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断捨離後に後悔するのはなぜ?鬱になる原因や対処法を解説

断捨離
2023.4.28

ものを捨てることで部屋が片付き、人生まで幸せになると言われる断捨離。しかしせっかく断捨離したのに、結果が思わしくなかったというケースも多くみられます。断捨離後に後悔したり全てがどうでもよくなったり、なぜか鬱気分まで続く…。そんなとき、自分は人と違うのではないかと心配にもなりますよね。そんな不安を解消すべく、この記事では断捨離して後悔する原因や対処法、鬱気分になるのを防ぐためのコツなどをご紹介します。

断捨離しすぎて鬱になることも

断捨離は取捨選択することでものに対する執着をなくし、身軽に生きていきましょうという考え方です。ヨガの理念「断行」「捨行」「離行」が由来であることから、何となく健康にもよいイメージがあるでしょう。

正しい断捨離は心にも時間にもゆとりができるといった本来の効果を発揮するのですが、間違った断捨離や行き過ぎた断捨離をすると、かえって鬱っぽい気分になることも。捨てることが快感になっていたり、捨てたあとに喪失感が長く残ったりするのは、間違った解釈で断捨離を行っている可能性があります。

断捨離を後悔しやすい心理状態

家にあるものが気になってイライラしたり、落ち着きがなくなったりと、断捨離せずにいられない状態に陥っていたら、不安障害や鬱の一種である可能性も考えられます。もし、断捨離の前後に体に支障をきたすような症状がいくつもある場合は、無理をせず医療機関を受診するのもよいでしょう。「急に断捨離したくなる自分は、頭おかしいのかな?」と思い詰める前に、まずはご自身に下記のような心理が隠れていないか、確認してみましょう。

現状から抜け出したい

ものを捨てることでスッキリするのは、脳からドーパミンが分泌され、満足感や爽快感が得られるためです。仕事や人間関係で強いストレスを感じているときや、なぜかものごとがうまく進まない…と思うとき、断捨離して現状から解放されたいと、無意識のうちに強く願っている場合があります。

過去の自分を捨てたい

鬱と断捨離の因果関係は医学的に証明されていませんが、鬱状態にあると判断力が鈍くなり、いっそのこと全て捨ててしまおうと思ってしまう場合があります。ものが目に入るとつらい記憶が呼び起され、ものと一緒に過去の思い出や自分の感情も捨ててしまおうと考えてしまうのです。

物欲がない

通常の心理状態で行う断捨離は、持ちものを自分にとって必要だと思う量に減らし、生活の質を上げることが目的です。しかし、ものに対する漠然とした不安感があったり、ものに興味がなくなったりした心理状態では、断捨離しても気分が晴れず、必要なものまで捨ててしまう危険があります。

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断捨離の副作用「好転反応」とは

断捨離後に無気力になる理由には、好転反応の可能性もあります。好転反応は断捨離の副作用と言われており、人生が好転する前に、体や心によくない影響が現れることを指す言葉です。症状や原因などを詳しく見てみましょう。

好転反応の症状

好転反応が起こると、体のだるさや頭痛など、風邪に似た症状が現れます。また、イライラや気分が落ち込むなど、鬱状態にあると錯覚するような精神面への影響も。これらの症状は一時的なもので、日にちが経つにつれて軽快します。

好転反応の原因

ものを捨てるだけなのに好転反応が起こるのはなぜ?と思うかもしれませんが、断捨離には気力と体力が欠かせないものです。断捨離はたくさんのものを必要かどうか頭で判断しながら、ものを移動させたりゴミ袋にまとめたり、自分が思っているより体と心に負担がかかっています。また、忙しい日々の中でまとまった時間を取るのが難しく、多少無理をしてでも一日に集中して作業を行うこともあるでしょう。好転反応は、そういった要因が積み重なって起こるのです。

断捨離後に後悔する理由5選

断捨離後に、好転反応でもない鬱気分や、後悔する気持ちを引きずっているという方もいるでしょう。断捨離後に後悔するときの、ありがちな5つの理由を紹介します。

環境の変化に心が追い付いていない

キレイに片付いた部屋で過ごしていると、今までとは違う環境に心が追い付かない場合があります。引越や転勤など、新生活が始まる状況をイメージしてみてください。新しい環境に慣れるのが苦手な方や、時間がかかる方もいるでしょう。断捨離で起こる鬱気分は、大変な作業が終わったことに対する脱力感や、からっぽな部屋を見て感じる喪失感など、断捨離前とのギャップが大きいことが原因です。

