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眠っている古着が子どもの命を救う?!古着deワクチンとは?

SDGs
2022.6.27

断捨離や引っ越しなどで着なくなった衣類が大量に発生し、処分に困った経験はありませんか?サイズアウトしてしまった子ども服や、好みが変わって着なくなってしまった服など、売るほどではないけれど捨てるにはもったいない服ってありますよね。
このような服を有料で寄付することで、世界の子どもたちにワクチンを届け、さらに社会貢献にも役立てられる取り組みが「古着deワクチン」です。今回は、この取り組みについて紹介します。

「古着deワクチン」って?

「古着deワクチン」とは、家にある古着などを開発途上国へ輸出し、現地で選別・販売し再利用する取り組みです。それだけでなく「古着deワクチン」を利用することで、NPO法人を通じてミャンマーなどの開発途上国の子どもたちにワクチンが届けられます。
利用するには有料の回収袋を購入し、その袋に古着を詰めて送るだけなので簡単です。
「自分にとって不要になった衣類でも、まだ使えるものをただ捨てるのはなんだか罪悪感が…」と思い、なかなか処分できずに溜まってしまいがちな衣類。
「古着deワクチン」を利用することで、家で眠っている衣類の有効活用につながり、さらにワクチンで海外支援にも貢献できます。

古着deワクチンを利用するには?

申し込みから発送まですべて自宅で簡単にできます。

1.ホームページ、電話から、専用回収キット(3,300円/税込)を購入する。
2.専用回収キットが届いたら、不要になった衣類などを詰め込む。
3.希望の日時で集荷依頼をし、集荷業者が来たら渡す。

手続きは3ステップで完了です!

衣類は夏物や冬物、性別や年齢は問わずハンドメイドのものでもOK。衣類だけでなく、帽子やネクタイなどの服飾雑貨も対象です。
専用回収キットは、薄手の衣類なら100枚ほど入る丈夫な袋で、なんと30kgまで送ることができます!一度に大量に送れるので、断捨離などで出た不要な服を無駄なく一気に処分することも可能です。

≪発送できるもの≫
●衣類全般
・スーツ
・スキーウェア
・和服(着物)
・スタイ
・おくるみ など

●服飾雑貨全般
・バック(ランドセルもOK)
・靴
・ハンカチやハンドタオル
・帽子
・アクセサリー など

≪発送できないもの≫
・下着、肌着類
・水着
・ハンドタオルより大きいサイズのタオル
・ぬいぐるみやおもちゃ
・抱っこひも など

ほとんどの衣類は送ることができますが、ハンカチサイズはOKでも大きめのタオルはダメなどの違いもあるので、注意が必要です。

古着deワクチンを利用することでこんな効果が!

「古着deワクチン」の取り組みは、どのような効果をもたらしているのでしょうか?

・衣類の再利用で就労支援
開発途上国に輸出された衣類などは、現地の方たちによって選別・販売作業が行われます。選別・販売作業を通し、現地の方の雇用が生まれるのです。
このほか専用回収キットの製造や封入・発送は福祉作業所ですることにより、障がい者の方の雇用にも繋がっています。

・ワクチン寄付で子どもの命が救える
専用回収キット1口の申し込みにつき5人分のポリオワクチンが、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」を通じて開発途上国の子どもたちに届けられます。
また専用回収キット購入後、口コミを投稿するとさらにワクチン1人分が追加で寄付されるサービスも。

・「捨てる」のではなく「役立てる」に変えられる
たとえば遺品整理などで思い入れのある衣類などは、処分することをためらってしまうこともありますよね。この取り組みなら、単純に捨てるだけではなく、必要としている人に販売することで再利用になり、人のために役立ちます。思い出のある衣類も誰かの役に立てると思うと手放しやすいかもしれません。

まとめ

今回紹介した「古着deワクチン」は、無料で衣類の回収や寄付をする取り組みではありません。しかし専用回収キットを購入し発送することで、衣類の再利用だけでなく、さまざまな支援につながります。社会貢献と聞くとハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、この取り組みは古着を袋に詰めて送るだけなので、手軽に社会貢献ができるのも魅力ですね。機会があれば利用してみてください。

記事を作成・監修したマイスター

amo

amo

3人の子どもを育てるママライター。狭小住宅に住んでいるため、物欲と闘いながらも極力無駄な買い物をしないよう心がけています。スッキリした部屋に憧れ、思い立ったらプチ断捨離!を実行中です。

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