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節電意識をアップ!誰でも試せる暖房温度を下げる方法とは?

SDGs
2019.12.24

節電意識をアップ!誰でも試せる暖房温度を下げる方法とは?

冬本番が到来し、暖房器具なしでは寒さを感じる季節になりました。みなさんは、普段自宅で使用している暖房器具の設定温度について意識されたことがありますか?
体感温度に応じて温度を上げ下げしているという人もいますが、エコの観点で言えば“推奨温度”を守って使用したいもの。今回は、寒さを和らげながらも節電効果も期待できるような“知って得する術”についてご紹介していきます。
誰でもすぐに試せる方法ばかりなので、ぜひ節電を意識して試してみてください。

冬場の暖房設定温度は”20度”が推奨って知ってた?

冬場の暖房設定温度は”20度”が推奨って知ってた?

部屋の中が寒いと、ついついエアコンの設定温度を上げてしまう…そんな人は少なくないですよね。夏の暑さもつらいですが、冬の厳しい寒さからも一刻も早く逃れたいというのが、人間の真理でしょう。
人が生活する上で必要となるエネルギーに関して取りまとめている、“経済産業省資源エネルギー庁”では、冬場の暖房設定温度を「20度」と公表しています。20度と聞くと、少し肌寒いような印象を受ける人もいるかもしれませんね。実際、世間一般では27度・28度くらいに暖房の温度を設定している家庭も多く、“20度”という基準が浸透していないのも事実です。
しかし、エアコンを動かすために必要な“電気”は無限にあるエネルギーではありません。各自が節電の意識を持って暖房を使用することが、未来の世界を作っていく糧となるのです。

エアコンの温度は1度下げるだけで10%の節電効果が

エアコンの温度は1度下げるだけで10%の節電効果が

とはいえ、今まで27度・28度で暖房をつけることが当たり前だった家庭にとって、そう簡単に20度まで温度を下げるのは至難の業。また、家族の誰かが極端に寒がりで、なかなか暖房の設定温度が下げられないという人もいるかもしれませんね。
暖房温度を20度まで下げるには、まずどれくらいの節電効果が期待できるのかを知ることから始めていきましょう。目に見えて月々の電気代に違いが現れれば、設定温度は下げたくない…という人もトライしやすくなるかもしれません。
エアコンの設定温度は、1度下げるだけで約10%節電の効果が期待できます。環境省では、2011年に発生した東日本大震災を機に「みんなで節電アクション!」という企画を実施。その企画サイト内でも、“暖房温度が1度下がるだけで10%も消費電力が削減された”ということが書かれています。
フィルター掃除をこまめに行なったり、室内温度をチェックして適温に保つ努力をしたりと、暖房の設定温度を下げる以外にも節電効果が期待できる手段についてピックアップ。限られた資源を大切に使うためにも、節電を意識しながら暖房を使っていきたいものですね。

設定温度20度でも暖かく過ごせる方法って?

ここからは、エアコンの温度を20度に設定しても暖かく過ごす方法について紹介します。すぐに実践できるものも多いので、さっそく今日から試してみてください。

・陽が落ちきる前にカーテンを閉める
寒い日でも、太陽が昇っている間はおひさまのポカポカとした暖かさが感じられることもあります。晴れの日には、日中におひさまからのポカポカエネルギーをしっかりと室内に取り入れ、部屋を暖めておくことが大切。陽が落ちる前にカーテンを閉めてしまい、昼間の暖かさを逃さないようにしておけば、暖房温度を20度にしてもさほど寒さを感じることはありません。
・サーキュレーターで暖かい空気を循環させる
エアコンから出た暖かい空気は、性質上どうしても天井近くに集まってしまいます。人は床付近にいるので、そのままの状態では寒さを解消することができず、暖房の設定温度を上げるというスパイラルに。そこで活用してもらいたいのが、サーキュレーターです。
サーキュレーターを上向きにして稼動させることで、天井付近に溜まっている暖かい空気が下へと降りてきます。そうすれば、設定温度が20度であっても暖かさを感じることができるため、27度・28度にまで上げる必要がなくなるのです。自宅にサーキュレーターがないという人は、扇風機を活用してもOK。とにかく、上に溜まっている暖かい空気を下に降ろすことが、設定温度を下げるためのポイントです。
・加湿器を稼働させて部屋の湿度を上げる
冬の寒い時期は、乾燥対策も行なっておきたいもの。暖房を使用することで部屋の空気が乾燥するので、加湿器などを利用して意識的に湿度を上げておきましょう。
実は、湿度と人の体感温度は切っても切れない関係にあるのを知っていましたか?日本の冬は、気温・湿度ともに低いのが特徴。気温が10度を超えるときには湿度が上がると暑く感じるのですが、気温が10度下回ると湿度が低くなるほど寒さを感じるという研究結果が発表されています。
また外が乾燥していると、体から出た汗の蒸発も盛んになるため、より寒さを感じやすくなる結果に。目安となる湿度は、「50%」。50%の湿度をキープすると、体感温度が上がるのはもちろん、ウイルスの飛散や肌の乾燥なども防ぐことができるため、冬は意識的に加湿することをおすすめします。

設定温度を下げて快適に冬を過ごそう

暖房の設定温度を下げるのは、なかなか勇気がいることのように感じます。しかし工夫を凝らせば、環境省で推奨されている「20度」の設定温度まで下げるのは無理なことではありません。
寒さとうまく付き合いながら、エコを意識した冬を過ごせるといいですね。

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