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【体験談】「ベジート」知ってる?SDGs&健康を叶える食べられる野菜シート

SDGs
2022.5.27

野菜でできたシート「ベジート」を知っていますか?本来であれば廃棄されてしまう規格外の野菜を利用した“食べられるシート”で、食品ロスを減らしながら栄養も摂取できてしまうんです。利用シーンも多く、赤ちゃんから大人まで幅広い世代が食べられるのも特徴です。また、廃棄野菜を活用することで、農家や過疎地域にもメリットをもたらしているんですよ。今回は、ベジートの魅力を実際に使ってみた体験談とともにお届けします。

ベジートって?何でできてるの?

ベジートは野菜でできたシートで、「ベジート」「野菜のシート」といった名前で販売されています。材料は、なんと野菜と寒天のみ!食品添加物や化学調味料不使用で、アレルゲンフリーなので安心して食べることができますよ。

ベジートに使われている野菜は、規格外で廃棄されていたもの。規格外として破棄されている野菜は年間600万トン以上ともいわれており、ベジートとして規格外野菜を活用することで食品ロスの軽減に貢献しています。しかもベジートは薄いシートにぎゅっと栄養が詰まっているため、効率的に栄養を摂取できます。
たとえばにんじんでは、約16倍の食物繊維、約7倍のビタミンAやα-カロテン、β-カロテンを摂ることができるんだそう。
長期間保存も2年間可能なので、栄養摂取に加えて食糧危機にも貢献できる優れものなんです。

廃棄野菜を活用することは、農家の収入を確保することにも繋がっています。生産拠点を地域に残し、過疎地域の雇用をサポートする役割も担っていますよ。

ベジートが使えるシーンは?

ベジートは正方形の野菜シートが5枚パックになっているのが基本です。ミニサイズやトーストサイズ、業務用の大容量パックなどもあるので利用シーンによって選んで使えます。また、オーガニック野菜を使ったものや防災用に5年保存OKなタイプもありますよ。
テイストはにんじん、かぼちゃ、さつまいも、だいこん、玉ねぎ、トマト味など。そのままかじっても良いですし、お弁当の飾り、おにぎり、溶かして離乳食や煮込み料理にも使えます。インターネットで検索すると、ベジートをさまざまな料理に活かしているレシピがたくさん見つかりますよ。

【体験談】ベジートを使ってみた!

ベジートは身近な場所でも手軽に購入できるのが魅力です。100円ショップ「DAISO(ダイソー)」でも販売されていたので、購入して使ってみました。

我が家で試してみたメニューはおにぎりと味噌汁です。おにぎりでは海苔の代わりに使ってみたところ、カラフルな見た目に2歳の子どもが食いついていました!かぼちゃ・さつまいも・にんじんのベジートを使ってみたのですが、どれもほんのり甘味が感じられましたよ。
味噌汁は、完成してまだ鍋に入ったままのタイミングでシートを1枚入れて、少し加熱してかき混ぜるだけ。すぐに溶けてなくなり、野菜シートが入っているとは思えない見た目でした。わかめとたまごの味噌汁ににんじんのベジートを入れてみたのですが、味もとくに変わりませんでした。こっそり入れて主人の反応を見てみましたが、気づいていない様子。汁物や煮込み料理に使えば、野菜不足だな…と感じたときに料理の味を邪魔することなく手軽に使えそうです。

ベジートは、「AEON(イオン)」や「COSTCO(コストコ)」などでも販売されているようです(イオンは地域により異なる)。ベジートは海外でも評価を受けていて、イタリアやスペイン、フランスでも取り扱い店舗があるそう。お近くに取り扱い店舗がない場合は、ベジート公式オンラインショップからも購入できますよ。

まとめ

食品ロスに貢献できて、栄養摂取もできる。農家の支援にも繋がってメリットが盛りだくさんのベジート。食べるだけで自分にも社会にも良い影響をもたらしてくれるのは嬉しいですよね。利用シーンも広いので、一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

記事を作成・監修したマイスター

maho

高等学校国語科教諭、学校図書館司書教諭、国内旅行業務取扱管理者

maho

お買い物大好き、娘が生まれてからは可愛い子ども服に目が無いママライター。 もともと持ち物が多いのですが、結婚して転勤族となり、いよいよ身軽な生活を送りたいと思っています。丁寧でシンプルな暮らしを送るのが目標。 身近で取り入れやすいエコ情報お届けします。 他にも、色彩検定、旅程管理主任者、損害保険募集人の資格あり

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