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コンポストで作るエコ堆肥!ゴミの減量やガーデニングに

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2019.11.7

「毎日出る生ゴミの量が気になる」そんな人に注目してほしいのが、“コンポストで作るエコ堆肥”です。エコ堆肥はガーデニングに使うこともできるので、家庭から出る生ゴミを減らしながらガーデニングにかかるコストカットも叶います。今回のテーマは、コンポストで作るエコ堆肥。
「コンポストって臭いが気になりそう」「いい堆肥にするための使い方ってある?」そんな人に向けた注意点や使い方のコツもチェックしていきますよ。

コンポストってどんなもの?

コンポストとは、微生物の働きで有機物を分解して堆肥をつくる処理方法のこと。処理するときに使う容器はコンポスターと呼ばれます。
コンポストには、段ボール式や密閉式、土中式などいろんな種類があります。それぞれメリットやデメリットが異なりますが、家庭で挑戦するなら段ボール式がおすすめ。段ボール式には、庭がなくてもベランダに設置できる、コンポスターを手作りできる、などのメリットがあります。必要な材料は、段ボール箱、土、発酵を促すための米ぬかやくん炭の3つ。初心者向けに必要な材料が一式セットになったキットも販売されていますよ。

コンポストに挑戦する前に!知っておきたい注意点

コンポストに挑戦する前にまず知っておきたいのが、コンポスターに入れていいものと避けるべきもののこと。たとえばご飯や野菜、肉類、魚類、麺など一般的に家庭から出る生ゴミは基本的にはOKです。しかし、同じ野菜でも皮が硬いもの、生米、魚の骨などはコンポスターに入れても分解されにくく不向きと言えます。さらに腐った生ゴミや爪楊枝などが入っていると、分解できなくなるので注意が必要です。
コンポスターに入れる生ゴミは、“微生物が分解できるもの”を使うことがポイント。エコ堆肥を作る過程で悪臭や虫が発生するのを防ぐために、コンポスターに入れる前に生ゴミの内容を確認するようにしましょう。

良質なエコ堆肥を作るための上手な使い方

コンポストを上手に使うには、手順ごとのポイントを事前に押さえておくことが大切です。
最初に行う生ゴミの下処理は、水気をしっかり切ってからコンポスターに入れるのがポイント。水気が多いと悪臭が発生しやすくなるので、なるべく水気を切ることを心がけましょう。このとき、生ゴミが古くなる前に細かく切って処理しておくこともポイントになります。
生ゴミの下処理が終わったら、コンポスターに入れていきます。コンポスターの中に生ゴミを入れたら、水分の状態を確かめましょう。目安は、土と生ゴミを軽く混ぜて手で触ったときに、しっとりしている程度。あまりカラカラだと堆肥化がうまく進まないので、乾いていると感じたら水道水を足します。 次に、生ゴミの上に土をかぶせていきます。土の量は、生ゴミよりも少ない量が目安です。コンポスター内の水分が多いと感じたときは、土の量を増やしてもOK。土をかぶせて生ゴミの臭いを防ぎます。
コンポスターの中で生ゴミと土を重ねていくと堆肥の発酵が進みますが、中身をかき混ぜると効率アップが期待できます。新しい生ゴミを入れるたびに手順を繰り返し、コンポスター内がいっぱいになったら1~2ヶ月放置しましょう。放置している間も半月に1回を目安に中身をかき混ぜると、発酵の効率が上がって良質なエコ堆肥が完成します。

家庭でできるエコ活動のひとつとして

コンポストには手間と時間がかかりますが、きちんと手入れすることで生ゴミをエコな資源に変えることができます。自分で作ったエコ堆肥で花や野菜を育てるところまでできたときの達成感は、きっと大きいでしょう。「環境にやさしい活動って自分にできるかな?」そう思ったらぜひエコ堆肥作りに挑戦してみてくださいね。

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