価値のある骨董品をコレクションしている場合や自宅の古い蔵・物置に骨董品が眠っている場合、それらを手放す際には適切な査定額で買取ってもらいたいと思うものです。 骨董品をより高価に買取してもらうには、いくつかのコツがあります。今回は、より高く骨董品を買取してもらうために押さえておきたいコツをご紹介します。
何十年、また何百年単位で今の時代に残された骨董品は、品物の素材にもよりますが時間が経てば経つほど劣化していきます。骨董品は、他の品物と同じように状態がよければそれだけ価値が上がり、逆にむやみに年数が経ったからといって、状態が悪ければそのぶん価値は下がってしまうのです。そのため、買取に出そうと思い立ったらできるだけ早く行動に移すのが得策です。もしも自分が所有している骨董品の価値をまず知りたいのであれば、査定だけでも受けてみるのがおすすめです。骨董品がいくらになるのかが分かれば、買取に出す決心もつきやすくなります。
もしもすぐには買取に出せないということであれば、蔵や物置など骨董品を保管している環境を少しでも改善し、劣化を遅らせるようにするのもひとつの方法です。
締め切った室内は湿気がたまりやすく、絵画や陶器などにダメージを与える確率が高くなります。そのため、できるだけ風通しをよくし、湿気を追い出しましょう。また、ホコリを取り除いてきれいな環境に整えることが大切です。なお、骨董品にたまったホコリを取り除きうかつに磨こうとすると、せっかくの品物に傷がついてしまう可能性があるので、タオルなどで軽く払う程度にしましょう。
骨董品に箱や袋、鑑定書などの付属品がある場合、それらも一緒に買取に出すのも重要なポイントです。付属品がそろっているほうが総じて買取価格は高くなり、場合によっては箱や袋自体に高値がつく場合もあります。なお、鑑定書は骨董品の価値を証明する大切なものです。これらのものが残っている場合は、捨てずに本体と一緒に保管しておきましょう。
骨董品の価値は、真贋などの微細な鑑定ができる業者にこそ見いだされるものです。鑑定経験があまりない業者の場合、贋作を買取ってしまうリスクを考えて価値の高いものでも安めの査定額をつけてしまうケースもあります。そのため、本当に価値のあるものであれば、骨董品への造詣が深い買取業者に依頼するのがよいでしょう。骨董品に詳しい業者の中でも、茶道具専門や陶器専門など、それぞれの分野の知識が豊富な鑑定士が在籍しているところならなお望ましいといえます。
骨董品は長年保管していたこともあり、傷がつきやすかったり壊れやすかったりと繊細な状態になっているものも少なくありません。また、買取業者に持ち込もうとして運んでいる途中に破損してしまう恐れがあります。しかし、自宅に業者が訪ねてくる出張買取なら、運搬の際の破損リスクを回避でき、大事にしていたそのままの状態で査定を受けることが可能です。これは傷や破損が少ない状態で、できるだけ高値で買取してもらうための工夫といえます。
少しでも高い買取価格を実現したい骨董品。出張買取サービスを利用して、自宅にいながら査定を受けてみてはいかがでしょうか。
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