者も思い入れのある愛車を、泣く泣く手放した経験があります。そのときディーラーのショールームでひらめいた、愛車の思い出を残すアイデアを、写真とともに紹介します。

愛車の思い出を残したい!

モノの管理をラクにするために「使わないものは処分して、モノを減らしましょう」という考え方もありますが、筆者は「使わなくても思い入れのあるものは残しておきたい」と思うタイプです。クライアントにも、心を痛めてまで処分する必要はないと伝えています。

・手放したくないけど残せない愛車
手放したくない思い出の詰まったアイテムは、フレームに入れて飾るなど工夫して残すようにしています。しかし、車の場合そうはいきませんよね。故障して乗れなくなった車を保管しておくには場所が必要ですし、お金もかかります。写真を撮るくらいしか、思い出を残す方法は思いつかないのではないでしょうか。

・ショールームで思いついたアイデア
筆者も買い替えで愛車を手放す際、最後の思い出にドライブしたり写真を撮ったりしました。それでは物足りず、愛車の思い出を何か残したいと思っていたとき、ディーラーのショールームにあるガラスケースを見て、ひらめいたのです。

ディーラーのショールームには、車のパーツを模したグッズがガラスケースに飾ってあります。そのケースを見て「こんな風に車のパーツを残せたら素敵!」と思ったのです。

・廃車の際パーツを残す
筆者の車は廃車にする予定でしたので、知り合いの修理工場に頼んで取り外せそうなパーツを残してもらうことに。手間はかかったと思いますが、車のエンブレムなど思い出の詰まったパーツを残すことができました。

ディスプレイのために用意したもの

ディスプレイするために用意したのは、主に以下のとおりです。特に車前方のエンブレムが付いていた周りの部分を切り取りたいときは、ホットナイフがあると便利です。

・ホットナイフ(ホットカッター)
車前方についていたエンブレムは、周りのパーツも一緒に残してあったので、かなり大きなものでした。幸い筆者の車のパーツは金属製ではなかったので、ホットナイフを使うと思いどおりの大きさに簡単にカットできました。

・ディスプレイ用ケース
ディスプレイするためのケースも、新調しました。ディーラーのショールームにあるようなガラスケースにしたかったので、IKEA(イケア)の SAMMANHANG(サッマンハング)というシリーズのショーケースを購入。残念ながら現在は廃盤になっていますが、インターネットなどで探すと似たようなガラスケースが見つかります。

・キャビネットタイプでもOK
筆者の自宅は狭いので、チェストなどに置くタイプのガラスケースを購入しました。置く場所を確保できるなら、大きなキャビネットタイプのガラスケースを使っても素敵ですね。

ディスプレイしたものと飾るコツ

飾るためのガラスケースと車のパーツが揃ったら、いよいよディスプレイ。ここからは飾り方のコツなどをお伝えします。

・ディスプレイしたパーツ
筆者が残した車のパーツは、車のエンブレムの他に、タイヤホイールに付いていた車のマーク、車種のパーツなど。自分で取り外せた、ドリンクホルダーに付いていた栓抜きや車のキーも残しておきました。

・高低差を出す
飾るときはパーツを立てて、高低差を出すのがポイントです。立てかけたり位置を固定したりするときは、粘土状の「ミュージアムジェル」というアイテムが便利。美術館での美術品の固定や、アクセサリーをショーケースに飾る際に使われるものです。

筆者は最初、100円ショップの「粘着タック」という商品を使いました。こちらの商品もしっかり固定できてよかったのですが、無色ではなく青色のため上手く隠さないと目立ってしまいます。
角度によって青い粘着タックが見えるのが気になったため、途中で無色透明のものに変えました。

・パーツによっては壁掛けもアリ
パーツによっては、画像のように壁に飾るのも良いかと思います。こちらは数が多くて入りきらなかったパーツを、愛車が好きだった子どもの部屋に飾ったもの。子ども自身、元々車自体が好きなこともあり、車のパーツをインテリアに取り入れることを喜んでいました。

廃車にするならパーツを残して飾ってみては?

今回は廃車にする車のパーツを、ショールーム風にディスプレイして残すアイデアをご紹介しました。愛車は手放してしまいましたが、いつも目に入るところにディスプレイしていると、とても懐かしい気持ちになります。思い出の詰まった車自体は残せなくても、可能ならパーツだけでも残してみてはいかがでしょうか。

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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