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暮らしの豆知識
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サステナブルな生活にシフト!洗剤なし生活にトライ

SDGs
2020.12.18

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食器洗剤や洗濯洗剤、シャンプー、ハンドソープなど、日々の暮らしの中で洗剤を必需品だと考えている人も多いもの。しかし、家庭から排出される洗剤の量は多く、環境の負担となっていることは言うまでもありません。
サステナブルな暮らしを意識する人たちの間では、生活の中から洗剤を排除している人が増えてきているのをご存知ですか。今回は、初心者でも簡単にトライできる洗剤なし生活をご紹介します。地球を守るためにも、洗剤なし生活にトライしてみませんか?

米ぬかとへちまタワシで台所洗剤をなくす

キッチンのシンクに台所用洗剤があるのは、ごく一般的な光景です。普段何気なく使用している台所用洗剤には、ほとんどのものに界面活性剤が含まれており、中には人の健康や生態系に有害だと認められているものも。日本国内には自分の家から流れ出る洗剤類がダイレクトに自分の暮らしに返ってくるところもあり、そういった地域では洗剤の量を減らすorなくす工夫を行っています。

台所洗剤をなくす手段としておすすめなのが、「米ぬか」と「へちまタワシ」を使う方法。洗剤を使わないと落ちないような印象のある油汚れも、米ぬかがあればすっきりキレイに落とすことができます。使い方もすごく簡単。油でギトギトに汚れたお皿に、直接米ぬかを振りかけて汚れとなじませるだけです。
そのまましばらく置くと、米ぬかが油汚れを吸着してしっとりとしてきます。米ぬかが全体的にしっとりしてきたら、あとは水で流すだけ。米ぬかにはニオイを吸着するような効果も期待できるため、食器に残った汚れによるニオイもしっかり対策できます。

また、米ぬかはビタミンEやフェルラ酸などの保湿成分をたっぷり含んでいるため、食器洗いによる手荒れの心配もなし。汚れがしっかり落とせてお肌も荒れないという、一石二鳥なアイテムなのです。
米ぬかを使うほどではない軽い汚れには、へちまタワシを使うのが効果的。ヘチマの繊維100%のへちまタワシなら、食器についた汚れをすっきりと落とすことができます。天然のものなので、使ったあとはそのまま土に還すことができ、プラゴミ削減にも貢献できるシロモノです。

マグネシウム洗濯で洗濯洗剤をなくす

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洗剤が合わずに皮膚が荒れた経験のある人や、デリケートなお肌の赤ちゃんには、なるべく体に負担の少ない洗剤を使いたいものですよね。近ごろ注目を集めているのが、洗濯洗剤や柔軟剤を使わない「マグネシウム洗濯」です。

マグネシウム洗濯とは、水とマグネシウムの力だけで洗濯を行う方法のこと。純度の高いマグネシウムと水が触れ合うと、水素が発生して水が“アルカリイオン水”に変化します。水素とイオンの力は、洗濯洗剤と同じような洗浄力に匹敵するため、界面活性剤が配合されているような洗剤を使わずとも、衣類の汚れをすっきりと落とすことができるのです。

マグネシウム洗濯なら、洗剤を使う必要がないため排水に科学的な物質が混ざる心配もありません。使っているものはマグネシウムと水だけなので、皮膚が弱い人の衣類や赤ちゃんの衣類も安心して洗うことができます。

湯シャンでシャンプーをなくす

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毎日使用しているシャンプーも、環境に負担をかける合成洗剤の一種です。近ごろは「ノンシリコン」という表記をしているものもありますが、界面活性剤を完全に除去しているものは少ないのが事実。海や川に排出されても分解できない(分解するまでにかなりの時間を要する)ため、環境に負担を与えてしまいます。

シャンプーは頭皮に必要な油分まで落としてしまうケースが多く、頭皮の乾燥や髪のパサつきがシャンプーによって引き起こされていることも珍しくありません。環境にも髪にもいい方法でシャンプーするなら、「湯シャン」が一番だと言えます。

「湯シャン」とは、その言葉の通りお湯だけでシャンプーをすること。合成洗剤である液体シャンプーを使用せず、お湯だけで頭皮と髪の汚れを落とすことで、家庭からの排水をきれいにできるだけでなく頭皮環境の改善も見込めるのです。
髪を濡らす前にしっかりとブラッシングして汚れを浮かしておけば、お湯だけでもじゅうぶんに汚れを落とすことができます。髪にシャンプーのような良い香りをつけたい場合は、ナチュラルな成分でできたヘアフレグランスなどを毛先に少しつけると、ニオイ対策もできるのでおすすめです。

一気じゃなくてもOK!徐々に洗剤を減らしていこう

今は普通に生活できていたとしても、今のままの生活を続けていると、自分の子どもやそのまた子どもが生活をする環境はどうなっているかわかりません。未来の地球を守るためにも、できることから少しずつ始めて、洗剤のない生活を目指していきたいものです。

記事を作成・監修したマイスター

vbbaka
体を動かすことが大好きな、30代2児の母。毎日夕方に、子どもたちとトレーニングをするのが日課。身近にある“エコ”に目を向けて、楽しく読める記事をお届けします。

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