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遺影の処分方法は?スマートなしまい方・飾り方を紹介

整理整頓
2022.11.25

葬儀の小規模化や墓じまい・仏壇じまいの一環や、今風のインテリアにそぐわないといった理由で、遺影写真のコンパクト化が進んでいます。しかし、いざ「遺影じまい」しようと思っても、ご先祖の写真を処分することは少し心苦しく感じてしまうのではないでしょうか。本記事では、遺影を処分する方法や、遺影をスマートに飾る・しまうためのフレームやアルバム、便利に持ち歩けるアイテムをご紹介します。現代のライフスタイルに合った遺影との向き合い方をチェックしてみてください。

遺影は宗教において必須ではない。飾り方は自由

遺影とは、故人を偲ぶために飾る生前の姿が写った写真のことです。葬儀の際、祭壇に飾られ、葬儀後は自宅に持ち帰って、初盆などの法要の際に用いるのが一般的。
しかし遺影のサイズは、四つ切またはA4の大きめのサイズが多く、なかなか存在感があります。そして現代の家には、遺影を飾るのにふさわしいとされる仏壇や床の間、鴨居がないケースが多いもの。
実は、遺影自体に宗教的な決まりや意味があるわけではありません。葬儀で故人を見送ったあと、処分することもできます。しかし、生前の写真を見て故人を偲びたい・飾るスペースはないけど身近に置いておきたいということもあるでしょう。その場合は、小さくリサイズしてアルバムに入れる、またはキャビネットの上に飾ることも可能です。
遺族の事情に合わせて、自由に遺影のあり方を選択するといいでしょう。

遺影の処分方法を紹介

遺影の処分の方法について、法的にも宗教的にも厳密な決まりはありませんが、考えられる方法として主に以下の2つがあります。

・自分で廃棄する
・お焚き上げ供養を依頼する

自分で遺影を廃棄する場合は、額縁のガラスと枠、そして写真をそれぞれ分別して処分します。また、自分の庭で焼却可能な場合は、そのようにしてもかまいません。
しかし、ご先祖の遺影を廃棄することに罪悪感を持つ方も多いでしょう。その場合は檀家になっている寺院に相談するか、近所の寺院のお焚き上げの日に持ち込むと、お焚き上げ供養をしてもらったうえで安心して手放すことができます。
また、お焚き上げ供養の専門業者を利用する方法もあります。遺影を宅配便で送付すると、魂抜きをしたうえでお焚き上げ供養をしてもらえるもので、遺影と一緒に位牌なども依頼可能です。忙しくて寺院に行けない方も、罪悪感なく遺影を手放せるでしょう。

遺影をコンパクトにしまう・飾る・持ち歩くアイテム紹介

ここでは、遺影を処分せず保管したい方に便利なアイテムをご紹介しましょう。

・複数の遺影をしまえる「遺影用アルバム いのち」
「遺影用アルバム いのち」は、最大6枚の遺影を1冊に収納できる遺影専用アルバムです。
額から出した遺影写真をそのまま収納できることはもちろん、付属の「戒名札」に没年月日・氏名・戒名などを記して遺影に添えることもできます。スペアの台紙も販売されているので、遺影の追加も可能。表紙は高級感がある布張りで、立てて置いておける桐箱もついているため、複数の遺影をコンパクトかつ大切にしまいたいという方にぴったりです。
普段はすっきりと収納し、お盆などで親せきが集まった際には取り出して、故人へ思いをはせることができます。楽天市場・Yahoo!ショッピングにて購入可能です。

・L判の遺影をおしゃれに飾れる「森の写真立て」
大きなサイズの遺影を、写真屋さんに依頼したりパソコンを使ったりして縮小すると、飾る場所の選択肢が広がります。
一般的なL判サイズの遺影を飾れる「森の写真立て」は、温かみのある天然木を使用した超薄型のフォトフレーム。両面に写真や思い出の品を入れることができ、台座を取り外して持ち歩くことも可能です。
こちらのフォトフレームは、これまでのイメージを払拭するスタイリッシュな仏壇・仏具をネット販売する「いのりオーケストラ」が手がけています。いのりオーケストラは、現代の生活スタイルに馴染むミニ仏壇「A4仏壇」など、省スペースでも存在感のあるデザインが人気のブランドです。手を合わせる場所をお部屋に調和させたいという方はチェックしてみてください。

・L判の遺影をしまって持ち歩ける「おでかけポケット」
いのりオーケストラの「おでかけポケット」は、台座を外した「森の写真立て」がぴったり収まる布製のケース。法要などで遺影を持ち運ぶ際に入れたり、旅行やお出かけに行く際に入れて持ち歩いたりといった使い方が可能です。耐久性の高いウール素材には「ミナペルホネン」が手がけた、かわいらしいデザインが施されています。

また、小さい遺影を持ち運ぶ際は、ハンカチやスカーフで包んだり、お気に入りの布でケースを自作したりするのもおすすめですよ。

遺影はさまざまな形で保管できる

亡くなった人の生前の頃の記憶を思い出させてくれる遺影ですが、引っ越しやリフォーム、家じまいなどで飾ることが難しくなった方もいるでしょう。その場合は処分やリサイズ、収納タイプにするなど、生活事情に合わせた、無理のない遺影のあり方を選択してみてください。昔ながらの形式も守りながら、自分らしく故人に向き合えるといいですね。

記事を作成・監修したマイスター

yoko
モノも物欲も減らしたいアラフォーです。終活の一環で断捨離している両家親を見ていると、モノを買うときに「捨てるとき」のことまで考えるようになりました。子どもが安心して大きくなっていける環境を整えていきたいです。

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