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防災グッズはじめの一歩♪処分に困っていたモノも防災グッズになる?

SDGs
2021.7.26

防災グッズの準備、どれくらいされていますか?災害の発生率が低い地域に住んでいると、準備しておいた方がよいとは分かっていても後回しにしがちですよね。また、いざ準備しようと思うと、何からしたらよいのか分からない・・・ということも。この記事では初めて防災グッズを準備する時のポイントや、使わなくなったアイテムで防災グッズに再利用できるものを紹介します。最初から完璧を目指さず、出来ることからひとつずつ始めてみましょう。

防災準備のポイント

頭のどこかでは「しておかなきゃ・・・」と思っている災害への備え。でも、「何を準備したらよいのかわからない」と第一歩が踏み出せない人も多いのではないでしょうか。ここでは3つのポイントをお伝えします。

・はじめから完璧を目指さない
災害への備えを始めるとき「せっかくするなら完璧にしたい!」と思うかもしれませんが、はじめから完璧を目指すのはNG!なぜなら、完璧を目指そうとすることで、なかなか準備を始められないからです。そもそも災害への備えというのは、100%完璧ということはないのです。今何も備えをしていないなら、100%を目指すのではなく、0%の状態をすぐに脱出することを考えましょう。

・避難用と備蓄を分ける
何から準備を始めたらよいか分からないとき、混同しがちなのが「避難用のグッズ」と「備蓄」です。災害発生時、すぐにその場から避難する場合の避難用グッズは、両手が空くようにリュックにまとめます。中身は重くならないように、最低限の量にしておくことが大切です。
備蓄とは、災害が発生しても自宅で過ごす場合のための備えです。ライフラインや物流がストップしても数日間過ごせるよう、ペットボトルの飲料水や食料など必要に応じて準備しましょう。

・ローリングストックを心がける
防災グッズは専用のものが多く販売されていますが、ずっと備えを続けることを考えるとローリングストックがおすすめです。ローリングストックとは、普段飲んだり食べたりしているものを多めにストックして、災害時の備蓄として活用することです。専用のものを買うのに比べ価格も安いので経済的負担が軽くてすみます。また、普段口にしている食べ物は災害時にきっと安心感を与えてくれるでしょう。

処分に困っているモノを活用

防災グッズを揃えるときに意識したいことのひとつが、家にあるもので揃えることです。処分に困っているものを防災用として使うことでエコにもつながり、ただ置いてあるより有効活用できます。3つほど例を挙げますので、他にも防災グッズとして使えそうなものがないか、探してみてくださいね。

・メガネ
作り替えて不要になったメガネ、壊れている訳ではないなら処分しにくいですよね。度が少し合っていないかもしれませんが、避難用のリュックに入れておきましょう。就寝時に災害が発生して慌てて逃げたとき、メガネをかけるのを忘れるかもしれません。度が合っていなくても、全くないよりは随分助かるはずです。

・スリッパ
旅先から持ち帰ったスリッパや、傷んで買い替えたスリッパはありませんか?慌てて家から飛び出して避難するような災害や、玄関から避難できない場合は裸足かもしれませんよね。そんなとき、スリッパが役に立つはずです。

・靴下
「子どもの靴下を多めにストックしていたらサイズアウトした」という場合も避難用のリュックに入れておきましょう。豪雨災害の場合、避難所に行くまでにおそらく靴下はびしょ濡れです。靴下を履き替えることで、冷えや不快感を解消できます。

+αは地域に合わせたグッズを



・地域により発生頻度が高い災害が異なる
住んでいる地域によって、発生する頻度が高い災害の種類が異なります。例えば、地震が多い地域や大きな地震の発生が予測されている地域。その他、土砂災害警戒区域に入っている地域などもあります。自分の住んでいるところが一度どんな災害が起こりやすい地域なのか、確認することをおすすめします。

・+αするなら災害に合わせたグッズを
防災グッズのリストは、さまざまなサイトや行政が発行する冊子に載っています。+αで準備するなら、自分が住んでいる地域で起こりやすい災害に合わせたものにしましょう。雨の中避難することが想定されるならレインコートを入れるなど、災害に合わせた工夫が必要です。

・あれもこれも・・・と入れ過ぎ注意!
災害発生時に家から持ち出すリュックには、必要最低限のものを入れておきましょう。被災した時のことを想像すると色々入れたくなりますが、負担なく持ち出せることが最優先です。

防災グッズはじめの一歩はスモールステップで

「災害への備えをしておこう!」と決心をしたときに、はじめから完璧を目指さないことが大切です。リストアップしたり情報を集めたりしているその時にも、災害は起こるかもしれません。完璧を目指すよりも、何もしていない状態から少しでも備えをしている状態へ、一歩進んでみましょう!

記事を作成・監修したマイスター

井手本亜希

マスターライフオーガナイザー®、整理収納アドバイザー1級、キッズ作文トレーナー

井手本亜希

元・汚部屋住人で片づけのプロ。 幾度となくリバウンドを繰り返したのち、思考と空間の整理のプロ「ライフオーガナイザー」になりました。 思い出大好きタイプで今でも家にモノは多いですが、とても快適な空間で暮らしています。 片づけられなかった経験や狭いアパート暮らしの工夫などを元に、暮らしに役立つエコ情報をお伝えしたいと思います。

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