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節水節約！洗濯洗剤の代わりに使えるマグネシウム粒とは

SDGs

2022.7.27

洗濯物と一緒に洗うだけで汚れが落ちる「マグネシウム粒」。テレビ番組やSNSでも多く紹介され、知っている方も多いと思います。かくいう私も、マグネシウム粒を使い始めて約2年。妊娠をきっかけに子どもの肌にも優しい洗濯用洗剤はないかと探している時に出会いました。本記事では、マグネシウム粒を使ってみて感じた魅力や、洗濯の仕方を詳しく解説します。最後にはおすすめ商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

INDEX

1 マグネシウム粒で汚れが落ちる理由は？
2 マグネシウム粒の使い方
3 洗濯マグネシウムおすすめ3選
4 マグネシウム粒で楽にエシカル消費に貢献しよう

マグネシウム粒で汚れが落ちる理由は？

マグネシウムで汚れが落ちる理由は、水との化学反応によるもの。
洗濯層に溜めた水にマグネシウム粒を入れると、反応してアルカリイオン水に変化します。アルカリイオン水は、油脂分やたんぱく質を分解する働きをするため、汚れが落ちるというカラクリ。さらに、カビや生乾き臭の防止にも効果があるという優れものなのです。

・洗剤とどう違うの？
洗剤を使っても同じ効果が得られそうですが、大きく違う点があります。それは、洗濯と同時に洗濯層やホースの汚れまで取り除いてくれるところ。洗濯に使った水はアルカリイオン水なので、排水しても環境に影響はありません。さらに、役目を終えたマグネシウムは自然に返せるというエコなメリットも。

・魅力は？
マグネシウム粒の魅力はエコなうえに経済的なこと。洗剤を買わなくて済むため節約になります。また「洗濯したいのに洗剤がない！」と困ることもありません。さらに赤ちゃんと大人の洗濯物を分ける手間が省けるのも、出産直後の私にとっては嬉しいポイントでした。分ける必要がなくなった今でも、引き続き使っています。エシカル消費に貢献できている点も使い続ける理由のひとつです。

マグネシウム粒の使い方

マグネシウム粒を洗濯に使う時は、小さい洗濯ネットなどにマグネシウム粒を適量入れてから衣類と一緒に洗濯機へ入れるだけ。マグネシウム粒は洗濯物の量によって使う量が変わるため、洗濯物に対するマグネシウム粒の適切な量を守ることが大切です。洗濯に対してマグネシウム粒が少なすぎるとせっかくの効果を発揮できなくなってしまうので、以下の使用量を参考にしてくださいね。

洗濯物5kg…約100g
洗濯物7kg…約150g
洗濯物9kg…約200g

・洗濯のコツ
マグネシウム粒を使った洗濯のコツは、洗い時間を15分以上に設定すること。
洗濯槽に溜めた水をアルカリイオン水にするには、十分な洗い時間が必要なので、「時短コース」などはしないようにしてください。時短できないのはデメリットに感じるかもしれませんが、逆にすすぎが1回で済むメリットもあり、節水になりますよ。

洗いが終わったら、脱水後にマグネシウム粒を衣類と一緒に干すだけ。特に陽に当てる必要はなく、室内干しでもかまいません。

さらに、マグネシウム粒は約300回繰り返し使えるというから驚きです。毎日1回洗濯するとしても、10カ月ほど洗剤を買わなくて済みます。しかし、使っていくうちに酸化するため定期的なお手入れが必要です。

やり方は、お湯にクエン酸または酢を入れて溶かしたらマグネシウム粒をネットごと入れるだけ。シュワシュワとしたら汚れが取れている証拠です。最後にきれいな水で洗いましょう。1カ月に1回を目安にお手入れすると、効果を保ちやすくなりますよ。

・節約するなら自作の洗濯マグネシウムがおすすめ！
市販の洗濯用マグネシウム粒の商品はたくさんありますが、自作の洗濯マグネシウムはコスパが良く、節約したい方におすすめです。使用するのはペレットタイプのマグネシウム粒と100円ショップなどに売っている小さめの洗濯ネット。マグネシウム粒は純度99.9%以上がおすすめです。その際、100gずつに分けて作ると、洗濯物の量によって調整しやすいため便利。市販品が100gで2000円ほどなのに対し、ペレットタイプは100g500円ほどなので、かなり節約になりますよ。