部屋のものを全部捨てたい心理状態になったことはありませんか?いらなくなったものを捨てることは、部屋だけでなく心もすっきりと整理でき、新たな人生を歩むきっかけにもなります。しかし、「イライラするとものを捨てたくなる」といった衝動には、ストレスやうつなど心の病気が関係している可能性もあるのです。
そこで今回は、部屋のものを全部捨てたい心理のスピリチュアルな意味と捨てることで得られるメリット、病気が関係している危険なサイン、全部捨てたくなったときの注意点・コツをまとめてご紹介しましょう。
INDEX
人は、目から入ってくる情報を頭の中で処理しています。部屋のものがあふれていると、その分より多くの情報を処理しなければいけません。そのため、脳は疲れてくると無意識に取り入れる情報を減らそうとするのです。
気持ちがモヤモヤしているときに部屋のものを全部捨てたくなったのであれば、頭の中の情報量が多くなりすぎているのかもしれません。脳が疲れて余裕がなくなっている可能性が高いため、少し休んでみるといいでしょう。
日々の生活に変化がなく同じことの繰り返しになっているときにも、部屋のものを全部捨てたくなることがあります。これは、代わり映えのない日常に飽きてしまったために起こっている現象です。突発的な衝動であるため、このような心境にあるときにはよく考えてから部屋のものを捨てる必要があります。一時的な変化を起こして満足したとしても、捨てた後に後悔してしまう可能性があるのです。
大切なものまで捨ててしまわないよう、十分に注意しながら整理しましょう。
思い出の品をみた見たときに、過去の記憶が蘇よみがえったことはありませんか?いい思い出のあるものは大切にとっておきたいと考える方も多いでしょう。しかし、嫌な思い出のあるものは、過去の記憶とともに捨て去りたくなってしまうものです。そんな嫌な記憶が部屋自体にたくさん詰まっているのなら、部屋のものを全部捨てたい心理に陥るのも無理はありません。
しかし、この心理状態に陥っているときには生活に必要なものまで捨ててしまいかねないため注意が必要です。過去を手放したい気持ちがあるときには、必要最低限のものを残して引っ越すことも視野に入れてみましょう。
ものを集めることが好きな方や流行に敏感な方が部屋のものを全部捨てたくなったときには、価値観が変化してきている可能性があります。ふとした瞬間に、どうしても手に入れたくて購入したはずの新作のコスメや服への関心がなくなっていると気づくこともあるでしょう。そんなときには、不要なものを思い切って手放してみてもいいかもしれません。
ただし、価値観はまた変化する可能性があります。新しく購入したいものが見つかったときには、本当に必要なものかよく考えて購入するといいでしょう。
部屋のものを捨てたくなったときに考えられる、スピリチュアルな意味をご紹介しましょう。
ストレスが溜まっているときには、ものを捨てたい衝動に駆り立てられやすくなります。自分では気づいていなくても、知らず知らずのうちに心が限界を迎えている可能性もあるのです。部屋のものを全部捨ててしまいたくなったら、一度立ち止まってストレスの原因と向き合ってみるといいでしょう。忙しさのあまりに気がつかなかった心の声が聞こえてくるかもしれません。
ふとした瞬間にものを捨てたい衝動が起きたなら、運気が好転していくチャンスとも捉えられます。必要のないものや使っていないものが部屋の中にあれば処分し、整理してみましょう。必要なもののみを残して空気を入れ替えることで、部屋の中のエネルギーも循環させられます。
部屋の中が物理的に片付くだけでなく、心理的にもスッキリとして新たな運気を呼び込みやすくなるでしょう。
部屋のものを全部捨てたくなった原因は、無意識に結婚や転職などの転機を感じとったからかもしれません。過去に手に入れたものを捨てたいという心理状態は、変化を求める気持ちが強く表れていて、将来に目を向け始めている兆しでもあります。不要なものを捨てることは、新たな環境になじむためのステップアップ段階ともいえるでしょう。
特にストレスや不満があるわけでもないのに突然部屋の掃除をしたくなったら、直観に従って片付けてみることをおすすめします。
続いて、部屋のものを捨てることで得られるメリットを押さえておきましょう。
部屋にものがあふれていると、収納しにくくなります。うまく収納できていない部屋では必要なものを見つけにくく、生活しづらくなるのです。毎日過ごす部屋が生活しづらい状態となっていては、ストレスも溜まりやすくリラックスできません。
