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シンプリスト流の断捨離方法って?ミニマリストとの違いや注意点も解説

断捨離
2023.4.27

SNSやメディアでも目にすることが増えてきた、「シンプリスト」という考え方。「ミニマリスト」と混同されやすい言葉でもありますが、実際には全く異なるライフスタイルを指しています。今回は、そんなシンプリストの定義について解説。あわせて、シンプリスト流の断捨離方法について、コツや注意点をご紹介します。シンプリストが気になる方、目指したいという方はぜひ読んでみてください。

「シンプリスト」とはどんな人?

まずは、シンプリストとはどういう人のことを言うのか、押さえておきましょう。

「シンプリスト」とは

シンプリストとは、シンプルな生活、つまり単純で素朴かつ無駄のない暮らしを送る人のことを言います。また、「ものごとを複雑に考えすぎない」というライフスタイルそのものを指すことも。シンプリストになることで所有するものの数は少なくなる傾向にありますが、あくまで目指すのはシンプルな暮らし。ものを持たないことがゴールではありません。
最近では、SNSや雑誌などのメディアでも目にする機会が増えてきた「シンプリスト」という言葉。気になっていた人も多いのではないでしょうか。

「ミニマリスト」との違い

シンプリストとよく似た言葉に「ミニマリスト」があります。
ミニマリストとは、必要最低限のものだけで生活する人のことです。ものを減らすことを徹底的に目指し、生活に必要でないものは極力持とうとしません。

一方、シンプリストは、ものを減らすことはそれほど重視しません。「気に入っているかどうか」が、ものを持つときの判断基準になります。この点が、シンプリストとミニマリストの大きな違いと言えるでしょう。

「シンプリスト」になると断捨離がはかどるって本当?

シンプリストの単純で無駄のない考え方は、断捨離をスムーズに進めてくれる効果もあるようです。

最近、心身ともにいい影響をもたらすことでブームとなっている断捨離は、「捨てたくても捨てられない」という“ものへの執着心”を断ち切ることが重要。そのための対策として、捨てる際に迷いが出ないように要・不要の判断基準を決める、という方法があります。この基準が、シンプリストの暮らしの基準とマッチするようです。

シンプリストが単純で素朴な暮らしを送るためには、生活の基準を設けるというのが基本的な方法。テーマに沿った部屋、暮らしを目指すことで、統一感のあるシンプルな生活が手に入ります。

例えば「部屋の色調はモノトーンで統一する」という基準を設けたとしましょう。この場合、基準に沿った生活を目指そうとすると、モノトーン以外の色のものが目に付くようになります。そうなれば、自然と「収納も限られているしすっきりと暮らすためにも捨てようかな」という気持ちに。「シンプルな生活のために…」という目的があれば、捨てることへの迷いも減るでしょう。このように、基準を設けることで余計な迷いをなくそうとするシンプリストと断捨離は、とても相性がいいのです。

シンプリストとして断捨離をするメリット

シンプリスト流の断捨離には、以下のようなメリットがあります。

自分の好みやお気に入りのものが把握できる

シンプリストは断捨離をする際、生活に必要かどうかではなく、気に入ったものかどうかで要・不要を判断します。そのため、断捨離をすればするほど、自分の好みが明確化されることに。結果的に、自分のお気に入りのものだけが残った、シンプルな生活が送れるようになります。自分の好みやお気に入りが把握できれば、ものが増えそうなタイミングでも余計な思考を巡らせることなく、要・不要を判断できるようになるでしょう。

片付けが苦じゃなくなる

お気に入りのものだけが残った家の中は、ムダなもので散らかることもなくなり、片付けや掃除のストレスも軽減されるはず。シンプリスト流の断捨離では、お気に入りとして残したものへの愛着も生まれやすくなるので、片付けへのモチベーションも自然と高まりそうです。これまで億劫にしか感じなかった片付けが、日々のルーティンとしてこなしやすくなるでしょう。

