いざクローゼット整理に取り掛かってみると、「どれも着る気がして捨てられない！」と感じ、結局片付けが進まなかったという経験はありませんか？しかし断捨離を何度か繰り返していると、要る物と要らない物が少しずつわかってくる場合も。今回は、筆者自身がここ6年ほど断捨離を定期的に実践してきた経験などをもとに、ファッションアイテムで要ると思う物、要らないと思う物をご紹介していきます。クローゼットの整理を考えている人は、参考にしてみてくださいね。
処分したら後悔する場合も？捨てないほうがいい物
まずは、実際に「捨てなくてよかった！」と感じた経験のあるアイテムをご紹介します。
- ・着回ししやすい服
- トップスにしてもボトムスにしても、着回ししやすいベーシックな物は、やはり重宝するアイテムのひとつです。たとえばニットを例に見てみると、白や黒といったモノトーン系の物やシンプルなデザインの物は、翌年もじゅうぶん活躍してくれます。逆にカラフルな物や、丈が短すぎor長すぎの物、変わったデザインの物などは、合わせるアイテムも限られるため、結局もう着ないことも少なくありません。
- ・お呼ばれ用の服数着
- 結婚式やパーティーなどで着る、お呼ばれ用の衣装。何かある度に新調していて、滅多に着ないのに、気づけばクローゼットの一部を占領…なんてことはありませんか？そこで、また買えばいいだろうと考え、一気に処分する人もいるでしょう。しかしお呼ばれ向きの服は、急に出番が来ることも。私自身、キレイめの服が急遽必要になり、手持ちの物でなんとかなった経験があります。ちなみにそのとき手元にあったのが、断捨離でも捨てきれなかったネイビーのワンピースとマゼンダのワンピース。年齢や場の雰囲気などを考えて、選んだのは無難なネイビーでした。マゼンダのほうはこの先も着ることはないと感じ、その後処分しましたが、体型・年齢問わず着られるネイビーのお呼ばれワンピは、持っていてよかったと思いました。
あっても永遠に出番ナシ？捨てていい物
次に、捨てても後悔することのなかったアイテムをご紹介します。
- ・ひと昔前のボトムス
- 時代の流れとともに意外と変化しているのが、ボトムスのトレンド。たとえばひと昔前はローライズが流行っていましたが、気づけばハイウエストが主流ですよね。このような、そのときどきのトレンドを取り入れたボトムスは、いつの間にか着なくなっていることも少なくありません。なぜなら、新しいトップスを購入しても、古い型のボトムスでは合わせづらい場合があるからです。そのため、トレンドに合わせたデザイン性の高いボトムスは、手放してもいいアイテムといえるでしょう。
- ・使っていないブランドバッグ
- 就職や転職、結婚、出産などによってライフスタイルが変化すると、よく使うバッグの形や大きさ、デザインなども自然と変わってきます。特にブランド物のバッグなどは、「使わないけどもったいないから」と、そのままクローゼットの奥にしまっている人もいるのでは？我が家のクローゼットにも、一時期、使っていないバッグが溢れていました。それを思い切って処分したところ、クローゼットの中がかなりスッキリ。しかもブランドのバッグなどは、捨てずに売ればちょっとしたお金にもなりました。ブランド物や新品などの場合は、バッグが劣化して価値が下がってしまう前に、何らかの方法で売るのがおすすめです。
物を無駄にせず、クローゼットをすっきりさせるには？
たとえこの先使わないとはいえ、やはり捨てるのはもったいないと思うアイテムもありますよね。まだ使える物を無駄にせず、かつクローゼットの中をすっきりさせたいなら、捨てる以外の方法を選びましょう。
サイズアウトした物、自分には合わなくなった物などは、周りに聞いてみて、欲しいという人がいたら譲るのもいいでしょう。私の知人で、服が溜まってくると知り合いを集めて、欲しい物がある人に引き取ってもらっている人もいました。
また、私の場合、ブランド物や新品などで手放すのがためらわれる物は、買取専門店に持って行くこともあります。自分はたとえ使わなくても、それを必要とする誰かが見つかると嬉しいですよね。
毎朝毎晩使うクローゼット。毎日使う場所だからこそ、中がスッキリするだけで、その日1日の気分も変わってくるはずですよ。今回ご紹介した内容を参考に、自分の中での「要る物・要らない物」のボーダーラインをまず決めて、ご自宅のクローゼット診断に挑戦してみてくださいね。
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