ものを捨てたことに罪悪感がある

ものを捨てたことに対する罪悪感を引きずってしまい、落ち込む日々が続くことがあります。罪悪感は人それぞれですが、代表的なものは、人からのプレゼントや思い出の品など、捨てたものに特別な感情があったと後から気付くパターンです。ほかにも捨てることに勢いづいて必要なものまで捨ててしまい、後で困るといった場合や、家族の大切にしていたものまで捨ててしまった場合などがあります。これらの後悔は取り返しがつかないため、捨てた自分を責め続けてしまうのです。

新しいものを増やせなくなった

断捨離して部屋がスッキリ片付くと、ものを増やしてはいけない、またものを捨てなければいけないといった、強迫観念が生まれる場合があります。断捨離前は好きだったものを買おうと思っても、収納場所はどこにするか、本当に必要なものなのかなど考え込んでしまい、断捨離する前より悩みが増えてしまうのです。次第に買う楽しみも感じられなくなり、何かを購入しては捨て、購入するには悩み、といった負のループに陥ってしまいます。

お金を無駄にしてしまった

買うときは使うつもりだったものをまだ使えるのに捨ててしまい、気付くと結構な金額を無駄にしていた…といった経験がある方も少なくはないでしょう。断捨離した直後に捨てたものが必要になり、同じものを買いなおして余計にお金を無駄にしたと感じることも。また、趣味でコレクションしていた本や雑貨を思い切って捨てたものの、あとで価値が上がったり、生産が終わって入手困難になったりして、手放すべきでなかったと後悔してしまうケースもあります。

断捨離の効果に期待しすぎている

断捨離のメリットは、ものを減らして自分の本質を理解し、結果的にラクに生きられたり、人生に余裕ができたりするというもの。断捨離をしたからといって、人生が一変するような大きな幸運がいきなり舞い込むわけではありません。人生を変えたくて断捨離をしたのに、変化を感じられないどころか悪いことが起きる…。そう感じている方は、断捨離の効果に期待しすぎているのかもしれません。

後悔したときの対処法は?

断捨離して後悔したとき、少し考え方を変えるだけで暗い気持ちが和らぐかもしれません。断捨離の後悔が軽くなる対処法をご紹介します。

断捨離できた自分を褒める

断捨離を行ったという事実は、今の自分が置かれた環境を変えたいと決意し、行動に起こしたという証でもあります。長い人生で考えれば、断捨離での失敗なんてほんの一部です。
もの捨てたことを責めたり悔んだりするのではなく、まずは断捨離をやりきった自分を認めて、よく頑張ったなと褒めてあげましょう。

時間が解決してくれるのを待つ

王道ですが、時間が解決してくれるのを気長に待つのもひとつの策です。断捨離で手放して後悔しているものは、今は必要だったと感じていても、過去や未来の自分に必要とは限りません。昔は好きだったものが今はそれほど好きじゃないなど、人の考え方や価値観は少なからず変わります。現在進行形で後悔していても、いつの日かそんなこともあったなと思えるはず。断捨離での後悔が、新しい考え方や生き方のヒントになることもあります。

ものを買いなおす

捨てたものを買いなおしてお金が無駄になったと後悔したとき、発想を転換させてみましょう。買いなおすということは、そのものが自分に必要だと気付けたということです。それならば、同じ価値のものか、それ以上の価値のものを探してみてください。捨てる前よりも満足できるものと出会えれば、後悔に諦めがつくでしょう。さらに、より気に入ったものを長く愛用すれば、結果的に無駄になったお金が減ることにも繋がります。