ムダ遣いが減る

シンプリストとしての生活基準に当てはまらないものは基本的に買わなくなるため、衝動買いも少なくなるでしょう。気に入ったものだけにお金を遣えるようになり、ムダ遣いによる後悔もなくなるかもしれません。また、断捨離によってお気に入りのものが残ると、長く大切に使おうという気持ちが湧きやすくなり、新しいものを買う頻度も減ってくるでしょう。

家事が効率的になる

ものにあふれた生活では、少しの片付けも手間がかかる作業です。その結果、ものを探す時間や整理整頓の時間など、ムダな時間も多くなります。その点、断捨離をすればものの量が減り、残ったものを用途に合わせてムダなく収納できるように。「使いたい」と思ったものをすぐ手に取れるようになれば、家事の効率もアップするでしょう。

シンプリスト流の断捨離を成功させるために

シンプリスト流の断捨離を成功させたい方のために、意識したいポイントをまとめました。

自分の好みを把握しておく

シンプリスト流断捨離の判断の軸となるのが、「自分の好きなもの、お気に入りのものかどうか」という基準。ここがあいまいだと、ムダなものが残りやすくなってしまいます。断捨離を進めていくうちに自分の好みについて新たに気づくこともありますが、作業の事前準備としてある程度は把握しておくとスムーズでしょう。
自分の好みを把握することは、シンプリストを目指すうえでも大切なはじめの一歩。「絶対に捨てられないもの、捨てたくないもの」をピックアップし、そこから探ってみてもいいかもしれません。

「ものの量」を減らすことにとらわれすぎない

シンプリストの考え方を念頭に断捨離をスタートしたつもりでも、進めていくうちにだんだんとものを減らすことが目的になっていた、というのはよくある話。しかし、これではシンプリストではなく、ミニマリスト流の断捨離になってしまいます。
シンプリスト流の断捨離を目指すのであれば、自分の暮らしを豊かにするお気に入りのものは、例え生活に不要なものであったとしても残しておいてOK。思い出の品やいただきものなどもいい例です。ミニマリスト的にはムダなものがシンプリスト的には必要な場合もある、ということを覚えておきましょう。

お気に入りのものを長く使う

シンプリスト流の断捨離では、ものを減らすことを重視せずお気に入りのものを積極的に残すため、「せっかく断捨離しても、ものが減らないんじゃ…」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、お気に入りのものを大切に長く使い続けることは、長い目で見れば、だんだんと好みではないものを減らすことにつながります。「なんとなく捨てにくいから…」というあいまいな気持ちで残すのではなく、自分の好みを把握し、明確な基準を設けたうえで残すというのが、シンプリスト流断捨離の成功の秘訣です。

シンプリストの断捨離方法

シンプリスト流の断捨離の基本的な流れをご紹介しましょう。

目指したい暮らしのテーマを決める

まずは、シンプリストとしてどんな暮らしを目指すのかをイメージしましょう。例えば、「モノトーンの部屋で暮らしたい」「北欧モダンなテイストで統一したい」といったように、インテリアでテーマを決めてもいいでしょう。食器が好きな人は「食器を飾れるキッチンにしたい」、服が好きな人は「クローゼットだけはショップ風にものを多く置きたい」というテーマでもいいかもしれません。単純でシンプルな生活を送るためには、必ず基準となるテーマが必要です。

要・不要の基準を決める

シンプリストとして暮らしのテーマが決まったら、それに沿うように断捨離の基準を決めます。例えば、「モノトーンの部屋で暮らしたい」というテーマなら、「モノトーン以外の色のものは捨てる」といった基準になるはずです。ただし、生活必需品はもちろん、自分の気に入ったものであれば、基準から外れたとしても捨てる必要はありません。基準にとらわれすぎず、こだわりたい部分を大事にしましょう。

捨てるのに迷ったら…捨てるメリットを考える

断捨離を進めていると、捨てるかどうかを迷うものが必ず出てきます。その際には、捨てた後の生活をイメージしてみるといいでしょう。捨てることでどんなメリットがあるのか、それは取っておくよりも魅力的なメリットなのかどうかを想像してみることで、冷静な判断ができるようになるはずです。

