コスメ好きの女性の中には、「購入したものの、結局使わない化粧品が家にたくさんある」という人もいるのではないでしょうか。このような使わなくなった化粧品は、いつ、どう処分するべきか迷いますよね。中には、もったいないからず何年も保管したままという人も少なくないでしょう。
そんなお悩みの解決策として今注目なのが、使わなくなった化粧品を絵の具に変えられるという、「SminkArt(スミンクアート)」です。一体どういうものなのか、その全貌をご紹介しましょう。
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色味が気に入って買ったけどあまり使わなかったものや、限定品やコフレなどでつい購入したものなど、持っているけど出番のない化粧品は意外と多いはず。そうした「使わない化粧品」を、捨てるのではなく絵の具として再利用できるのが「SminkArt(スミンクアート)」です。
化粧品には油の被膜があるため、通常は粉末にしても水には溶けません。ところがSminkArtでは「Magic Water(マジックウォーター)」という特殊な液体を混ぜることで、化粧品を水に溶ける絵の具に変えられるのが特徴です。SminkArtで作った絵の具は普通の絵の具と同じように、水に混ぜていろんなものに絵を描くのに使えます。
化粧品は彩りも綺麗なものが多いうえ、キラキラとしたラメ入りのものも少なくありませんよね。中には、季節限定の絶妙なカラーなどもあります。そのため化粧品から作る絵の具は、普通の絵の具とはひと味違うオリジナルのカラーバリエーションを楽しめるのが大きな魅力です。誰かからのプレゼントなど、思い入れがあって捨てられない化粧品を絵の具として使って、絵などの別の形にして残すのもいいかもしれませんね。
SminkArtで絵具を作る工程は、とても簡単。必要なものや手順をご説明しましょう。
【準備するもの】
・アイシャドウやチーク、ファンデーションなど、要らなくなった粉末状の化粧品
・Magic Water
・パレット
・スポイト
・絵の具を混ぜる道具
【SminkArtの手順】
1.お好みの化粧品を砕いて粉末にする。
2.Magic Waterをスポイトに入れ、パレットのうえで1の化粧品粉末と混ぜる。
3.分量を調整しながら、ポッテリとした絵の具のような質感になるまで混ぜれば絵の具の完成。
できた絵の具は、水またはMagic Waterで伸ばして、普通の絵の具と同じように使えます。画用紙はもちろん、布やアクリル板などにも使用可能。さらに絵の具を乾燥させて砕けば、UVレジンにも混ぜ込めます。オリジナルカラーのUVレジンを使って、自分だけのアクセサリーやスマホケースなどを作るのも楽しそうですね。
ちなみにSminkArtでは、必要なものが全部揃う、便利なキットアイテムも販売されています。おうちで過ごす時間が増え「家の中でできる趣味がないかな」と思っている人は、キットを揃えてSminkArtを使ったアートに挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
「不要な化粧品はないけど、興味がある」という人には、SminkArtからオリジナルの絵の具も出ています。こちらももちろん、原料は化粧品。しかも、大手化粧品企業が化粧品を製造する過程で出る廃棄品を使用しています。本当なら捨てられるはずの大量の化粧品を絵の具に作り変えることで、エコにもつながっているのです。
そもそもSminkArtの発案者は、化粧品の研究開発に従事していたそう。その中で日々廃棄される化粧品を見て、「何か有効利用して、新たな楽しみにできるのでは」と考えたのがきっかけで、SminkArtが生まれたといいます。まだ使えるのにもったいないという想いから、SminkArtは生まれたのですね。
自宅で眠っていた化粧品が、色鮮やかな絵の具として生まれ変わるSminkArt。絵を描くのが好きな人はもちろん、新しい趣味を探している人も、その色彩の美しさにきっと魅了されるはずですよ。エコにもつながる趣味なので、興味のある人はぜひ挑戦してみてくださいね。
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