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プラスチックの何が問題?誰でもわかるように解説

SDGs
2022.5.25

ストローがプラスチックから紙製品に変わった事や、レジ袋が有料化された事で、ふんわりとプラスチックの何かが問題なんだろうなと深く事情を知らない方もいらっしゃるかと思います。

今回はプラスチックの何が問題になっているのか、できるかぎり誰でもわかるように解説していきます。

ガス問題

煙突から煙
1つ目の問題として、地球温暖化に影響している二酸化炭素やメタンを発生させる事があげられます。

二酸化炭素はプラスチックを燃やす際に発生します。プラスチックを分別せずに可燃ゴミとして処分してしまうとゴミ処分場で焼却され、二酸化炭素を発生させてしまうでしょう。

実は正しく分別したとしても二酸化炭素がゼロになるわけでは無く、結局はプラスチックゴミの7割は燃やされます。(燃やす際の熱をエネルギーとして再利用します)

そのため、二酸化炭素の発生を抑えられるプラスチックや燃やさずに再利用できるプラスチック等の研究が進んでいますね。

メタンはプラスチックが太陽の光を受けて、劣化していく事で発生します。メタンはメタンと二酸化炭素が同じ量あった場合はメタンの方が地球温暖化への影響が大きいと言われています。メタンに対する対策も今後必要となってくるでしょう。

 

資源が有限である問題

海上の石油掘削機
2つ目は数に限りがあるという問題になります。

プラスチックは石油等からできていますが、それらの資源は有限なので、無駄にプラスチックを消費し続ければ資源が枯渇してしまうと問題視されています。

ストローのように使い捨てで使われるようなプラスチック製品は今後別の製品に変わっていくかもしれませんね。

 

海への汚染問題

海中にゴミが散乱している
3つ目の問題ですが、こちらが最も重大な問題とされている、海への汚染問題になります。

海に流れてしまったプラスチックゴミは海洋生物に大きなダメージを与えており、実際に、魚、クジラ、カメ、海鳥の体内化からプラスチックが出てきているという報告もあります。

ウミガメの鼻にストローがささっている痛々しい画像が有名ですね。

このままでは2050年までに魚の重量よりもプラスチックごみの重量の方が海洋を占めるとも言われているほど、その深刻さがうかがえますね。

プラスチックは性質上、自然上で細かくなる事はあっても完全に分解される事はありません。そのため、海に流れてしまえば何百年も海にとどまる事になります。

プラスチック製品を減らしていく事で改善はされるのですが、そもそも、プラスチックゴミが海や川に流れないような対策も必要でしょう。もちろんゴミのポイ捨ては言語道断ですね。

以上がプラスチックが抱える問題3つでした。
プラスチックそのものが悪というよりは消費の仕方、処分の仕方に問題がある所もあるので筆者もマイバックを持参するなどで出来る事をやっていきたいですね。


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