しかし、ものを捨てることで、必要なものを部屋の中にスッキリと収めやすくなります。部屋がキレイに片づいていると日々の生活がしやすくなるだけでなく、気持ちにも余裕が生まれるでしょう。
ものを捨てることは、日々の掃除の手間を減らしたい方にもおすすめです。ものが多ければ多いほどものを動かす作業が増えるため、効率が悪くなります。また、ものがあふれかえっている部屋にはホコリも溜まりやすくなるため注意が必要です。
いらないものを捨てて部屋の中を整理しておくことで風通しがよくなり、ホコリも溜まりづらくなります。掃除にかける時間が少なくなり、衛生的な環境も保ちやすくなるでしょう。
ものを捨てると、その分購買意欲が沸いてしまうのではないかと懸念している方もいるかもしれません。しかし、一度まとめて捨てる経験をしたことで不要なものにお金を遣っていたことに気づけているため、無駄遣いが少なくなるのです。
お金の出費が多いと感じている方は、身のまわりにいらないものがあふれていないか一度見直してみるといいかもしれません。
部屋のものを全部捨てたい心理には、心の病気が隠れている場合もあります。全部捨てたくなったときに起こる、危険なサインをチェックしておきましょう。
「断捨離依存症」とは、ものを捨てて生活がスッキリした経験から、次第に捨てれば捨てるほどに生活がよくなると錯覚して捨てることに依存し、生活に支障をきたしてしまった状態のこと。断捨離依存症の方には、常に捨てられるものを探している、ものが増えることに恐怖を感じているなどの症状がみられます。
捨てる行為にばかり意識が向いていると感じたときには、断捨離依存症の疑いがあるかもしれません。
捨てることに快感を覚えてしまっているときには、必要なものまで捨て始めます。たくさんものを捨てると、部屋の中がスッキリと片づいた印象になるかもしれません。しかし、必要なものまで捨ててしまうと、後から後悔する結果になります。
部屋の中のものを全部捨てたい心理状態になったときには、大切にしたいものや部屋の理想像をあらかじめゴールとして決めておき、捨て始めるといいでしょう。
まわりにいる人にまで捨てることを強要してしまうと、人間関係の悪化につながりかねません。たとえ家族であったとしても、他人のものを捨てるときには必ず所有者の許可をとりましょう。
また、「他人のものまで捨てたくなる」という衝動は、断捨離依存症の方にも多く起こる症状です。自分だけに留まらず、家族や友人にも捨てることを強要したくなった場合には、心理的に危険な状態にあるサインといえるでしょう。
部屋のものを全部捨てたい心理状態に陥ったときでも後悔しない、捨てるときの注意点とコツをご紹介しましょう。
部屋のものを全部捨てたいという衝動のままにすべて捨ててしまうと、後から後悔してしまう結果になりかねません。必要なものまで捨ててしまわないために、まずは部屋の中のものを必要なものと不要なものに分けてみましょう。一時的な衝動だったとしても、一度冷静に本当にいらないものなのかを考えられます。
仕分けしてみた結果、やっぱりいらないものだと判断した場合には処分してみるといいかもしれません。
記念品や先祖代々受け継がれてきたものなど二度と手に入らないものは、本当に捨てていいのか冷静に判断する必要があります。悩むようなものであれば、衝動がおもむくままに捨てずに保留にしておいたほうがいいかもしれません。冷静な判断ができるときに、改めて捨てるべきか検討してみましょう。
全部捨てたい心理状態になってはいても、本音では捨てたくないと思っているものもあるはずです。手にとってみて心に迷いが生じたものは、捨てずにとっておいても問題ありません。断捨離をすると部屋や心の中をスッキリと整理できますが、なくなると困るものや悲しい気持ちになるものは、心の声に従って残しておくことをおすすめします。
部屋のものを全部捨てたい心理になっているときの理由とスピリチュアルな意味、捨てることで得られるメリット、危険なサイン、捨てるときのコツまでをまとめてご紹介しました。ものを捨てるという行為には、部屋の中だけでなく心の中もスッキリさせる効果があります。
ただし、全部捨てたい心理には、ストレスや一時的な衝動が影響している場合もあるのです。あらかじめ部屋の理想像をイメージしておき、本当に必要なものまで捨ててしまわないように気をつけましょう。
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