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リフィル処方箋って知ってる?上手に活用して医療費削減

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2022.5.27

2022年4月に始まった「リフィル処方箋」。リフィル(Refill)とは、英語で「補充」を表し、医師の定めた期間内であれば、病院を受診しなくても繰り返し使用できる処方箋のことです。長期間同じ症状で、同じ薬の処方を受けている人は、できるだけ病院の受診頻度を減らしたいですよね。まずは、4月以降にもらった処方箋をチェックしてみましょう。3月以前のものとの違いに気づくはずです。 今回は、リフィル処方箋とはどんなものか、使い方や注意点などを紹介します。病院での待ち時間が長い、医療費がかかると悩んでいる人は必見ですよ。

リフィル処方箋とは?

2022年度、診療報酬改定で「症状が安定している患者について、医師及び薬剤師の適切な連携の下、一定期間内に処方箋を反復利用できる」リフィル処方箋が導入されました。リフィル処方箋は、投薬期間が明記され、「リフィル可」にチェックが入っている処方箋で、3回を上限に反復利用することができるもの。リフィル処方箋を発行してもらうためには、まず医師の診察を受け、いつもと同じ薬を処方されれば、リフィル処方箋について相談してみましょう。

リフィル処方箋のメリット

リフィル処方箋を使うメリットについて見ていきましょう。慢性的な疾患で、毎回同じ薬の処方なのに、病院を受診しなければならないのは大変ですよね。処方箋をもらうためだけに病院に行っている人もいるかもしれません。リフィル処方箋を発行してもらえば、病院を受診する回数を減らすことができます。そのため、医療費の削減はもちろん、病院での待ち時間もなくすことができます。
また、内科と皮膚科など複数の医療機関に通院している場合、これまでは病院の近くにある薬局にそれぞれ処方箋を持って行っていたかもしれません。しかし、リフィル処方箋を発行してもらえば、薬局だけに行けばよいので、薬局を1ヵ所に決めやすくなるでしょう。かかりつけ薬局を決めたら、毎回同じ薬局にリフィル処方箋を持って行くことで、薬の管理もしやすくなります。飲み忘れや、体調の変化などにも気づきやすくなるでしょう。

リフィル処方箋の使い方・注意点

次にリフィル処方箋の使い方や注意点を見ていきます。

・リフィル処方箋の使い方
リフィル処方箋を発行してもらえたら、薬局に持っていきましょう。リフィル処方箋は、2回目以降も同じものを使用します。1回目使用時に、薬剤師が次回調剤予定日を記入してくれます。記入してもらった日付の前後1週間以内に、リフィル処方箋を持って薬局に行きましょう。2回目も同じ流れです。3回の使用回数が終わったら、リフィル処方箋は、薬局で回収されます。リフィル処方箋を使用する場合は、なくさないよう大切に保管しておくことが重要です。

・リフィル処方箋の注意点
リフィル処方箋は、新薬や劇薬、麻薬、向精神薬などと湿布薬は対象外です。また、病態が安定していない場合は、リフィル処方箋を希望していても発行することはできません。
リフィル処方の薬と対象外の薬は同時に処方してもらえますが、処方箋が2枚に分けられます。リフィル処方される薬が複数種類あるとき、処方する期間や使用上限回数が異なるときにも、処方箋が分けられます。
通院回数は減っても、薬を取りに薬局へ行く回数が増える可能性があるので注意が必要です。
リフィル処方箋は安定している方に対して発行されるもの。リフィル処方箋を使用している期間中に体調に異変を感じたら、すぐにかかりつけ薬局に相談しましょう。

まとめ

リフィル処方箋とはどんなものか、メリットや使い方、注意点などを紹介しました。慢性的な疾患を抱えている人は、かかりつけ医でリフィル処方箋について相談してみるとよいでしょう。通院時の交通費や、病院での待ち時間も節約・短縮できるはずです。

記事を作成・監修したマイスター

shipi

FP技能検定3級、整理収納アドバイザー2級

shipi

働く車が大好きな2歳の男の子を育てる転勤族ママです。趣味は、カフェ巡りや旅行など。お家時間が増えた最近、整理収納アドバイザーの資格を取りました。

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