片付けのプロ・ライフオーガナイザー®の筆者は、なるべく「〇〇専用」という用途が限定される商品を使わないようにしています。というのも収納用品は、ライフスタイルの変化で使う場所や使いたいアイテムが変化するもの。そのため、なるべくフレキシブルなアイテムが便利なのです。
しかし、専用アイテムにした方が圧倒的に使いやすい場合もあります。今回は筆者がおすすめする「代用できなくてもよいいから専用のアイテムにした方が良い」と思う100円ショップの商品をご紹介します。
INDEX
銀行引き落としや電子マネー決済 が多くなった今でも、部活の参加費や交通費など子どもがいる家庭では現金集金がよくあります。 そのようなときにおすすめなのが、コインケース。小銭を準備しておくことはもちろん、ひと目でどれくらいあるか確認できるのもポイントです。筆者が使用しているコインケースは二段式で、上に小銭、下の段にはお札やレシートなどが入れられます。
筆者も高校生の子どもがいるため、急な現金での集金がありますが、コインケースで準備しているので安心。特に部活の遠征費は、貸し切りバスの代金を人数で頭割りするため1円単位で集金されることが多いのですが、そのようなときでも釣銭が要らないよう、すぐに準備できます。
電池は、防災備蓄品として備えておきたいもののひとつ。そこでおすすめしたいのが、乾電池専用のケースです。乾電池くらい、専用のケースでなく何でもよいのでは?と思われるかもしれませんが、使ってみるととても快適です。
以前は筆者も適当な缶の箱に入れていましたが、防災備蓄品の確認の度に不便を感じていました。専用ケースを購入してからは、ひと目で在庫確認ができるのでとても便利です。
乾電池は、リモコンやゲーム機など普段から家族全員が使うことが多いのではないでしょうか。中身が見える半透明のケースは、誰でも分かりやすいのでおすすめです。
最後にご紹介するアイテムは、本棚のスペースを有効活用できる便利グッズです。奥行きがある本棚の場合、文庫本などサイズが小さい本はスペースの有効活用ができません。そこでおすすめしたいのが、文庫本やコミックに最適なブックスタンドです。
100円ショップには、さまざまな形状や素材の文庫用ブックスタンドがあります。筆者が愛用しているのは、100円ショップ「DAISO(ダイソー)」から販売されているダンボール製の「コミック・文庫本ブックスタンド」。文庫本やコミックを前後に収納でき、さらに段差がついているので後ろ側の背表紙も見える形状です。
ダンボール製だと強度に不安があるかもしれませんが、棚部分の耐荷重量約2kg と丈夫なつくり。筆者は、一見「手作りできそう?」「他で代用できないかな?」と思いましたが、いろいろ試した結果、100円なら買った方が断然使いやすいという結論に至った商品です。文庫本が前後に収納できるため、収納力が2倍にアップ!本棚にムダなスペースがなくなり、快適に使えています。
「〇〇専用アイテム」と呼ばれる商品は用途が限定されるため、使わなくなったとき他の場所で使いにくいというデメリットがあります。
一方で、専用に作られているだけあって、ピッタリでムダがないサイズ感が他にはない魅力。専用ではないアイテムを工夫して使うこともできますが、特殊なサイズのものは専用のアイテムが格段に使いやすいこともあります。
目的に合わせて、100円ショップの〇〇専用アイテムを取り入れてみてくださいね。
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マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー
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