断捨離を成功させるコツ

断捨離を間違った方法で行うことが、後悔や鬱な気分になる引き金となります。断捨離する前にコツを抑えて、鬱になるのを未然に防ぎましょう。

捨てることを目的にしない

断捨離にありがちなのが、ものを捨てることが最終目的になることです。捨てる行為が義務のようになれば、次第にものがある状況がプレッシャーに感じられ、「早く片付けなければ」と自分を追い詰めてしまうことに。ものを捨てたあと、どんな部屋でどんな暮らし方をしたいか、まずはゆっくり思い描いてみましょう。インターネットで理想の部屋や、共感できる生き方をしているミニマリストを探してみるのもおすすめです。イメージができ次第、断捨離の最終目的に定めましょう。

一度に断捨離しない

断捨離の基本は、家にある全てのものを把握することです。しかし、一度に片付けようとすると、部屋が散乱して大変さが増し、心身ともに負担がかかってしまいます。頑張ろうと意気込むほど無理をしてしまい、あとからどっと疲労が押し寄せることも。まずは引き出しや置き家具の中からなど、小さい収納スペースから手をつけていきましょう。

悩んだときは保留する

ものを断捨離するとき、捨てるか捨てないかだけで判断しようとしていませんか?もし捨てるか悩んで作業の手が止まったら、「保留」することも忘れないでください。もちろん、保留するものばかりでは断捨離が進まないため、日にちをあけてもう一度必要なものか考える必要はあります。保留期間があれば、落ち着いて判断ができるため、勢いあまって捨てて後悔、といったリスクは抑えられるはずです。

自分のペースで続ける

断捨離は、1度行って終わりというものではありません。仮に1度で部屋が片付いたとしても、生活していればものは自然と増えていきます。ご自身のペースで、月に1度や3カ月に1度など、ものを見直す習慣を身につけていきましょう。また、全ての人が断捨離をスムーズに行えるわけでもありません。ものを捨てられなくても自分を責めず、少しずつ進めましょう。

リサイクルする

捨てるものが決まったら、捨てる方法にも注目してみましょう。ただゴミとして捨てるだけでは、罪悪感や後悔が生まれやすいものです。そこで、まだ使えるものは知人に譲ることも検討してみてください。ほかに必要としている誰かが使っていると思えば、断捨離後の後悔も軽減されるでしょう。

また買取専門店に持ち込む方法もおすすめです。買取査定に出せばものの価値を知れるため、手放すための判断基準にしたり、売却してお金に変えたりもできます。納得したうえでものを手放せば、後悔することも減るでしょう。買取専門店のエコリングでは、ご自宅の不要になった衣類やコスメ、生活雑貨やコレクター品など、なんでも買い取らせて頂いております。

【後悔を防ぐ】捨ててはいけないものリスト

断捨離や身辺整理を行う際に捨ててはいけない11のものリストを、簡単な解説を交えながら紹介します。断捨離を実践する際は、間違って必要なものまで捨ててしまわないように、こちらを参考にしてみてください。

・重要書類…登記簿や銀行、保険会社との契約書、年金関係の書類など
・本人を証明するもの…銀行印など
・二度と入手できないもの…アルバムや思い出が詰まったもの
・生活道具…ほうきと掃除機など、用途が同じものは片方を捨てても大丈夫かよく考えて
・緊急時に必要なもの…避難グッズや備蓄用品、冠婚葬祭用の礼服など
・他人に所有権があるもの…家族のものや借りもの
・故人のもの…遺品や形見、先祖代々の品ものなど
・消耗品…賞味期限が切れてない食品やティッシュなどの必ず使うもの
・季節もの…扇風機やヒーター、除雪用品など
・価値があるもの…ブランド品やコレクター品は、捨てずに売る、または譲ることも考えて
・寄付やリサイクルできるもの…キレイな状態の衣類や本など

後悔しない断捨離で鬱になるのを回避しよう

断捨離は人生をより豊かにするための手段です。断捨離をして後悔することはあっても、自分を責める必要はありません。せっかく部屋が片付いたのに、鬱の気分が続いてはもったいないですよね。これから断捨離を実践する方は、後悔しない断捨離で鬱になるのを回避しましょう。失敗した経験がある方も、自分のペースで再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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記事を作成・監修したマイスター

TANAKAさん
小さな2人の田中を育てながら、オールジャンルで執筆中のアラフォー世代。趣味はお酒と睡眠。なんでも捨てたがるのに、なぜか片付かない過去の思い出の品とともに暮らしています。

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