捨てる前に売れそうなものは売る

捨てるものの中にまだ使えそうなもの、状態のいいものがあったら、売れそうかどうかを考えてみましょう。特に、大きなものは捨てるのに廃品回収料がかかることもあるので、0円でも買取ってもらえたらお得になることもあります。

高く売れそうなブランド品を処分する際は、自分で価格を設定して出品できるフリマアプリが便利ですが、出品や配送などの手間がデメリット。一方、買取専門店であれば、売却によって受け取れるお金は少額である場合がほとんどですが、手間はそれほどかかりません。最近では、出張買取サービスを行っているところも多くあるため、店舗に持ち込めそうにない方は利用してみるといいでしょう。

シンプリストの断捨離で見直すべきもの

シンプリストの断捨離では、どこにこだわったかによって捨てたものも十人十色です。しかし、以下に挙げたものは数が増えやすいため、断捨離で量を減らせれば暮らしもすっきりとシンプルになるかもしれません。シンプリスト流の断捨離で見直すべき、「捨てるものリスト」をご紹介しましょう。

・服
・本や雑誌
・タオル
・食器
・収納用品
・空き箱
・CDやDVD

上に挙げたものは、どれも気づけばつい増えているアイテムばかり。見直すことで断捨離の成果も得られやすいでしょう。例えば、服は断捨離することでお気に入りのものが明確化でき、日々のスタイリングが迷走することも少なくなるかも。「服は十分にあるのに、何を着たらいいのか分からない…」と悩みがちな方は、お気に入りの服だけを残すことでコーディネートしやすくなるでしょう。

そして、収納用品や空き箱は一番に見直すべきアイテム。使っていないのであれば、ただ場所をとるだけで残しておく理由がありません。シンプルな生活を目指すためにも、収納スペースを圧迫するようなものはできるだけ持たない工夫が大切です。

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シンプリストの断捨離で注意すること

最後に、シンプリストの断捨離で注意することをお伝えします。

一度に終わらせようとしない

理想のシンプル生活への憧れが強いと、つい一気に終わらせようとしてしまいがち。しかし、広範囲かつ多くのものを片付けようとすると、結局想定していた時間内に終えられず、収拾がつかなくなってしまうこともあります。断捨離は何日もかけて予定を組み、少しずつ進めていく方が成功しやすいでしょう。

むやみに捨てすぎない

断捨離にハマると捨てることが快感になり、「もっと捨てたい」という感覚になることがあります。この意識が強いまま断捨離をすると、これ以上捨てるものがないにもかかわらず、捨てたい衝動が抑えられなくなることも。
ものを減らすことを徹底するミニマリストの中には、生活に必要なものまで手放してしまい、かえって不便な暮らしをしている人もいるようです。断捨離をするときは、むやみに捨てすぎず、残すべきものにも目を向けるようにしましょう。

最小限にこだわりすぎない

ものの量を減らすことにこだわらず、好きなもの、お気に入りのものは持っていても構わないというのが、シンプリストの目指すシンプルライフの考え方。断捨離のビフォーアフターを見比べてみて、あまりものが減らなかったとしても、自分のお気に入りだけが残った状態であれば成功と言えます。ミニマリストのように「必要最低限なものしか部屋に置かない」という考え方にとらわれないようにしましょう。

捨てることをゴールにしない

シンプリスト流の断捨離のゴールは、シンプルな暮らしを手に入れること。捨てることがゴールにならないように注意しましょう。むりに捨てなくてもいい、不要なものが少しくらい残っていたっていい、という大らかな意識を持つことが大切です。

シンプリスト流の断捨離でお気に入りに囲まれた暮らしを

シンプリスト流の断捨離は、自分のお気に入りだけが残ったシンプルな暮らしが手に入ることが何よりの魅力。自分の好みも把握しやすくなるため、ムダな買い物で疲弊することもなくなるでしょう。暮らしも頭の中もすっきりとさせたい方は、シンプリストの生き方を目指してみてはいかがでしょうか。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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